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プリンターの処分方法6選|無料で捨てる条件・費用・何ゴミかを解説

2022.01.19

2026.10.16

本記事では、プリンターの処分方法を紹介します。

家庭で使ったプリンターは、自治体の分別収集や量販店の引き取りなどで処分できます。ただし、無料回収にはサイズや同梱の条件があり、事業で使ったものは家庭ごみに出せません。

結論は以下の通りです。

  • 【小型なら】自治体の指定区分で出す
  • 【粗大ごみなら】予約して有料収集へ
  • 【PCも処分】リネットに同梱で1箱無料
  • 【持ち込み】量販店の有料回収を使う
  • 【使えるなら】買取店で売る・人に譲る
  • 【運べないなら】許可業者に回収を依頼

自治体収集でも指定袋代がかかる地域があり、宅配回収の無料枠にも梱包サイズの上限があります。本記事を読めば、処分先と費用を選び、インクや個人情報の対策を済ませて引き渡せます。

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プリンターは何ゴミ?自治体によって不燃・可燃・粗大ごみに分かれる

家庭用プリンターと業務用複合機

家庭で使ったプリンターは、不燃ごみ・燃やすごみ・小物金属などに分かれ、自治体のサイズ基準を超えると粗大ごみになります。全国一律で不燃ごみではないため、品目名と本体寸法で判断しましょう。

プリンターは小型家電リサイクル法の対象品目です。ただし、対象であっても回収場所や料金は自治体・店舗ごとに異なります。

テレビなどと違い、家電リサイクル券を使う対象ではありません。また、パソコンのメーカー回収にプリンターも含まれるとは限らないため、本体の処分先を選ぶ必要があります。

一都三県の主な自治体の分別・粗大ごみ料金

プリンターの粗大ごみ基準には、最長辺・重量・指定袋に入るかなどの違いがあります。下表は家庭で使用したものの例で、事業で使った機器は対象外です。

(自治体名から各公式ページを開けます)

自治体 通常収集の区分・条件 粗大ごみの戸別収集手数料
東京都世田谷区 最長辺30cm以下は不燃ごみ。30cm超は粗大ごみ 10kg以下400円/10kg超20kg以下900円/20kg超30kg以下1,300円(粗大ごみ受付センターの品目検索・料金案内)
神奈川県横浜市 最長辺50cm未満は燃やすごみ。50cm以上は粗大ごみ 200円
神奈川県川崎市 最長辺30cm未満は小物金属。30cm以上は粗大ごみ 30cm以上50cm未満300円/50cm以上180cm未満600円
埼玉県さいたま市 最長辺90cm未満はもえないごみ。90cm以上2m未満は粗大ごみ 550円
千葉県千葉市 不燃ごみ指定袋に入り、口を結べるものは不燃ごみ。入らないものは粗大ごみ 390円

料金は2026年10月16日時点の公式案内を確認したものです。表は戸別収集の料金で、施設へ持ち込む場合の料金や予約条件は別に定められています。

通常収集でも指定袋代などがかかる場合があります。電池内蔵機種や表の重量・寸法を超える機器は、収集窓口へ型番を伝えて出し方を確認してください。

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家庭用プリンターの処分方法6選と費用・無料になる条件

家庭用インクジェットプリンター

安く処分するなら自治体収集、パソコンも手放すなら宅配回収、買い替えのついでなら量販店への持ち込みが候補です。運べるか・まだ使えるかで選ぶと、方法を絞れます。

無料の対象と追加費用を分けて比較しましょう。金額は税込で、自治体の袋代や運搬費などは別途必要な場合があります。

方法 費用・無料になる条件 向いている人
自治体の分別収集・粗大ごみ 通常収集は地域により無料または袋代等。粗大ごみは前表の手数料 自分で収集場所へ出せる
小型家電回収ボックス 無料で回収する自治体あり。対象品目・投入口の条件付き 小さい機種を持ち込める
リネットジャパンの宅配回収 PC本体を含む1箱は回収無料。PCなし・2箱目以降は1箱1,848円 PCも一緒に処分したい
家電量販店の引き取り エディオン550円・1,100円など。機種・店舗・回収方法で異なる 買い替えや買い物時に持ち込める
買取店・フリマ・譲渡 買い取られれば収入になる。送料・手数料がかかる場合あり 使える機器を再利用してほしい
不用品回収業者 台数・搬出条件・ほかの回収品で見積もり 自分で運べない・まとめて片付けたい

宅配・量販店の料金と受付条件は、以下の各方法で公式ページとあわせて紹介します。

自治体の分別収集・粗大ごみに出す

通常収集のサイズに収まるものは、地域で指定されたごみの日に出せます。粗大ごみなら予約して手数料を納付し、案内された場所へ出すのが基本です。

  1. 本体の寸法・重量を測る
  2. 粗大ごみの収集を申し込む
  3. 案内された方法で手数料を納める
  4. 指定日時・場所に本体を出す

支払いは処理券の購入やオンライン決済など、自治体の案内に従いましょう。室内からの搬出は原則自分で行うため、重い複合機は無理に一人で運ばないでください。

持ち込み処分を選ぶ場合も、事前予約・本人確認・搬入可能な品目を確認する必要があります。

対象になる小型機種は小型家電回収ボックスへ持ち込む

自治体がプリンターを対象にしており、本体が投入口に入る場合は、回収ボックスで処分できることがあります。小型家電なら何でも投入できるわけではない点に注意が必要です。

例えば、さいたま市の回収ボックスは、30cm×15cmの投入口に入る家電製品と付属品を回収しています。入らないプリンターを無理に押し込んだり、ボックスの脇へ置いたりしてはいけません。

一方、世田谷区のボックス回収は指定12品目に限られ、プリンター本体は対象外です。お住まいの自治体の対象品目・投入口・利用時間を見てから持ち込みましょう。

パソコンと一緒ならリネットジャパンの宅配回収を使う

リネットジャパンの宅配回収は、パソコン本体を含む1箱の回収が無料です。プリンターも同じ箱へ入れられますが、プリンターだけの箱は有料になります。

項目 条件・料金
箱のサイズ・重さ 縦・横・高さの合計140cm以内、20kg以内
パソコン本体入りの1箱 回収料金0円
パソコンなし・2箱目以降 1箱1,848円
主な有料オプション パソコンのデータ消去代行「おまかせ安全データ消去サービス」(1台3,498円)、段ボール事前配送など

自分で消去する場合は、申込後に無料のデータ消去ソフトも利用できます。ただし、Mac・一部のWindows・OSを含む全消去には非対応です。

Web等で申し込み、梱包した箱を集荷担当者へ渡します。プリンターとパソコンを別箱にすると両方が無料になるわけではないので、同梱後の重さまで測っておきましょう。

同梱するパソコンも、バックアップとデータ消去が必要です。パソコンの処分方法は、こちらで詳しく解説しています。

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ヤマダデンキ・エディオン・ケーズデンキに引き取ってもらう

家電量販店では、店頭持ち込みによる有料引き取りを利用できます。買い替えれば必ず無料になるわけではないため、通常の回収料金と下取りキャンペーンを区別しましょう。

(店舗名から各公式ページを開けます)

店舗 プリンターの回収料金 主な条件
ヤマダデンキ 店舗係員へ確認 プリンターを小型家電リサイクルとして受付。型番と持ち込み・訪問の希望を伝える
エディオン A4インクジェット・家庭用複合機550円/A3インクジェット複合機1,100円 550円区分は3辺合計120cm以下・10kg以下、1,100円区分は150cm以下・20kg以下など。フランチャイズ店は対象外
ケーズデンキ 1,100円 家庭用製品が対象。業務用や事業活動で使用したものは対象外。引き取りのみの訪問は出張料金が別途必要

2026年10月16日確認。エディオンの公式料金表は2025年2月1日現在の表示です。表の区分に当てはまらないレーザー機などは、店舗へ機種を伝えて料金を問い合わせてください。

充電池の無料回収と、充電式プリンター本体の回収は別です。電池が入っているだけで、本体も無料と判断しないようにしましょう。

店舗別の詳しい利用方法は、以下の記事も参考になります。

使えるプリンターは買取店で売る・フリマで譲る

まだ使えるプリンターは、買取店の査定や個人間の譲渡で手放せます。製造年だけで買取の可否は決まらず、印刷状態・型番・付属品も判断材料です。

ハードオフはプリンターを取扱品目に挙げていますが、状態や種別によって買い取れない場合があります。型番と故障の有無を伝え、持ち込み先の店舗に査定を相談しましょう。

フリマでは、ノズルチェックの結果・エラー表示・インク残量などを写真と説明に残すと、状態を伝えやすくなります。出品者が送料を負担する場合は、手数料と梱包費も引いた手取りで判断してください。

発送時は機種の説明書にある輸送方法に従う必要があります。送料をかけたくない場合は、受け手と合意して近隣で手渡す方法も候補です。

運べない・ほかにも処分品があるなら不用品回収業者に依頼する

自分で搬出できない場合は、搬出を含む回収サービスを利用する方法があります。費用は単品回収・階段作業・ほかの不用品の量などで変わるため、総額の見積もりを取りましょう。

家庭ごみを回収するには、原則として市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可または委託が必要です。環境省の案内でも、産廃業・古物商の許可だけでは回収できないと注意を促しています。

無許可の回収業者に依頼せず、実際に回収する業者が対応地域の許可等を持つか確認してください。料金は、搬出・運搬・処分・追加作業の条件まで書面で確かめると安心です。

粗大ゴミ回収本舗では、一般廃棄物収集運搬業の許可業者と提携しています。回収の可否や対応方法は地域・品目により異なるため、事前にお問い合わせください。

機種・設置場所・ほかの処分品をお知らせいただければ、回収できる品目と料金を事前にお見積もりします。

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プリンターを処分する前にやること

プリンターのインクカートリッジを取り外す様子

引き渡し前に、設定の消去・消耗品の扱い・忘れ物を確認します。電源を切るだけでは設定は消えないので、初期化が必要な機種は先に操作を済ませましょう。

Wi-Fi設定・アドレス帳などを初期化する

ネットワークやファクスに対応する機種は、本体の設定を初期化してから手放します。Wi-Fi接続情報やアドレス帳など、保存内容は機種ごとに異なるため説明書を参照してください。

キヤノンの廃棄・設定リセット案内でも、設定情報の消去を求めています。画面の「設定リセット」などから全設定を消去し、ネットワーク設定だけの消去で十分かも説明書で確かめましょう。

HDDなどを備えた複合機は、保存文書の消去方法も確認する必要があります。処分を依頼する場合でも、データ消去が回収料金に含まれるとは限りません。

インク・トナーは回収先の指定に従って分ける

取り外せるインク・トナーは、処分先の分別・受付条件に従って本体と分けます。ただし、輸送時も必ず外すとは限らないため、売却・宅配では機種の梱包方法を優先してください。

インクカートリッジ里帰りプロジェクトでは、参加メーカーの使用済み純正インクを、回収箱のある郵便局や自治体施設で回収しています。トナー・改造品・著しい破損品は対象外です。

トナーはメーカーの専用回収や、自治体が指定する分別方法を利用しましょう。家庭から出るトナーを全国共通で「産業廃棄物」とすることはできません。

例えば、エプソンEP-885Aシリーズの輸送案内では、インクカートリッジを取り外さないよう指定しています。タンク式のインクも自己判断で抜かず、説明書や受付先の指示に従ってください。

USBメモリ・SDカード・原稿を取り出す

プリンター内の記録媒体と紙の原稿は、初期化とは別に取り出します。初期化しても原稿の置き忘れは防げないため、最後に本体を開けて確認しましょう。

  • USBメモリ・SDカードを抜く
  • 原稿台・自動原稿送りを確認する
  • 給紙・排紙トレーの用紙を取り出す

電源コードやACアダプターも、回収先が一緒に受け取るか確かめてまとめておくと、引き渡しがスムーズです。

充電池を使う機種は電池の扱いを確認する

モバイルプリンターなどに充電池がある場合は、説明書どおりに外せる電池を取り外し、自治体や回収先の指定に従います。取り外せない機種は、電池内蔵であることを受付先に伝えてください。

無理な分解・穴開けは発火の原因になるため、電池を壊して取り出してはいけません。膨張・破損・発熱がある場合も、通常の回収箱へ入れず自治体やメーカーに相談しましょう。

例えば、ケーズデンキの充電池回収は、JBRC会員企業製などの条件があり、膨張・破損した電池は対象外です。本体の回収可否と電池の回収条件を、それぞれ確認する必要があります。

業務用・事業で使ったプリンターとリース品の処分方法

会社・店舗・個人事業で使ったプリンターは、産業廃棄物としての処理が基本です。小さな家庭向け機種でも使用用途で区別し、家庭ごみの収集へ混ぜないでください。

キヤノンの案内も、家庭で使ったものは自治体のルール、業務上使ったものは産業廃棄物として廃棄するよう分けています。

所有している機器は産廃処理業者・メーカーの法人回収へ

自社で所有する機器は、対応する許可を持つ産業廃棄物処理業者や、メーカーの法人向け回収に依頼します。費用は型番・重量・搬出場所・データ消去の有無を伝えて見積もりを取りましょう。

例えば、エプソンの事業系機器回収はパソコン3R推進協会を通じて申し込めます。ブラザーの法人向け回収も、広域認定制度に基づく自社製品の回収を案内しています。

一般の産廃処理業者へ委託する際は、許可の範囲・委託契約・マニフェストも確認しましょう。東京都環境局の委託処理の案内では、書面による契約やマニフェストによる管理を説明しています。

メーカーの認定制度を使う場合は手続きが異なることがあるため、契約時に必要書類まで確かめてください。

リース品はリース会社に返却する

リース中の機器は、処分業者へ渡す前に契約先のリース会社へ返却を相談します。使用者の判断で売却・廃棄しないことが大切です。

リース事業協会も、契約終了物件はリース会社へ返却し、再利用や資源化につなげる仕組みを説明しています。返却時期・搬出費用・データ消去の担当を契約先と決めましょう。

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プリンターは処分先と条件を選び、準備を済ませて手放そう

安く捨てたいなら自治体の分別収集、パソコンも処分するなら同梱で1箱無料の宅配回収、買い替え時なら量販店の引き取りが候補です。使えるものは売却・譲渡を選べます。

本体のサイズ・事業利用・電池の有無によって受付条件は変わります。処分先を決めたら、必要な初期化と忘れ物の確認を済ませ、インク・トナーも指定どおりに扱いましょう。

重くて運べない場合や、ほかの不用品とまとめて片付けたい場合は、粗大ゴミ回収本舗へご相談ください。設置場所や回収品を伺い、搬出を含めた料金を事前にお見積もりします。

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プリンターの処分についてのよくある質問

  • Q壊れて初期化できない場合はどうすればよいですか?

    Aメーカーへ型番と故障状況を伝え、設定情報への対策を相談しましょう。キヤノンは本体操作ができない場合、接続していたルーター側のネットワークキーを変更するよう案内しています。
    これは本体内のデータ消去とは別の対策です。アドレス帳や保存文書が残る機種は、その消去方法もメーカーに相談してください。

  • Qキヤノンなどのメーカーへ本体を送れば処分できますか?

    Aメーカーや窓口によって対象が異なるため、申し込みなしに送らないでください。キヤノンは家庭で使ったプリンターについて、自治体のルールに沿った廃棄を案内しています。
    パソコン・インクの回収制度や、法人向け機器回収を、家庭用プリンター本体にも使えるとは限りません。

  • Q未使用のインクや交換用トナーも一緒に捨てられますか?

    A本体とは別に、未使用品を受け付けるか販売店・メーカー・処分先へ問い合わせましょう。使用済み品向け回収箱が、未使用品や互換品にも対応するとは限りません。
    残液を流しや排水口へ流したり、容器を分解して中身を出したりせず、受付先の指示に従ってください。

  • Q箱や付属のケーブルはどう捨てればよいですか?

    A売却するなら、箱・電源コード・ACアダプターなどをそろえると査定時に状態を伝えやすくなります。処分する場合、段ボール・緩衝材・ケーブルはそれぞれ自治体の分別に従いましょう。
    宅配回収などで本体と付属品を一緒に出せる場合もあるので、受付条件を確かめてから分けてください。

  • Q回収ボックスに入れたプリンターは取り戻せますか?

    A回収ボックスへの投入後は、原則として返却されません。さいたま市や世田谷区も、投入品は返却できない旨を案内しています。
    記録媒体や原稿を入れたまま投入した場合は、すぐに自治体の担当窓口へ連絡してください。取り戻せる保証はないため、投入前の確認が必要です。

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