
金庫の処分方法まとめ|自治体不可の理由・費用相場・無料で手放す方法
2021.05.25
2026.07.22
この記事では、金庫の処分方法との費用相場、開かない金庫の対処法まで詳しく解説します。
金庫の処分方法は、大きく分けて「売却・譲渡」「専門業者への依頼」「不用品回収業者への依頼」の3つです。
処分前に確認すべきポイントも紹介しています。
最後まで読めば、金庫の処分方法がスムーズに決まります。ぜひ参考にしてください。
目次
金庫は自治体では処分できない?

残念ながら、一部の自治体や手提げ金庫を除き、多くの自治体では金庫を粗大ゴミとして回収していません。
金庫の処分は「自治体の粗大ゴミ」を真っ先に考える方も多いはずです。
「なぜ多くの自治体で処分できないのか」、その理由を知っておくと、処分方法を選ぶときにスムーズです。
自治体で捨てられない理由
結論として、金庫は多くの自治体で処分できません。
自治体での処理が困難であることが主な理由です。
- 処理施設で破砕・焼却できない構造だから
- 極端に重量があるから
- 内部構造が複雑で分解が困難だから
金庫は内部に耐火コンクリートが充填されており、一般的な破砕機では処理が困難です。
また重量があることも理由の1つ。家庭用でも30kg前後、業務用では100kg超えも珍しくなく、通常の収集車では対応できません。
さらに多層構造のため、解体に専門的な工具と技術が必要になります。
耐火金庫・防犯金庫は処分できない自治体が多い
耐火金庫や防犯金庫は、上記の理由からほぼすべての自治体で受け入れ不可となっています。
自治体の粗大ゴミ回収の公式サイトを確認してみると、以下のように回収できないと記載されていることが確認できます。
下記のものを処分する場合、ごみとして出すことはできません。
販売店に引き取ってもらう場合のほか、処理業者については、清掃事務所におたずねください。2.タイヤ、ピアノ、耐火金庫、薬品類、石、ブロック、土、砂など
引用:板橋区 排出禁止物
処分を検討している場合は、自治体の公式サイトで金庫の処分ができるのか確認しておきましょう。
手提げ金庫は例外的に処分できる自治体がある
一方、10kg以内の小型・軽量な手提げ金庫であれば、自治体によっては粗大ゴミとして回収可能なケースがあります。
手提金庫 400円
ただし、すべての自治体で手提げ金庫を処分できるわけではありません。
対応は自治体ごとに異なるため、処分前にかならずお住まいの自治体に確認してください。
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金庫を無料で処分する方法はある?

金庫を無料で処分できるケースは限られます。
ただし、売却・下取り・譲渡が使える状態であれば、費用をゼロに抑えることも可能です。
売却・下取り・譲渡であれば可能性あり
金庫を無料で手放す方法として代表的なのは、次の4つです。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| リサイクルショップ・専門買取業者への売却 | 査定額がつけば処分費は無料 |
| 買い替え時の販売店下取り | 新品購入時に引き取ってもらえる場合あり |
| フリマアプリ・ネットオークションで出品 | 購入者に引き取りに来てもらうとスムーズ |
| ジモティーなどで無料譲渡 | 引き取り前提で譲渡も可能 |
買取対象にはなりにくい金庫の条件
買取査定に出してもすべての金庫が買取対象となるわけではありません。
以下に該当する金庫は買取を断られる可能性が高く、無料での処分は難しいと考えておきましょう。
- 製造から20年以上経過している
- 鍵が開かない
- 重量がある(100kg以上など)
- 業務用大型金庫
対象とならなかった金庫は、有料での処分を前提に検討しましょう。
金庫の処分費用の目安

金庫の処分費用は、主に「重量」と「搬出条件」によって変わります。
事前に目安を把握しておくことで、見積もり時に判断しやすくなります。
重量別の目安
金庫の処分費用は重量で大きく変わります。
一般的な家庭用金庫であれば30kg前後が多く、6,000円〜8,000円が目安。
業務用の大型金庫になると60,000円以上になるケースもあります。ただし、開錠が必要な場合は別途解錠費用がかかります。
| 重量 | 処分費用目安 |
|---|---|
| 約30kg | 6,000円〜8,000円 |
| 約100kg | 30,000円〜 |
| 業務用大型 | 60,000円〜 |
※階段搬出・クレーン作業が必要な場合は追加費用が発生することがあります。
処分方法別の費用目安
処分方法によって費用の幅は大きく異なります。
売却・譲渡であれば無料になる可能性がある一方、専門業者への依頼は重量や搬出条件によって費用が変動します。
また、鍵がかかっていて開けられない金庫を査定に出す際は、事前に開錠しておかなければなりません。
当然開錠にも費用がかかるため、トータルでいくらかかるのか把握し、比較して決めるのがおすすめです。
まずは複数業者に見積もりを依頼して比較することをおすすめします。
| 処分方法 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 売却・譲渡・下取り | 無料 | 20年以内・有名メーカーは買取可能性あり |
| 金庫専門業者 | 6,000円〜60,000円 | 重量で変動(200円〜250円/kg目安) |
| 不用品回収業者 | 10,000円~(パックプランの場合) | 搬出条件により追加費用発生あり |
金庫の処分方法を比較

金庫の処分方法は大きく5つあります。
- 買い替え時に引き取ってもらう
- フリマ・リサイクルショップなどで売却する
- ジモティーなどで譲渡する
- 金庫専門業者に回収してもらう
- 不用品回収業者に回収してもらう
金庫の状態・重量・設置状況によって最適な方法は異なりますので、それぞれの特徴を確認してから選びましょう。
買い替え時に引き取ってもらう
新しい金庫を購入するタイミングで、販売店やメーカーに古い金庫の引き取りを相談する方法です。
対応している場合は処分費用を抑えられることもあり、手続きも比較的シンプル。
ただし、店舗によっては持ち込みが必要だったり、引き取り自体に対応していなかったりするケースもあります。
購入前にかならず引き取り可否を確認しておきましょう。
- メリット
費用を抑えられる場合がある
購入と処分を同時に済ませられる - デメリット
引き取りに対応していない店舗もある
持ち込みが必要なケースもある
買い替え時に同時に処分もできるので、時間も節約できる点が魅力です。
金庫の買い替えを検討している方に最適な方法です。
フリマ・リサイクルショップなどで売却する
製造から20年以内の比較的新しい金庫や、有名メーカー製であればリサイクルショップや専門買取業者で値段がつく可能性があります。
売却できれば処分費はゼロどころか利益が出ることも。
フリマアプリやオークションサイトに出品する場合は、購入者に直接引き取りに来てもらう形式にすると、重量物の送料問題を回避しやすくなります。
- メリット
売却できれば処分費がゼロ
場合によっては利益も出る - デメリット
古い金庫や状態が悪い場合は買取不可になりやすい
希望者が見つかるまで時間がかかることがある
製造から20年以内の状態のよい金庫を持っている方、費用をできるだけ抑えたい方に向いている方法です。
ジモティーなどで譲渡する
ジモティーなどの地元掲示板を使って近隣の方に無料譲渡する方法です。
自宅まで引き取りに来てもらえれば運搬費もかかりません。
売却とは異なり査定が不要なため、状態が悪い金庫や古い金庫でも手放しやすいのが特徴。
ただし希望者が見つかるまでに時間がかかることがあるため、スケジュールに余裕を持って動くことが大切です。
- メリット
費用がかからない
状態を問わず手放しやすい - デメリット
希望者が見つかるまでに時間がかかることがある
必ず処分できるわけではない
費用をかけずに処分したい方、処分を急いでいない方に最適な方法です。
金庫専門業者に回収してもらう
階段搬出や大型金庫など難しい条件でも対応できるのが金庫専門業者です。
鍵が開かない場合でも解錠と処分を一括で依頼できる業者が多く、重量ベースで費用が算出されるため見積もりが比較的わかりやすいのも特徴です。
他の処分方法では断られるケースでも、まず相談してみる価値があります。
- メリット
重量物・開かない金庫にも対応可能
解錠と処分を一括依頼できる - デメリット
重量や搬出条件によっては費用が高くなる
業者探しに手間がかかる場合がある
大型・業務用金庫の処分や、開かない金庫の処分を検討している方に最適な方法です。
不用品回収業者に回収してもらう
他の家具・家電と一緒にまとめて処分したい場合は不用品回収業者が便利です。
パックプランを利用すれば複数の不用品をお得にまとめて処分できます。
ただし業者によって金庫の処分を引き受けているかや開錠に対応しているかどうかが異なるため、依頼前に搬出対応の有無をかならず確認しましょう。
また、許可を持つ正規の業者かどうかのチェックも忘れずに。
- メリット
他の不用品とまとめて処分できる
パックプランでお得になる場合がある - デメリット
開錠依頼は業者によっては対応できない
悪質業者に注意が必要
金庫以外にも処分したい不用品がある方、引越しや大掃除のタイミングで処分を検討している方に向いている方法です。
信頼できる不用品回収業者を比較して選びたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事
金庫を処分する前に確認すべきポイント

金庫の処分をスムーズに進めるために、事前に確認しておきたいポイントをまとめました。
特に業者へ依頼する場合は、これらを把握しておくことで見積もりが正確になり、当日のトラブルも防ぎやすくなります。
- 中身が残っていないか確認する
- 見積り前にメーカー・型番・サイズ・重量を把握しておく
- 扉が開くかどうかを確認する
- 設置場所と搬出経路を確認する
それぞれ詳しく解説します。
中身が残っていないか確認する
金庫を処分する前に、かならず中身をくまなく確認してください。
とくに以下のようなものは個人情報も含まれつなど、見積もり時にも見られないほうがよいものです。
- 通帳
- 印鑑
- 現金
- 重要書類
隠し引き出しや内ポケットに入れたまま忘れているものがないかも丁寧にチェックしましょう。
実家にある金庫など長期間使用していなかった金庫は、何が入っているか把握できていないケースも少なくありません。
また見積もりからそのまま処分となるケースもあり、一度搬出してしまうと取り戻せなくなる場合がありますので注意しましょう。
見積り前にメーカー・型番・サイズ・重量を把握しておく
金庫の処分費用は主に重量と搬出条件で決まります。
金庫の底面や背面にあるメーカー名・型番・重量の表記を事前に確認し、業者への問い合わせ時に伝えられるよう準備しておきましょう。
これらの情報があると業者も正確な費用を算出しやすくなり、見積もりがスムーズに進みます。
型番がわかればメーカーのウェブサイトで重量を調べることも可能です。
扉が開くかどうかを確認する
鍵や暗証番号がわからない場合、解錠費用が別途発生することがあります。
また、業者によっては開かない金庫の対応自体を断るケースもあるため、依頼前に「扉が開く状態かどうか」をかならず確認しておきましょう。
開かない場合は、解錠と処分を一括で依頼できる業者を選ぶことで、手間と費用の両方を抑えやすくなります。
鍵の種類(シリンダー式・ダイヤル式など)も把握しておくと、見積もりがより正確になります。
設置場所と搬出経路を確認する
金庫の設置場所や搬出経路の条件によって、費用が大きく変わることがあります。
業者への依頼前に以下の点を整理しておきましょう。
- 何階に設置されているか
- 階段のみか、エレベーターはあるか
- 廊下や玄関の幅は十分か
- クレーン作業が必要になる可能性はあるか
特に階段搬出やクレーンが必要な場合は追加費用が発生するケースが多いため、見積もりの段階でしっかり伝えておくことが大切。
条件を正確に伝えることで、当日の追加請求を防ぐことができます。
開かない金庫を開錠してもらう費用目安と依頼先

鍵や暗証番号がわからず開かない金庫は、そのままでは処分を受け付けてもらえないケースがほとんどです。
解錠の依頼先は複数あり、それぞれ費用や対応範囲が異なります。
処分までまとめて依頼できるかどうかも、選ぶ際の重要なポイント。
開錠を依頼できる主な4つの手段と費用目安は以下のとおりです。
| 依頼先 | 解錠費用目安 | 処分まで対応 |
|---|---|---|
| 金庫専門業者 | 15,000円〜50,000円(出張費:3,000円~) | 可能(解錠+処分一括) |
| 鍵業者(鍵屋) | 8,000円〜30,000円(出張費:3,000円~) | 不可(解錠のみ) |
| 不用品回収業者 | 10,000円〜40,000円 | 可能 |
| 販売店・メーカー | 要見積 | 要確認 |
金庫専門業者は解錠から処分まで一括で対応できるため、手間を最小限に抑えたい方に最適です。
鍵業者は解錠のみの対応となるため、解錠後に別途処分の手配が必要です。
不用品回収業者は解錠対応の可否が業者によって異なるため、依頼前にかならず確認しましょう。
販売店・メーカーは製品や型番によって対応が異なるため、まずは問い合わせて確認することをおすすめします。
また、以下のケースでは費用が高くなりやすいため注意してください。
- ダイヤル式は高くなりやすい
- 破壊解錠になると費用が上がる場合がある
- 重量100kg以上は搬出費が加算されやすい
- 階段作業やクレーン使用時は追加費用が発生することがある
まとめ|金庫の処分は手間と費用のバランスを考えて

金庫は自治体で回収できないケースがほとんどのため、状態に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
開かない金庫は解錠と処分を一括で依頼できる業者を選ぶと手間が省けます。
処分前にはメーカー・重量・搬出経路を事前に確認しておきましょう。
金庫の処分を不用品回収業者に依頼するなら、「粗大ゴミ回収本舗」がおすすめです。
金庫をはじめ大型の不用品もまとめて回収対応しており、見積もりは無料。即日対応も可能です。
金庫の処分方法を迷っている方は、まずはご相談ください。
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金庫の処分に関するよくある質問
-
Q金庫の処分を急いでいる場合、どの方法が現実的ですか?
A急ぎで処分したい場合は、売却や譲渡よりも専門業者や不用品回収業者への依頼が現実的です。
フリマや掲示板は希望者が見つかるまで時間がかかることがあります。
即日対応が可能な業者もあるため、スケジュール優先なら早めに見積もりを取りましょう。 -
Q古い耐火金庫でも売却できる可能性はありますか?
A耐火金庫は製造から20年を超えると買取が難しくなる傾向があります。
ただし、状態やメーカーによっては査定対象になる場合もあります。
まずは無料査定に出してから処分方法を決めると判断しやすいでしょう。 -
Q金庫の搬出が難しい場所にある場合はどうなりますか?
A階段のみの建物や通路が狭い場所では、追加費用が発生するケースがあります。
事前に設置階数や搬出経路を伝えておくと、見積もりとの差が出にくくなります。
クレーン作業が必要かどうかも確認しておくと安心です。 -
Q解錠だけ依頼して、自分で処分することは可能ですか?
A鍵業者に解錠のみを依頼し、その後に別の方法で処分することは可能です。
ただし、解錠費用と処分費用が別々にかかる点には注意が必要です。
また、金庫は自治体では処分できないことがほとんど。
自分で処分できるかどうかも含めて、一括対応の業者と比較してから決めるのも一つの方法です。 -
Q不用品回収業者を選ぶときのチェックポイントはありますか?
A金庫の回収実績があるかどうかを確認すると安心です。
また、許可の有無や料金体系が明確かどうかも重要な判断材料になります。
複数社で見積もりを取り、内容を比較してから依頼すると失敗を防げます。
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