
瓦の処分方法まとめ|DIY・大量処分の捨て方や費用相場を紹介
2022.08.16
2026.07.22
瓦の処分方法は、DIYで出た瓦か、リフォーム工事で出た瓦かによって異なります。
この記事では、自治体での捨て方や費用相場、大量処分の方法、再利用アイデアまでまとめて解説します。
アスベスト含有瓦の注意点も紹介しているので、処分前にぜひ確認してください。
目次
瓦は自治体で処分できる?ゴミ分別の判断基準

瓦を自治体で処分できるかどうかは、その瓦がどのような経緯で出たかによって判断が異なります。
DIYで出た少量の瓦は家庭ゴミとして扱える場合がありますが、リフォームや解体工事で出た瓦は産業廃棄物となります。
まずは瓦の出どころを確認してから、適切な処分方法を選びましょう。
DIYなどで出た瓦→家庭ゴミ
DIYや庭の補修などで出た瓦は、家庭から発生したゴミとして扱います。
自治体によっては不燃ゴミや粗大ゴミとして回収してもらえる場合があります。
ただし、自治体によっては瓦の回収を行っていないケースもあるため、事前に各自治体のルールを確認することが必要です。
少量であれば、自治体のゴミ処理施設への持ち込みも有効な選択肢です。
処分方法や費用の詳細は、後述の「DIYなどで出た瓦の主な処分方法と費用相場」で解説します。
リフォームなどで出た瓦→産業廃棄物
屋根のリフォームや解体工事で撤去された瓦は、産業廃棄物として扱われます。
産業廃棄物は家庭ゴミとして出すことができないため、自治体の不燃ゴミや粗大ゴミへの混入は禁止されています。
通常、屋根工事やリフォーム工事の費用には廃材の処分費用が含まれているため、施工業者が瓦を処分するのが一般的です。
もし処分されずに瓦が手元に残っている場合は、まず施工業者に連絡して引き取りを依頼してください。
施工業者に連絡できない、または対応してもらえない場合は、産業廃棄物として適切に処分する必要があります。
自分で処分しなければならない場合は、大量の瓦の処分方法を参考にしてください。
DIYなどで出た瓦の主な処分方法と費用相場

DIYや庭作業で出た瓦には、費用や手間が異なる複数の処分方法があります。
下表で処分方法ごとの費用相場を確認し、自分の状況に合った方法を選びましょう。
瓦の量が少ない場合は自治体での処分がコストを抑えやすく、枚数が多い場合や手間を省きたい場合は業者への依頼が便利です。
| 処分方法 | 費用相場 |
|---|---|
| 自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミで出す | 無料〜600円程度 |
| 自治体のゴミ処理施設へ持ち込む | 50円〜200円程度/10kg |
| 業者へ依頼する | 5,000円〜20,000円程度 |
自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミで出す
DIYで出た少量の瓦は、自治体の不燃ゴミや粗大ゴミとして処分できる場合があります。
費用は無料〜600円程度と低コストで処分できるのが魅力です。
ただし、自治体によっては瓦の回収に対応していないケースがあります。
レンガやコンクリートブロックも同様に、自治体での処分が難しい素材として知られています。
必ず事前に自治体の窓口やホームページで受け入れ可否と出し方を確認するようにしましょう。
レンガの処分方法は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
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自治体のゴミ処理施設へ持ち込む
自治体のゴミ処理施設(クリーンセンター・清掃センターなど)へ直接持ち込む方法もあります。
費用相場は10kgあたり50円〜200円程度で、量が多くなるほどコストは上がりますが比較的安価に処分できます。
持ち込みの場合は、事前に施設の受け入れ品目と搬入ルールを確認しておくことが重要です。
車に積んで運搬できる量であれば、収集日を待たずに処分できる点もメリットです。
持ち込み前には必ず電話やホームページで予約や受け入れ可否を確認しましょう。
不用品回収業者へ依頼する
自治体での処分が難しい場合や、手間をかけたくない場合は不用品回収業者への依頼が便利です。
費用相場は5,000円〜20,000円程度で、量や業者によって異なります。
自宅まで回収に来てもらえるため、重い瓦を運ぶ手間が省けるのが大きなメリットです。
無許可の業者や悪質な業者には注意が必要です。
依頼する際は、一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
瓦の処分をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
瓦を再利用して処分する方法

状態の良い瓦であれば、捨てずに再利用するという選択肢もあります。
再利用することで処分費用を節約できるうえ、ゴミを減らすことにもつながります。
主な再利用方法は以下のとおりです。
- ガーデニング用の瓦チップとして使う
- 庭の防草材・砂利代わりに敷く
- 花壇・庭の装飾材として使う
- 鉢底石の代わりに使う
- DIYで飛び石・小道づくりに使う
ただし、アスベストが含まれている可能性のある瓦は、砕いたり加工したりしてはいけません。
アスベストを含む瓦を破砕すると繊維が飛散し、健康被害を引き起こすリスクがあります。
古いスレート瓦や波型スレートなど、アスベスト含有が疑われる瓦は再利用せず、適切な業者へ処分を依頼してください。
大量の瓦の処分方法

リフォームや解体工事で大量の瓦が発生した場合は、産業廃棄物として適切に処分する必要があります。
工事由来の瓦は原則として産業廃棄物に分類されるため、家庭ゴミとして出すことはできません。
大量処分には、専門業者や処理施設を利用するのが基本です。
リサイクル施設で瓦チップとして再資源化してもらう
瓦は粉砕して瓦チップに加工することで、土壌改良材や路盤材として再資源化できます。
瓦の再資源化に対応したリサイクル施設へ持ち込むことで、瓦チップなどへ再利用してもらえます。
環境負荷を減らしながら処分できる点が、リサイクル施設利用の大きなメリットです。
事前に施設の受け入れ条件や費用を確認してから持ち込むようにしましょう。
屋根工事業者・リフォーム業者に回収してもらう
屋根工事やリフォームで発生した瓦は、施工業者に回収・処分を依頼するのが最も確実な方法です。
通常、工事費用には廃材処分費が含まれているため、施工業者が処分まで対応するケースが一般的です。
処分されていない瓦が残っている場合は、まず施工業者に連絡して対応を依頼しましょう。
産業廃棄物の中間処理施設(処分場)へ持ち込む
産業廃棄物として許可を受けた中間処理施設に持ち込む方法です。
事業活動で発生した瓦を排出事業者が処分する場合は、この方法が基本です。
産業廃棄物の処理には許可が必要なため、無許可の施設への持ち込みは禁止されています。
持ち込み先が産業廃棄物処理業の許可を持つ施設であることを必ず確認してください。
解体業者に回収してもらう
建物の解体や大規模リフォームで大量の瓦が出た場合は、解体業者に回収・処分を依頼できます。
解体業者は産業廃棄物の処理に慣れているため、大量の瓦でもまとめて対応してもらいやすいです。
費用は瓦の量や業者によって異なるため、複数社から見積もりを取って比較することをおすすめします。
不用品回収業者に回収してもらう
不用品回収業者は、自宅まで回収に来てもらえるため手間がかかりません。
他の不用品とまとめて処分できる点もメリットです。依頼の際は、許可を持つ適正な業者を選びましょう。
信頼できる不用品回収業者を探している方は、以下の記事から選んでみてください。
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割れた瓦・古い瓦を処分するときの注意点

割れた瓦や古い瓦を処分する際には、安全面とルール面の両方に注意が必要です。
特にアスベスト含有の瓦は取り扱いに慎重さが求められます。
以下の注意点を確認してから作業を進めてください。
ケガをしないよう厚手の手袋を着用する
割れた瓦の破片は鋭利で、素手で触ると切り傷を負う危険があります。
作業前には必ず厚手の手袋を着用してください。
軍手だけでは破片が貫通する可能性があるため、革手袋や耐切創手袋の使用を推奨します。
長袖・長ズボンを着用して肌の露出を減らすことも大切です。
袋に入れる場合は新聞紙・段ボールなどで包む
割れた瓦をゴミ袋に入れる際は、そのまま入れると袋が破れてケガの原因になります。
新聞紙や段ボールで瓦を包んでから袋に入れると、破片による袋の破損を防げます。
割れた瓦をそのままゴミ袋に詰めるのは危険です。収集作業員がケガをしないよう、適切な梱包を心がけましょう。
廃棄区分を確認して処分する
瓦の廃棄区分は、発生経緯によって家庭ゴミか産業廃棄物かが異なります。
誤った区分で処分すると、廃棄物処理法違反になる可能性があります。DIY由来の瓦は自治体ルールを、工事由来の瓦は産業廃棄物のルールを確認してから処分してください。
アスベスト含有の瓦は破砕しない
以下の瓦はアスベストを含んでいる可能性が高いため、取り扱いに注意が必要です。
- 古いスレート瓦
- 化粧スレート
- 波型スレート
アスベスト含有の瓦を破砕すると、有害な繊維が空気中に飛散します。
アスベストが含まれている可能性のある瓦は、絶対に割ったり砕いたりしないでください。
アスベスト含有が疑われる瓦は、対応している産業廃棄物処理業者や不用品回収業者に相談して処分を依頼するようにしましょう。
瓦を処分するときは自治体ルールと廃棄区分の確認を
瓦の処分方法は、DIY由来か工事由来かで大きく異なります。
DIYで出た少量の瓦は自治体の不燃ゴミや処理施設で処分できる場合がありますが、リフォーム・解体工事で出た瓦は産業廃棄物として専門業者や処理施設への依頼が必要です。
再利用できる状態の瓦はガーデニング素材として活用することで、処分コストを抑えることも可能です。
アスベスト含有の疑いがある瓦は、自分で砕かずに専門業者へ相談することが安全につながります。
処分方法に迷ったときは、自治体ルールの確認と廃棄区分の判断を最初のステップにすることで、適切な処分方法が見つかります。
手間をかけずにまとめて処分したい場合は、不用品回収業者への依頼も検討してみてください。
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瓦の処分についてのよくある質問
-
Q瓦が数枚だけなら不用品回収業者へ依頼するのはもったいないですか?
A瓦が数枚程度であれば、自治体の不燃ゴミやゴミ処理施設を利用した方が費用を抑えられる場合があります。自分で運搬できる量であれば、自治体処分の方が経済的です。ただし、他にも処分したい不用品がある場合は、不用品回収業者を利用した方が手間を減らせることもあります。費用と作業負担のバランスを考えて選ぶことが大切です。
-
Q瓦を庭に埋めて処分しても問題ありませんか?
A不要になった瓦を自宅の敷地内へ埋めて処分することはおすすめできません。将来的に庭の整備や住宅の工事を行う際に、埋設物として問題になる可能性があります。また、自治体によっては適切な処分とは認められない場合もあります。不要な瓦は自治体ルールに従って処分しましょう。
-
Q雨ざらしになった古い瓦でも再利用できますか?
Aひび割れや劣化が少ない瓦であれば、ガーデニングや庭づくりに活用できる場合があります。ただし、強度が低下している瓦は割れやすく、安全面に注意が必要です。古いスレート瓦などはアスベスト含有の可能性もあります。再利用前に状態や製品の種類を確認することをおすすめします。
-
Q瓦と一緒に出た漆喰や土も同じ方法で処分できますか?
A瓦と漆喰、土では処分区分が異なる場合があります。特に土は自治体で回収していないケースも少なくありません。瓦だけ処分できても、付着物や関連資材は別ルールになることがあります。処分前に自治体や処理施設へ確認しておくと安心です。
-
Qアスベストが含まれているか分からない瓦はどう判断すればよいですか?
A製造時期や製品名が分かれば、メーカー資料などで確認できる場合があります。しかし、見た目だけで判断することは難しく、確実ではありません。古いスレート瓦や波型スレートは特に注意が必要です。不明な場合は専門業者へ相談すると安全に対応できます。
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