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石膏ボードの処分方法!個人でも産業廃棄物になるって本当?
- 処分
2024.05.26
本記事では石膏ボードの処分方法について解説しています。
処分費用の目安や産業廃棄物として処分が必要となる理由についてもわかりやすくお伝えしています。
石膏ボードの処分時は危険が伴うこともありますので、ぜひ参考にしてください。
石膏ボードは一般ゴミNG!個人でも産業廃棄物扱い
建物の壁や天井の内装材として使われる石膏ボード、実は一般のゴミとして処分することはできません。
自治体で石膏ボードは「処理困難物」にあたり、専門業者に回収や処分を依頼することなどがアナウンスされています。
一体なぜ一般ゴミに出せないのでしょうか。
まずはその理由から解説します。
個人が使った石膏ボードも産業廃棄物扱い
産業廃棄物というと会社や大工さんが排出した廃棄物をイメージするのが一般的です。
そのため、個人がDIYのために購入して使った石膏ボードのガラなどは該当しないのでは?と思われる方も多いです。
しかし石膏ボードの処分については、プロ・アマ(個人)に関係なく、「産業廃棄物」として廃棄する必要があります。
一般の人がホームセンターで購入し、自分で内装を行うために使用した場合であっても、一般ゴミとしては処分できないのです。
たとえば以下のようなケースにおいても自治体には出せず、すべて「産業廃棄物」として処分・処理が必要になります。
- ホームセンターで自分で購入して使用した石膏ボードの処分
- 知人から少量のみ譲り受けてDIYに使用した石膏ボードの残り
- 古民家のセルフリフォームを行った際に出た石膏ボードのガラ
プロが施工した場合に限らず、誰が使用したケースでも「石膏ボードは産業廃棄物」として扱うのが正解です。
一般ゴミとして処分できない理由
プロ・個人問わず、石膏ボードが一般ゴミとして廃棄できないのには、大きく3つの理由があります。
- 施設での燃焼・破砕による処理や埋め立て処分が困難な素材であること
- 水に濡れることで化学反応を起こし人体に悪影響を与えることがあること
- 90%以上が石膏でできているため、リサイクル可能な貴重な資源であること
石膏ボードは硫酸カルシウムなどを含んだ二水石膏素材と水を混ぜ合わせて作られた建築用内装材です。
防火性が非常に高いためゴミ処理施設で処理するには不向きな上に、水濡れや埋め立て時に有害な硫化水素が発生することがある素材でもあります。
石膏ボードを不適切に処分すると、環境汚染や人体への悪影響を引き起こす可能性があり、濃度の場合は死に至ることもあるのです。
また石膏ボードの状態に応じて、リサイクル資源として活用される場合もあります。
貴重な資源をリサイクルするためにも、一般ゴミとして処分せず適切な手段で回収・処理する必要があるのです。
分類は「ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず」
昔は製造工程で生じた石膏ボードと解体工事や建築現場で排出された石膏ボードは、それぞれ廃棄する際の分類が異なっていました。
しかし現在はどのような状況で排出した石膏ボードも、「ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず」として分類されるルールとなっています。
回収された石膏ボードの多くは、中間処分施設でリサイクルされます。
一部、リサイクルに向かなかった石膏ボードにおいては、「管理型最終処分場」と呼ばれる場所で埋め立て処分することが義務付けられているのです。
硫化水素発生の危険があることから一般的な埋め立て施設では埋め立て処分ができないため、必ず適切なルートで処分する必要があるのです。
石膏ボードの処分方法と処分費用の目安
では家庭で使用した石膏ボードはどのようにして処分するのが望ましいのでしょうか。
いくつか方法がありますので、それぞれ処分方法と処分費用の目安を紹介します。
「産業廃棄物収集運搬」の許可を有する不用品回収業者に依頼
最も手っ取り早く利用できるのが、不用品回収業者に回収と処分を依頼する方法です。
電話1本で自宅まで引き取りに来てくれるほか、室内やガレージなどから石膏ボードをすべて運んでくれるため便利です。
回収した石膏ボードは、産業廃棄物の処理や処分ができる施設などへ引き渡され、適切に処理されるため安心。
ただし回収できるのは、産業廃棄物の回収や運搬を許可された「産業廃棄物収集運搬業者」に限定されます。
許可を受けていない業者では、産業廃棄物に当たる石膏ボードの回収ができないため注意が必要です。
回収処分費用は、石膏ボード10枚程度で1万円~1万5千円ほどが目安。
破砕ずみの石膏ボードを雑袋(ガラ袋)などで回収してもらう場合は、一袋あたり3,000円~10,000円程度が目安となります。
家庭から出る不用品と同時に回収依頼もできるため、引っ越しや空き家処分などに伴う片付けの際にも便利に活用できます。
「産業廃棄物処理業者」に処分を依頼
産業廃棄物の回収や処分の許可を受けている、産業廃棄物処理業者に依頼する方法もあります。
マニフェストの作成から処分まで適切に対応してくれるため、安心して処分を依頼できます。
産業廃棄物処理業者は、石膏ボードのような建築廃材や資材などの回収にkg単価で対応してくれるケースが一般的です。
石膏ボードの処分費用の相場は、新築端材で1kg当たり14円程度、解体端材で1kg当たり30円程度が目安となります。
石膏ボードにクロスなどの付着物がある場合や、ガラにほかの素材が混じっている場合、濡れや汚れがあるは処分費用が高くなります。
石膏ボードの状態 | 処分費用目安 |
---|---|
新築ボード(紙の付着含む/リサイクル可) | 8,000円~10,000円/m3程度 |
解体ボード(リサイクル可) | 11,000円~20,000円/m3程度 |
複合ボード(リサイクル不可) | 18,000円~25,000円/m3程度 |
最終処分場に直接持ち込む
石膏ボードを直接最終処分場へと持ち込んで処分を依頼することも可能です。
持ち込みとなるため運搬収集にかかる費用を抑えて処分できるメリットがあります。
以下のような検索サービスを利用すると、近隣の産廃処理業者や最終処分場の場所を調べることができます。
●産廃処理業者検索さんぱいくん
●産業廃棄物処理業許可行政情報検索システム
ただし一般の個人では産業廃棄物の持ち込みが行えないため注意が必要です。
というのも産業廃棄物の処分を行う際は、必ずマニフェストと呼ばれる書類を作成しなければなりません。
マニフェストを作成できるのは、個人事業主または法人のみとなります。
個人事業主として開業届が提出されていれば、個人名でも処理場へ直接産業廃棄物を持ち込めますが、一般の個人名では受け付けてもらえないのです。
持ち込みの際に使用する車両も、産業廃棄物収集運搬の許可を得ている車両でなければいけません。
「産業廃棄物運搬車両」・「許可番号」・「氏名又は名称」の表示のない車両での持ち込みは不可となるため、この点についても注意が必要です。
マニフェストや車両を誰かに用意してもらうなどの手間や費用を考えると、無理せず業者に回収依頼する方が現実的な手段かもしれません。
石膏ボードを処分する際の注意点
石膏ボードを処分する際には、いくつか知っておくべき注意点があります。
処分費用に大きく関わる部分もありますので、理解を深めておくことをおすすめします。
新築系と解体系で分別・付着物は取り除く
石膏ボードを処分する際は、新築工事で発生した端材などの「新築系」と、解体工事などで発生した「解体系(解体ボード)」に分別して回収されます。
新築系の石膏ボードはクロスや紙が付いた状態でもリサイクル可として回収してもらえます。
しかし解体系の石膏ボードなど金具などの異物が付着している場合は、リサイクルに回せず処分費用がかさんでしまうこともあるのです。
金属系の付着物が付いた状態のままでも回収してもらうことはできます。
とはいえ費用を気にされる場合は、できるだけ異物や付着物は取り除いておいた方がよいでしょう。
水濡れや他の廃棄物と混ると処理費用が高くなる
石膏ボードは、リサイクルできるものとそうでないものとで処分費用に差が出てきます。
リサイクルできないものの方は、リサイクルできる石膏ボードよりも処分費用が高くなってしまうのです。
〇リサイクルしやすい石膏ボード
- 新しいもの
- 新築の建築現場で使われたもの
- 乾いた状態のもの
- 紙クロスが貼られているもの
〇リサイクルしにくいまたはできない石膏ボード
- ミンチ状のもの
- 水に濡れているもの
- ビニール素材が貼られているもの
- カビが生えているもの
- 他の廃棄物と混ざっているもの
業者の処分費用で比較検討する際には、上記の分類をもとに比較するのがよいでしょう。
アスベスト入りの石膏ボードは処分費用が高くなる
古い石膏ボードの中には、アスベストやヒ素、カドミウムなど、人体に有害な物質が含まれているものもあります。
このような石膏ボードは「特別管理産業廃棄物」として扱われ、より厳しい処分基準が求められるものです。
そのため、アスベストなどが含まれた石膏ボードの処分費用は、通常の石膏ボードよりも高くなる傾向にあります。
ただし石膏ボードにアスベストが含まれているかどうかを見分けるのは、素人にはかなり難しいことです。
古い建物から出た石膏ボードを処分する際は、念のためアスベストが含まれている可能性を考慮し、処分費用が割高になることを見込んでおく必要があります。
石膏ボードの処分は「粗大ゴミ回収本舗」へ!
粗大ゴミ回収本舗は、自治体から産業廃棄物収集運搬業許可を受けた事業者です。
石膏ボードを含めた各種建築資材や事業に伴って排出された不用品やゴミなどの収集運搬の許可を得ていますので、安心してお任せください。
運び出しなど負担となる作業や、石膏ボードの分別・分類など面倒な作業もすべてお任せいただけます。
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石膏ボードの回収処分なら、安心の粗大ゴミ回収本舗にご相談ください。
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現場回収レポート
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回収量
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