本記事では効率的な片付け方法を、手順ごとに解説しています。

同時に、ゴミの処分方法や、リバウンドしない収納方法もご紹介。

この記事一つで片付け・処分・収納の全てが分かる内容です。

効率的な部屋の片付け方法の手順とやり方

では早速、効率的な片付け方法とは何なのか見ていきましょう。

 

明らかなゴミから処分する

まずは処分に迷わないものから手を付けて、片付けのスペースを確保します。

具体的には紙くず、お菓子袋、商品パッケージといった品目です。

この時点で分別はしっかりと行います。

漫然と燃えるゴミ・燃えないゴミで分けるのではなく、雑がみ・容器包装プラスチック等の資源物も分別しましょう。

また、いらない家具・家電といった粗大ゴミも、早いうちから処分するのがおすすめです。

空間に余裕ができますし、達成感も得られるので、片付けのモチベーションアップにつながります。

 

場所を決めて全部出す

いきなり本棚やクローゼットに手を付けるのも良いですが、片付けが苦手な人は、小さな収納から始めるのがおすすめです。

机の引き出し、ダンボール一箱、何なら財布やポーチからでも構いません。

場所が決まったら、中のものを全部出しましょう。

全部出せば、「誰が・何を・どれだけ持っているか」を容易に把握できます。

中のものが多い時は、アイテム別、所有者別、用途別に分けて出しましょう。

この時マジックペンと、グループ分けカードを用意すると、作業で混乱しません。

 

捨てる・捨てないの基準を決める

基本的には使う・使わないで判断します。

使える・使えないだと、「まだ使える」と処分をためらってしまうので、良い基準とは言えません。

以下にいくつか具体例を紹介したいと思います。

服・・・・2年以上着てない、サイズが合わない、他人の前で着たいと思わない

食器・・・割れ・欠けがある、家族がもう使っていない、似たような食器を持っている

本・・・・1年以上読んでいない、電子書籍で買い直せる

思い出の品やオタクグッズなど、愛着があって捨てられないものは、判断を保留して時間を置きましょう。

処分を急ぐと、後悔の原因になります。

 

不要なものは処分・必要なものは収納する

ゴミは基本的に自治体で処分します。

ただ、重いものを粗大ゴミ回収業者に任せるなど、適宜プロの業者を利用するのも良いでしょう。時間を大きく節約できます。

収納については後半で詳しく解説しますが、ポイントは、出しやすさと戻しやすさです。

しゃがんで取る、背伸びして取る、手前にある物をどかして取る―――。

毎日使う物の出し入れにワンアクションが必要な時は、収納が機能的でない証拠かもしれません。

 

部屋の片付けで失敗しないための準備方法

ここでは片付けの前にやっておくべきことを紹介しています。

 

自治体のルールを確認する

品目が同じでも、「自治体Aでは燃えるゴミ。自治体Bでは燃えないゴミ」と分別が変わるケースは多々あります。

粗大ゴミになるサイズや、各ゴミの収集日も、地域によってバラバラです。

分別ミスや、粗大ゴミの出し忘れなどを防ぐためにも、自治体のルールは必ず確認しておきましょう。

 

必要な道具を用意する

まずは自治体指定のゴミ袋です。45L以上の大きめサイズを用意しましょう。

袋はダンボールやゴミ箱にセットして使うと、型崩れしません。

ハサミ、カッター、ビニール紐などは、かさばるものを小さくまとめるのに使います。

自治体によっては、絨毯や布団をカットして、燃えるゴミに出すことも可能です。

マスク、エプロン、スリッパ、各種手袋など、体を防護するものも忘れないようにしましょう。

特に汚部屋にはハウスダストが溜まっているので、マスクは必須です。

 

やる気をアップさせる

せっかくの片付けも、嫌々やっては台無しです。

• 片付けた後の生活をイメージする
• 片付けのビフォーアフター写真を撮る
• 1日10分と時間を決めて、やる気を集中させる

といった方法で、できるだけ片付けを長続きさせましょう。

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部屋の片付けで出るゴミの処分方法｜自治体の場合

自治体の処分方法は大きく分けて3つあります。

ただ、いずれの方法でも家電四品目、デスクトップPC、処理困難物（危険物、重量物など）は処分不可能なのでご注意下さい。

 

ゴミ収集に出す

基本的には袋にゴミを入れてステーションに出すだけですが、粗大ゴミ収集だけは若干複雑です。

以下は粗大ゴミ収集の手順になります。

1. 自治体の窓口に予約を入れる
2. 粗大ゴミ処理券を購入する
3. 処理券を貼った粗大ゴミを指定日時・場所に出す

3番の家の中から指定場所に粗大ゴミを出す時に、自治体は手伝ってくれません。

粗大ゴミの運搬サポートを実施している自治体もありますが、数としては少数です。

 

資源ゴミの拠点回収を利用する

資源物を効率的に集めるために、各自治体が実施している回収システムです。

対面回収、イベント回収、ボックス回収など形式は様々ですが、この中で利用しやすいのはボックス回収でしょう。

スーパーにある食品トレイの回収ボックスなどは、日常的に利用している方も多いかもしれません。

小型家電の回収ボックスというのもあります。

公共施設や家電量販店に設置されており、ノートPCなど様々な電化製品を処分可能です。

 

ゴミ処理施設に持ち込む

清掃工場やクリーンセンターなどの施設に、ゴミを直接持ち込む方法です。

ゴミ集積場に出せないような大量のゴミでも、一度に引き取ってくれます。

粗大ゴミを急いで処分したい時でも、そのまま持ち込んで処分可能です。

申込み方法、持ち込める品目、料金など、詳細は各自治体のホームページ等でご確認下さい。

 

部屋の片付けで出るゴミの処分方法｜自治体以外の場合

ここでは自治体のデメリットをカバーできる民間サービスについて解説しています。

 

粗大ゴミ回収業者に頼む

粗大ゴミ回収業者には次のようなメリットがあります。

• ほとんど全ての品目を処分できる
• 粗大ゴミを家の中から運んでくれる
• 収集日を気にせずいつでも頼める

料金は中型の粗大ゴミで2千円～、大型の粗大ゴミで5千円～が目安です。

ゴミをまとめて処分できるパックプランというのもあります。

料金は、通常の部屋片付けなら1万円～。汚部屋の片付けなら5万円～を見ておくと良いでしょう。

料金はゴミの量や重さ、運ぶ距離などで変わるので、詳しくは見積もりでご確認下さい。

 

部屋の片付け業者なら、部屋の片付け、粗大ゴミの処分もまとめて依頼できます。

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販売店に引き取ってもらう

一部の家具店では、商品の購入時に古い家具を引き取ってもらえます。

ニトリだと1点4,400円かかりますが、重い家具を処分できるのは便利です。

一部のホームセンターでも、同種のサービスを行っています。

自転車やストーブなど、処分が面倒なものを近くの店舗に持ち込むと良いでしょう。

全国の家電量販店では、家電のリサイクル回収を利用できます。

大手ショップのほとんどで利用でき、家電四品目やパソコンなども処分可能です。

その他の自治体が収集しない品目も、販売店やメーカーに相談してみましょう。

 

家電の宅配回収を利用する

国から認定を受けたリネットジャパンが、家電の宅配リサイクル回収を行っています。

リネットジャパンは名古屋の民間企業です。全国の自治体と提携を結んでおり、自治体側も同社の利用を推奨しています。

回収料と送料は、パソコンに限り0円です。（レアメタルが多く含まれるため）

ダンボールにパソコンが入っていれば、ダンボール1箱分の料金が0円になります。

（例：パソコン+ディスプレイ+スマホ+ゲーム機=1箱なら0円）

申込みはリネットジャパンのHPから簡単に行なえるので、詳しくはそちらをご覧下さい。

 

引っ越し業者に頼む

一部の引っ越し業者はオプションサービスとして、不用品の回収サービスを提供しています。

ただし、回収品目と回収地域が限られる点は覚えておきましょう。

ゴミの収集運搬に関わる法律上の理由から、全国どこでも、何でも回収できる引っ越し業者は存在しません。

 

部屋の片付け後にリバウンドしない収納方法

最後に効率的な収納方法を解説して、終わりにしたいと思います。

 

ものの住所を決める

住所はアイテム別・用途別で分けて、同じ種類のものは、同じ住所に同居させましょう。

「本は本棚に入れる」「掃除道具は一つのかごにまとめる」といった感じです。

住所が決まったら、使用頻度と出し入れのしやすさを基準にして、中身を整理します。

毎日使うもの・・・・「手前」かつ「膝上から目線の高さの間」に置く

それ以下の頻度・・・膝下、収納の奥、頭上などに置く

ものを出したら、住所に戻すのを徹底します。

例えば毎日着る洋服を、ソファーなどに置きっぱなしにするのは厳禁です。

 

7割収納を目安にする

収納にゆとりがあると、ものを探したり、出し入れするのが楽になります。

見た目がスッキリしますし、風通しが良くなるので湿気がこもりません。

冷蔵庫なら冷気がよく循環するので、節電効果としてもバッチリです。

 

収納を新しく買わない

7割収納はスペースを増やすのではなく、中身を減らすことで達成します。

収納が増えれば、中身も自然と増えてしまうので、賢いやり方とは言えません。

ものを減らせない時は、断捨離を初めてみるのも良いでしょう。

断捨離とは、「ものを捨てることで物欲も捨てる」という思想的な行為になります。

最近ではカジュアルに捨て活とも言い、単なる片付けと異なり、心理的な効果も持ち合わせているのが特徴です。

 

部屋の片付け方法に困った時は粗大ゴミ回収本舗にお任せ

自治体のゴミ分別や運搬で不便を感じたら、粗大ゴミ回収本舗にお任せ下さい。

パックプラン「安心パック」は9,800円からのご利用となっており、簡単なお部屋片付けに最適です。

粗大ゴミの単品回収もお得な料金で承っています。

お見積りは無料なので、いつでも気軽にご相談下さい。

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