引越しや、おうちの整理の際に出てくる粗大ゴミ。重くて大きいごみは本当に取り扱いに困ってしまいます。動かそうにも動かせないし、回収してもらうにもお金がかかるという悩みの種です。
粗大ゴミをかたづける方法を上げてみるといくつか考えられますが、最もお得で手間のかからない方法とはいったいどのような方法なのでしょうか。
ここでは、自治体の回収、戸別収集、自分で処分場に持ち込む方法、回収業者を使う方法の4つを比較しながら解説していこうと思います。
記事の目次
自治体の回収:粗大ゴミの処分方法は、住んでいるところで違う!
自治体による粗大ゴミ回収はすべての自治体で行われていますが、基本は有料で、その方法も地域によって様々です。しかしながら、だいたいどこも同じような方法で行っており、大きな違いはありません。
中には春と秋の年2回だけ、ごみ収集場に出してもよい日が決められており、この日だけは引き取りは無料としているところもあるようです。
たいてい、どの自治体でもサイズや重さの決まりがあって、その範囲内に収まるものだけを回収する決まりになっています。回収する粗大ごみの種類としては、ソファ、マットレス、ベッド、食器棚や衣装ケース、ふとん、自転車、ゴルフクラブ、ガスコンロ、ストーブ
などです。
無料で引き取ってくれる自治体は誠にありがたいことで、感謝するべきですが、困るのはたったの年2回だということ。それまでどこかに保管しておかなければならず、引っ越しなどの期日が決まっている場合などでは間に合わない場合も出てきます。
粗大ゴミがいつまでも家の中にあるのって、とてもストレスになるものです。
うっかり収集日を忘れないようにしておかなくてはなりません。
戸別収集:粗大ゴミの個別収集方法のルールも住んでいるところで違う!
最もノーマルな方法が粗大ごみを戸別収集の日に持って行ってもらう方法です。
この戸別収集は基本的に有料の自治体がほとんどです。
全国の自治体はいろいろな方法で粗大ごみの戸別回収をしていますが、ほとんどの自治体では次のような手順で回収を行っています。
- 電話で回収を依頼し予約する。
- あらかじめ聞いた処分料分のシールを地元のお店で購入する。
- シールを粗大ゴミに貼り付ける
- 予約しておいた日時に道路から見える回収可能な場所に粗大ごみを出しておく。
- 指定された日時に自治体のトラックが来て粗大ゴミを回収していく。
1~5までの手順はどこの自治体もだいたい一緒ですが、各自治体で違うのは粗大ごみのサイズと種類がどこまでよいのかということと、料金の部分です。特に料金に関しては各自治体ですべて違うと言っていいほどで、市外に引越しした際にその違いにびっくりすることもあるようです。
引越しは不用品の回収を依頼するタイミングですが、引越し先が今まで住んでいたところと違う自治体であった場合は確認が必要です。
自分で処分場に持ち込む方法
電話で予約もせず、だれにも頼らず知られずに粗大ゴミを処分する方法として、自分の手で処分場に運び込む方法もあります。
これも処分費用がかかりますが、持ち込みの方が戸別収集より安くなる場合が多いのでおおむねお得になるはずです。中には半額になるところもあるとか。自分の住む地域の持ち込み処分料をWebで確認してみるとよいでしょう。
人と車を派遣して運搬する手間が省けるのですから、処分料は安くなって当然と言えば当然ですね。
一般の家庭でトラックを持っている方はあまりいらっしゃらないと思いますが、自家用車でも、シートの背もたれを倒すなどして結構な大きさのものを運ぶことができるようです。
戸別回収より安い料金で処分できるのも魅力ですが、なにより自分の都合がいい時間に運び込めるのが最大のメリットです。
処分したいときにさっと処分できるとストレスなくすっきりします。
回収業者を使う方法
こんなことはないでしょうか。例えば、タンスなど到底一人では運び出せないものを自治体に依頼して処分したい場合に、よく考えてみると運び出し困難で道路に出すことすらできなくて、どうにもこうにも処分不可能だとあきらめざるを得ないなどということ。
自治体の回収をお願いするときに「家の中から運び出して下さい」とお願いしても、まちがいなく断られます。どうやら規則になっているようです。
このように、運び出し困難な粗大ゴミは、テクノロジーが進歩した今でも人手を借りる他に方法はありません。
そこで、粗大ゴミ回収業者が活躍してくれます。粗大ゴミ回収業者なら、自宅から丁寧に運び出してくれますし、その際、近所にわからないようにするとか、壁や柱に傷をつけないよう養生してから運び出すなどの配慮をしてくれるのです。
さらにそこから最終処分までやってくれますので安心してお任せできます。料金は、マンションの高層階やエレベーターなしの物件など住居の条件によっても金額は異なりますが、定額トラック積み放題などのサービスもありますから粗大ゴミ以外のごみと一緒に処分する方法もお得でよいかもしれません。
また、家電リサイクル法で定められた家電製品はリサイクルしなくてはなりませんので粗大ゴミに出すことができません。自治体の粗大ゴミ回収は持って行ってくれないので、買替をしないのであればこうした回収業者に頼むのが得策でしょう。
粗大ごみの処分はよく考えて
粗大ゴミ回収は一刻も早く行いたいものです。思い立ったが吉日とばかりに、すぐに自治体に電話したくなりますが、自治体の粗大ゴミ回収係に電話する前に次の点を確認してみたほうがあとあと時間と費用の節約になります。
1.回収してもらおうとしている粗大ゴミはそもそも自治体が回収しているものなのか?
粗大ゴミ回収といっても自治体は何でも回収してくれるわけではありません。そもそも捨てることのできないものではないのかについて、Webなどでよく確認してから電話するようにしましょう。
2.家電リサイクル法で処分できないことになっている家電製品を処分しようとしていないかどうか。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機については家電リサイクル法の適用を受けますので処分するにあたっては注意が必要になります。もちろん自治体では処分してくれません。
これらは「特定家庭用機器廃棄物」といい、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するため法律で処分方法が定められています。古い家電と引き換えに新しい家電をお求めになる予定がないのであれば、家電販売店に持って行って処分を依頼することとなります。なお、処分は有料です。
3.粗大ごみのほかに書籍や衣類、おもちゃなどの不用品はないのか
処分しようとしている粗大ごみのほかに不用品はないかどうかみてみましょう。というのは同時にトラック積み放題などのサービスで処分したほうが安くなるケースがあるからです。詳しくは業者に電話したときに聞いてみるとよいでしょう。
粗大ゴミを処分したいとお思いであれば、まず「粗大ゴミ回収本舗」にお電話ください。出張の場合でも無料で見積もります。作業時間は量にもよりますが、簡単な粗大ゴミ回収なら30分、軽トラック乗せ放題でも1時間ほどで完了します。迅速でお得なトラック積み放題などのサービスもあります。またいろいろな事情をお持ちでご近所に気付かれないように処分をしたいという場合でもお任せください。
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