ズボラな性格で片付けが苦手だから、ゴミ屋敷になったと悩んでいる方は注意が必要です。
ゴミ屋敷化してしまうのは、ズボラな性格ではなくて病気が原因かもしれません。
この記事では、ゴミ屋敷の住人に隠れている危険な6つの病気についてご紹介します。

部屋が片付けられなくて悩んでいる方は多いですが、ゴミ屋敷は、ズボラな性格が引き起こす問題ではありません。ゴミ屋敷に住んでいる人は、何か病気が隠れていることが多いのです。これらの病気に向き合わなければ、部屋の片付けを行っても、再びゴミ屋敷化してしまいます。

逆に、病気とゴミ屋敷に向き合えば、新しい人生の一歩を踏み出せる日が訪れるかもしれません。
そのため、ゴミ屋敷の住人に隠れている病気や、病気になりやすい人の特徴について理解を深めましょう。

この記事では、ゴミ屋敷の住人に隠れている病気について詳しく解説します。

ゴミ屋敷の住人に隠れている6つの病気


ゴミ屋敷の住人は、病気を抱えているケースが多いです。
病気を治さずに、ゴミ屋敷の片付けをしただけでは状況は改善されません。再度、ゴミ屋敷化してしまうでしょう。
そのため、ゴミ屋敷の住人に隠れている病気への理解を深めて、病気を治すことが大切です。

実際に、どのような病気が隠れているのでしょうか?ここでは、ゴミ屋敷の住人に隠れている病気をご紹介します。

1.強迫性貯蔵症(ホーディング)

強迫性貯蔵症(ホーディング)とは、ガラクタの収集癖を持っていて、自分の家をゴミで埋め尽くしてしまう病気のことをいいます。
強迫性貯蔵症は、几帳面で完璧主義の人が発症しやすいです。そのため、自分自身でも溜め込む行為を恥ずかしく思っており、気分が落ち込んで劣等感に苛まれます。

この病気に関する研究は始まったばかりで、実態は明らかにされていませんが、子どもの頃から症状があるのであれば、立派な精神疾患といえるでしょう。

2.認知症


認知症とは、脳の神経細胞が壊れて判断能力が鈍る病気のことをいいます。
認知症が進行していくと理解力や判断力が低下して、日常生活に支障が出てくる機会が増えてきます。
そのため、同じ物を何度も購入してきたり、ゴミを出す日を忘れてしまうのです。部屋に物が増えていくため、部屋がゴミ屋敷化していきます。

3.セルフネグレクト

セルフネグレクトは、別名で「自己放任」と呼ばれますが、自分に関心がなくなる病気のことをいいます。
さまざまなことに興味が薄れてしまうため、日常生活にも支障が出てきます。

セルフネグレクトは、身体を動かすことが億劫になったり、食事やお風呂、部屋の片付けができなったりと、さまざまなことに無関心になり投げやりになってしまうのです。そのため、部屋が散らかっても気になりません。

4.うつ病

うつ病とは、気分が落ち込むことが増える病気のことをいいます。
精神的ストレスや身体的ストレスが重なるなど、さまざまな理由から脳の機能障害が起きているのです。

そのため、脳が上手く動かず、心の沈んだ状態が続くので、家の中の掃除に対しても意欲を失くしてしまいます。
このような理由によって、うつ病の人の部屋は散らかっていることが多いです。

5.ADHD

ADHDは、注意欠如や多動症の発達障害をいいます。
発達障害は、子どもの頃から症状が現れることが多いです。しかし、症状が軽度の場合は、見過ごされることが多いです。
このような場合は、大人になってから気づくこともあります。

ADHDの人は感情が不安定になりやすく、突発的な動きを取りやすいです。ジッとすることを苦手としているので、片付けや整理整頓も基本的に苦手です。

6.統合失調症

統合失調症は1つの病気ではなく、さまざまな精神疾患が集まって起こる症状です。
代表的な症状には、陽性症状・陰性症状・認知機能の軽度の症状などがあります。
統合失調症になると、注意力が散漫になったり、片付け意欲がなくなります。

・陽性症状
妄想:実際には起きていないことを強く確信する
幻覚:悪口が聞こえたり見えるものがないはずが見えたりする
思考障害:思考が混乱して考え方に一貫性がなくなる
・陰性症状
感情の平板化:喜怒哀楽の表現が乏しくなる
意欲の欠如:自発的に何かをしようとする意欲がなくなる
自閉:自分の世界に閉じこもり、他者とのコミュニケーションを避けるようになる
・認知機能障害
記憶力の低下:物事を覚えるのに時間がかかる
集中力の低下:目の前の仕事や勉強に集中することができない
判断力の低下:物事の優先順位を付けることができない

病気でゴミ屋敷化してしまう人の特徴


ゴミ屋敷の住人は病気を抱えている場合が多いですが、実際に、どのような特徴の人がゴミ屋敷化してしまうのでしょうか?
ここでは、病気でゴミ屋敷化してしまう人の特徴をご紹介します。

真面目な性格

意外かもしれませんが、真面目な人は精神疾患にかかり、部屋がゴミ屋敷化してしまいやすいです。
真面目な人は、周囲の人の期待に応えようとするため、常にエンジンをフル稼働している状態です。

物事が順調に進んでいるときは、充実感や満足感で誤魔化すことができますが、次第に心と体がついてこなくなります。
健康的なバランス感覚を乱してしまい、精神疾患にかかるのです。

また、精神疾患にかかる人は、自己表現が苦手な傾向があります。
常に、周りの人に気遣いを忘れることなく、思ったことなどを、自分の心の中に閉じ込めてばかりで、上手に発散することができません。

ストレスを抱えている


上司や取引先からの依頼を断り切れず、無理をする経験は誰にでもあると思います。勤勉な方ほど、その傾向が強いです。

しかし、努力をしても、理想通りの結果が得られない場合は精神的負担(ストレス)が大きくのしかかります。
このようなストレスの発散先がなければ、心が沈んでいきがちです。あらゆることに興味・意欲が湧かなくなりゴミ屋敷化してしまうのです。

物事に執着しやすい

ゴミ屋敷になる根本的な原因は、物を捨てられずに貯め込んでしまうからです。
そのため、物事に執着しやすい人は、ゴミ屋敷になりやすい傾向があります。

どんな物でも、手元に残しておきたいという気持ちが、物が溢れたゴミ屋敷を作ってしまうのです。
このような性質が過度に強くなると、強迫性貯蔵症(ホーディング)になる恐れがあるので注意しなければいけません。

ゴミ屋敷を放置する5つのリスク


病気だと部屋が片付けられなくなり、ゴミ屋敷になってしまいます。このゴミ屋敷を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか?ここでは、ゴミ屋敷を放置するリスクをご紹介します。

1.悪臭や害虫

ゴミ屋敷には、生ゴミが放置されていることもあります。
生ゴミは日数の経過で腐敗し、悪臭の原因になることはもちろんですが、害虫を呼び寄せてしまう可能性もあります。
また、衣類を畳まずに山積みにされていることもありますが、衣類を専門に食す害虫もいるので注意してください。
ゴミ屋敷に発生する害虫は以下の通りです。

・ゴミ屋敷に出没する害虫リスト

ゴキブリ 腐敗した生ゴミや雑菌を好む
ハエ 雑菌を好むため、水回りを中心に発生する
ネズミ 営巣し増殖してしまう危険性もある
野良猫 ゴミを漁り、糞尿を撒き散らす
ダニ アレルギーの原因になる害虫で、梅雨に大量発生する
チャタテムシ、シバンムシ 古紙を好む
ヒメマルカツオブシムシ 衣類を好む

2.健康被害

長年、掃除をしていない部屋にはホコリが堆積しており、ホコリの中ではダニが繁殖しています。

ダニが媒介する病気には、重症熱性血小板減少症候群や日本斑熱、つつが虫病、ダニ媒介性脳炎などがあります。
これらの病気にかかると、嘔吐や下痢、発熱、痙攣、意識障害、出血症状などの症状を引き起こして、重症化すると死に至ることもるため、注意しなければいけません。

また、カビが充満している空気を吸い続けることで、深刻なアレルギーを引き起こすこともあります。
また、ゴミ屋敷の住民はフラストレーションを貯め込みやすい傾向があり、精神疾患にも注意しなければいけません。

3.火災

ゴミ屋敷の火災問題は、大きな社会問題として取り上げられています。
ゴミ屋敷で火災が起きる原因は、「火の不始末」と「トラッキング現象」によるものです。

・火の不始末
ゴミ屋敷の火災の原因は、住人による火の不始末です。
主にタバコの火の消し忘れなどが挙げられますが、ゴミ屋敷は火の広がり方が早いです。
キレイな部屋であれば、火災被害を最小限に抑えられるかもしれませんが、ゴミ屋敷は対処が間に合いません。
このように、ゴミ屋敷は火災を起こしやすい条件を兼ね備えているのです。
・トラッキング現象
火の不始末だけではなく、トラッキング現象にも注意しなければいけません。
トラッキング現象とは、コンセントに溜まったホコリに電気が接触することで、発火する現象のことをいいます。

4.近隣トラブル


ゴミ屋敷の状態を放置すると、近所トラブルに発展する可能性が高いです。
部屋から漏れる悪臭、ゴキブリやハエなどの害虫の発生などのトラブルは多いです。

また、景観や治安の悪化も懸念しなければいけません。しかし、ゴミ屋敷の当事者は反省することがないため、悩んでいるのは周辺住民だけということが多いようです。
しかし、この状態を見過ごしていくと、そこに住むのが難しくなってしまうので注意しなければいけません。

5.住居への被害

ゴミ屋敷の床には、大量のゴミが積み重なっています。さまざまなゴミを積み重ねると重量が増えていくので、床が重量に耐え切れずに抜けてしまうこともあります。
マンションの場合は、下の階の住民に迷惑をかけてしまうため注意しなければいけません。

病気になる前に片付けよう!ゴミ屋敷の片付け方


ゴミ屋敷を放置してしまうと、さまざまなリスクがあることを理解して頂けたと思います。
実際に、ゴミ屋敷を片付けたいと思った方もいるのではないでしょうか?病気になる前にゴミ屋敷は片付けましょう。
ここでは、ゴミ屋敷の片付け方をご紹介します。

1.害虫駆除

ゴミを動かすためにゴキブリやネズミが出てきたら、気持ち悪くて片付けに集中することができません。
そのため、掃除前日に霧状の殺虫剤を使用して、室内全体の害虫を駆除しておきましょう。

殺虫剤は一部屋に1つの使用量と決められていますが、ゴミ屋敷の場合は、規定量よりも多めで構いません。

2.作業範囲を決める

ゴミ屋敷を片付けるためには、モチベーションが大切です。
全ての部屋をまとめて片付けようと決めると途方もない感じがして、片付け意欲も削がれてしまうかもしれません。
そのため、ゴミ屋敷の片付けを行う場合は、作業範囲を決めましょう。
決めた範囲の掃除に時間制限を設けるとモチベーション維持がしやすいです。

3.仕分け作業


部屋の中のゴミを処分した後は「必要な物か?」「不要な物か?」の仕分け作業を行います。
1年以内に使用したことがある物は必要な物に分類します。それ以外は、不要な物と仕分けをしていきましょう。

必要か不要かで悩んだ場合は、再度、購入できるか否かで判断する方法もおすすめです。
お金を出せばすぐに購入できる物は、迷わずに捨てましょう。その一方で、思い出品などは購入できないので大切に保管しておきましょう。

4.粗大ゴミ処分・清掃作業

不用品を業者に回収に来てもらったら、部屋がスッキリするはずです。部屋がスッキリしたら、清掃作業に入りましょう。

掃除機でホコリを除去した跡、洗剤を使用してモップがけをします。通常の掃除より念入りに行いましょう。
自分の手に負えないほど汚れている場合は、ハウスクリーニングのプロに依頼するのもおすすめです。

病気になる前にゴミ屋敷の片付けを業者に依頼しよう


今回は、ゴミ屋敷の住民に隠された病気やゴミ屋敷の危険性についてご紹介しました。
病気を克服しない限り、再度、ゴミ屋敷化してしまいます。そのため、ゴミ屋敷の片付けをするだけではなく、病気を完治するためにも自身と向き合いましょう。

家族の方も、少しでも様子がおかしいと感じたら親身になってあげてください。
「ゴミ屋敷になってしまった原因は?」「どのように改善していくか?」を向き合えば、状況は必ず良くなるはずです。
ゴミ屋敷であれば、業者に依頼すれば簡単に片付けられますが、病気は周囲の人のサポートが必要不可欠です。

ぜひ、ゴミ屋敷になっている状況を見過ごさず、なぜ、ゴミ屋敷化してしまったのかを考えてみてください。

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