この記事では、エアコンを持ち込み処分する方法について3通りご紹介します。

持ち込める場所やその流れ、処分方法ごとの費用相場も記載しているので参考にしてください。

エアコンの持ち込み処分を検討している人にとって、最適な手段が見つかります。

エアコンを持ち込み処分する際の注意点も確認し、安全かつ正しくエアコンを処分してみましょう。

ぜひ、最後までご覧ください。

エアコンを持ち込み処分する方法3選

エアコンを自身で持ち込んで処分する場合、その方法として以下の3つが挙げられます。

方法ごとの特徴を押さえ、どのようにしてエアコンを処分すれば良いか考えてみましょう。

自治体の指定引取場所へ持ち込む

エアコンを持ち込み処分する際、自治体の指定引取場所に持って行く方法があります。

自身で必要な手続きや準備を進めた後、指定引取場所にエアコンを持ち込むという流れです。

指定引取場所は、都道府県ごとに収集場所が定められています。

家電のリサイクルを適切に行なうため、このような場が設けられているのです。

家電量販店に持ち込む

エアコンは、家電量販店に直接持ち込んで処分することも可能です。

エアコンを購入した場所や新しいエアコンを購入した家電量販店において、エアコンを回収してもらえます。

家電量販店にエアコンを持ち込む際は、事前に店舗のカウンターなどで持ち込み処分ができるか尋ねておきましょう。

その上で、自身でエアコンを持ち込む流れになります。

このとき、リサイクル料金と収集運搬料を店頭で支払うことになるので忘れないようにしてください。

料金は、エアコンの品種やサイズによって異なります。

リサイクルショップに持ち込む

エアコンを買い取っているリサイクルショップに直接持ち込んで、処分する方法もあります。

まずは、近くのリサイクルショップに問い合わせて、エアコンを買い取っているか尋ねてみましょう。

エアコンも買い取っている店舗であれば、自身の好きなタイミングで持ち込むとすっきり手放せます。

ただし、型番や使用年数などによって買い取ってもらえない場合もあるので気を付けてください。

※エアコンなど家電の処分でお困りなら不用品回収業者にもご相談を！

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エアコンの持ち込み処分ができる指定引取所とは

エアコンを持ち込み処分する場合の3つの方法についてご紹介しましたが、ここでは指定引取場所に持ち込む際の詳細について記載します。

どこにエアコンを持って行けば良いのか、手順や必要なものなどをまとめたのでご覧ください。

指定引取所の場所

指定引取所は全国に多数あり、清掃工場や物流、運送会社などで受け付けています。

都道府県から検索して、お住まいの地域から近い指定引取所がどこかを調べておきましょう。

指定引取所は臨時休業する場合があるので、エアコンを持ち込む場合はあらかじめ営業日を確認しておくと安心です。

また、指定引取所では大型トラックが出入りするため、係員の指示に従い安全に配慮しましょう。

指定引取場所検索：https://www.e-map.ne.jp/p/rkcsymap/

エアコン持ち込み処分の手順

エアコンを指定引取所に持ち込み処分する際は、その手順もよく確認しておく必要があります。

具体的な手順は、以下の通りです。

1. 郵便局の貯金窓口で家電リサイクル券を受け取り、必要事項を記入する
2. 窓口に家電リサイクル券を提出し、リサイクル料金を支払う
3. 指定引取所にエアコンを持ち込む

郵便局で家電リサイクル券をもらうとき、ゆうゆう窓口やATMコーナーでは受け取れないので注意しましょう。

また、券に必要事項を記入する際はエアコンのメーカー名が必要なので、あらかじめ調べておいてください。

持ち込みで必要なもの

エアコンを指定引取所に持ち込む場合は、郵便局での手続きを済ませてから持って行く形になります。

このとき、エアコン本体を持ち込むだけでなく、支払い済みの家電リサイクル券の綴り一式も忘れずに持って行きましょう。

一度にすっきり処分できるよう、必要なものを揃えて指定引取所にエアコンを搬入してください。

その他の注意事項

指定引取所にエアコンを持って行って処分する際は、上記の他にも押さえておきたい注意点があります。

以下の点に気を付けて、正しくスムーズにエアコンを処分しましょう。

• ゆうちょ銀行の振込手数料は家電リサイクル券1枚ごとに発生する
• 振込手数料は各郵便局、ゆうちょ銀行で確認する

エアコンを持ち込み処分する際の費用相場

エアコンを持ち込み処分する方法は3つありますが、方法ごとの費用相場もチェックしておきましょう。

自身にとって持ち込みやすい場所がどこなのかに加え、エアコンの処分にかかる料金についても確認してみてください。

持ち込み処分の前に自身でエアコンを取り外す方法

エアコンを持ち込み処分する場合、事前に自分でエアコンを取り外しておかなければなりません。

エアコンを取り外すときは、手順や注意点をよく押さえた上で正しく作業を進めていく必要があります。

以下の流れを把握して、エアコンを安全に取り外しましょう。

1.必要な道具を揃える

はじめに、エアコンを取り外すのに必要な道具を揃えます。

特殊な工具は不要で、ご自宅にすでにあったりホームセンターなどで手に入るものばかりです。

• プラスドライバー
• マイナスドライバー
• モンキーレンチ
• 六角レンチ
• ペンチ
• カッターナイフ
• ビニールテープ
• 軍手
• 脚立
• パテ
• ゴミ袋

2.エアコンを運び出すための動線を確保する

次に、エアコンや室外機をどこからどのようにして運び出すのか動線を確保します。

搬出経路を整理しておき、安全にエアコンを運び出せるようにしましょう。

同時に、室外機周辺のスペースも広く確保できるよう、確認しておいてください。

3.室外機の側面カバーを外す

動線の確保まで済んだら、いよいよエアコンの取り外し作業に入ります。

室外機の側面カバーをプラスドライバーで外してください。

このとき、無理にドライバーを回すとネジ山がつぶれてしまうので気を付けましょう。

4.冷却ガスを閉じ込める

次に、ポンプダウンを行なって冷却ガスを閉じ込めます。

ポンプダウンとは、エアコンの配管内を循環している冷媒ガスを室外機の中に閉じ込める作業のことです。

冷房で数分稼働させてから、ポンプダウンを行ないます。

冷媒ガスにはフロンガスが使用されているため、大気中に漏れ出さないよう閉じ込める必要があります。

ポンプダウンの作業は、誤ることで冷媒ガスが漏れ出たり爆発事故を招く場合があるので慎重に進めてください。

5.電源を切ってコンセントを抜きバルブを閉める

ポンプダウンが完了したら、エアコンの電源を切ってコンセントを抜き、バルブを閉めます。

六角レンチとモンキーレンチを活用すると、バルブをしっかり閉められます。

6.室外機・室内機の順に取り外したら完了

ここまでの作業が無事に終わったら、あとは室外機、室内機の順に取り外していくだけです。

室外機については配管につながっているナットを外して、室外機と配管を切り離します。

ドレーンホースも、カッターナイフで切っておきましょう。

室内機の方は、配線をニッパーで切断し、ドレーンホースはカッターナイフでカットします。

すべての配線などがカットできれば、下から上に持ち上げるようにして室内機を取り外し、作業完了です。

エアコンを持ち込み処分するときの注意点

エアコンは、自身で取り外して運搬する手段があれば持ち込みことで処分できます。

処分方法や費用相場などと合わせて以下の注意点も確認し、エアコンを無事に処分できるようにしましょう。

自分でエアコンを取り外す際は慎重に

エアコンを持ち込み処分する場合は、事前に自分で取り外しておかなければなりません。

取り外し方を間違えると、大きな事故を引き起こす恐れがあるので慎重に作業しましょう。

特に気を付けたいのが、エアコンのコンプレッサーの破裂です。

配管を締める作業を誤ると、室外機が破裂して近くの窓ガラスが割れたり、その破片が飛んできて怪我をする危険性があります。

自分でエアコンを取り外してみようと考えている人は、手順をしっかり把握して一つずつ慎重に取り外し作業を行なってください。

運搬や持ち込みのとき怪我に気を付ける

エアコンを取り外した後は、運搬や持ち込みも慎重に行ないましょう。

うっかり手から滑り落ちたときに足の上にエアコンが落ちてきたなど、不意に怪我するリスクがあります。

車に積み込むとき、車から降ろして持ち運ぶときなどは、服装や周りの状況をよく確認して行なってください。

自宅からエアコンを搬出する際は、動線を確保して廊下や玄関などをすっきり整理しておくことも大切です。

エアコンの処分時に怪我をしてしまわないよう、事前の準備を行なった上で慎重に作業しましょう。

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エアコンを持ち込み処分する方法から費用相場、注意点などを説明しました。

自分で取り外して持ち込み処分する際は、方法ごとに手順や必要なものを揃えて自身で持って行く必要があります。

その際に、怪我や事故にも注意しなければなりません。

一方、不用品回収業者ならそのような困り事をあっという間に解決してくれます。

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