砂利の処分方法を解説します。

一見簡単そうに思える砂利の処分ですが、自治体では受け付けていないケースがほとんどです。

この記事では、自治体で処分できない理由や例外的に処分可能な場合を解説。

不用品回収業者やホームセンターへの依頼、再利用や譲渡など、実際に使える6つの方法を詳しくご紹介します。

それぞれの方法にかかる費用の目安にも触れています。

手間を減らしつつ適切に砂利を処分したい方必見の内容です。

砂利は自治体では処分不可がほとんど

砂利は基本的にほとんどの自治体で処分を受け付けていません。

処分できない理由および、例外的に砂利が処分できる自治体を紹介します。

砂利が自治体で処分できない理由

砂利は通常の家庭ゴミや粗大ゴミとして分類されず、自治体のゴミ回収で処分できないことが一般的です。

理由は、砂利が建築資材として扱われるため、処理の際に専門的な設備が必要になるからです。

砂利は一般の可燃ゴミや不燃ゴミのように分解処理やリサイクルが容易ではなく、重量があるため運搬にもコストがかかります。

また、砂利には異物が混入していることが多く、分別が必要になる場合があります。

自治体のゴミ処理場では砂利を適切に処分するための設備が整っていないケースが多く、こうした背景から自治体での回収対象外となるのです。

そのため、個人で別途処分方法を検討する必要があります。

例外的に砂利処分ができる自治体

下記のように一部の自治体では、特定の条件下で砂利の処分を受け付けている場合があります。

これらの施設では、持ち込んだ砂利を別の用途で再利用することを目的とした処理が行われることが多いです。

一部の地域では、自治体が提携している業者を紹介してくれることもあるため、手続きがスムーズになるメリットがあります。

ただし、自治体ごとにルールや条件が異なるため、具体的な処分方法や料金については、事前に自治体の窓口やウェブサイトで確認することが重要です。

こうした例外的な取り組みを活用することで、砂利を適切に処分できる選択肢が広がります。

砂利の処分方法6選

砂利の処分方法は、下記の6通りです。

• 不用品回収業者に依頼する
• ホームセンターに引き取ってもらう
• 砂利敷き・造園事業者に依頼する
• 再利用する
• 売る・譲る
• 自宅の庭に埋める

それぞれ解説します。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者を利用すれば、自宅まで引き取りに来てもらえるため手間がかかりません。

費用は発生しますが、砂利の量が多い場合や急ぎで処分したいときにおすすめの方法です。

業者を利用する最大のメリットは、重い砂利を自分で運ぶ必要がないことです。

特に大量の砂利を処分したい場合には、効率的かつ安全に処理を進められます。

また、業者によっては即日対応や夜間の回収サービスを行っているところもあり、スケジュールに合わせて柔軟に依頼が可能です。

さらに、回収された砂利がリサイクルに回される場合も多く、環境面での配慮がなされている点も魅力です。

依頼する際は、費用がどの程度かかるのかを事前に確認し、複数の業者で見積もりを取ると良いでしょう。

砂利の量や種類によって価格が変動するため、詳細を伝えて正確な見積もりを依頼することが重要です。

信頼できる業者を選ぶことで、安心して砂利の処分を任せられるでしょう。

信頼できるおすすめの不用品回収業者ランキングはこちら！

関連記事

• 

  信頼できるおすすめ不用品回収業者ランキング10！優良業者で安心！

  この記事では信頼できるおすすめ不用品回収業者を10社、1位から順にご紹介します。 どの業者も相場より安く、料金が明確、スタッフの対応が高評価の不用品回収業者なの...

  2018.07.05

  • 不用品回収
  • 粗大ゴミの回収

  2018.07.05

ホームセンターに引き取ってもらう

ホームセンターでは、砂利や土などの回収サービスを提供している場合があります。

具体例として、カインズホームやコーナンなどの大手ホームセンターが挙げられます。

カインズホームでは、リサイクルボックスや指定袋を使用して少量の砂利を持ち込むことが可能です。

コーナンでは、一部店舗で土や砂利の回収を行っており、事前予約が必要なケースもあります。

また、DCMグループ（旧ホーマック）では、建材や土砂の処分を有料で受け付けている店舗があります。

これらのホームセンターを利用する際は、店舗ごとに対応サービスが異なるため、事前に問い合わせて回収可能な種類や費用を確認しましょう。

ホームセンターを活用することで、比較的簡単に砂利の処分を進めることができます。

砂利敷き・造園事業者に依頼する

造園事業者や砂利敷き専門業者では、砂利の処分も併せて行ってくれることがあります。

例えば、新しい砂利敷き工事や庭のリフォームを依頼する際に、古い砂利を回収してくれる場合があります。

これにより、砂利の撤去作業と新しい施工が一度に進められるため、手間が省けて効率的です。

また、一部の造園事業者では、砂利の再利用を目的とした回収を行っており、回収された砂利が他の現場で活用されることもあります。

こうした業者を利用する場合は、事前にどのような処分方法が取られるのかを確認すると安心です。

さらに、砂利以外の不要な庭の廃材や植栽も一緒に処分してもらえる場合があり、庭全体をすっきりと整えるのに役立ちます。

見積もりは無料の場合が多いので、気軽に相談してみると良いでしょう。

再利用する

処分せずに再利用するのもひとつの手です。

砂利はその特性を活かしてさまざまな用途に利用できます。

たとえば、庭やプランターの装飾に使うことで、見た目をおしゃれに演出することも可能です。

また、花壇や植木の周りに敷き詰めることで、雑草の発生を防ぎ、植物の根を保護する効果も期待できます。

他にも駐車場や通路など、歩行エリアに敷き詰めることで排水性を向上させることができます。

DIYが好きな方であれば、砂利を使ってオリジナルのガーデンデザインや敷石の間に配置するアクセントとして活用するのもおすすめです。

さらに、破損した砂利はコンクリートの骨材としてリサイクルすることも可能で、建築資材として再利用されるケースもあります。

アイデア次第で砂利の新しい価値を見出せるため、処分する前にぜひ活用方法を検討してみてください。

売る・譲る

砂利の状態が良好であれば、フリマアプリやウェブサービスを活用して売却や譲渡が可能です。

売却の際には、Yahooオークションやメルカリといったプラットフォームを利用するのが便利です。

これらのサービスでは、簡単に写真を掲載して砂利の詳細情報を入力するだけで、多くの購入希望者とマッチングできます。

特にメルカリは、手軽さや取引のスピード感が魅力です。

一方で、譲渡を希望する場合にはジモティーを活用すると良いでしょう。

ジモティーでは、有料で出品することも可能ですが、無料での譲渡が一般的です。

地域に特化したサービスのため、近隣の人と直接取引が可能で、配送の手間を省ける点がメリットです。

こうしたサービスを上手に活用すれば、砂利を必要としている人に届けることができ、処分費用を削減することができます。

まずは、友人・知人に声をかけ、聞いてみるのもおすすめです。

自宅の庭に埋める

庭にスペースがある場合、砂利を埋めて処分する方法もあります。

ただし、この処分方法には、いくつか注意するポイントがあります。

まず、埋める場所を選ぶ際は、庭の用途やデザインに影響が出ないかを考慮しましょう。

植栽や芝生があるエリアには適していない場合が多いです。

また、砂利を埋める際は、下地に防草シートを敷くことで雑草の発生を防ぐ効果が期待できます。

埋める砂利の上には土を被せることで、見た目を整えることが可能です。

もし、大量の砂利を埋める場合は、排水性や地盤への影響についても事前に確認することが重要です。

この方法は費用をかけずに処分できる手軽さが魅力ですが、将来的に庭の改装や掘り返し作業を行う際に支障が出る可能性もあるため、慎重に計画を立てる必要があります。

庭全体のデザインと用途を考慮しながら、適切な方法で砂利を埋めましょう。

砂利の処分費用は30円～40円/kg

砂利の処分費用は方法や依頼先によって異なります。

おおよそ、砂利1kgあたり30円～40円が相場です。

以下に一般的な費用の目安をまとめました。

費用は砂利の量や地域、依頼する業者によって変動します。

不用品回収業者は手間を省ける便利さが魅力です。

砂利だけを処分する場合は、割高に感じてしまうため、他の不用品と併せて処分するのがおすすめです。

一方、ホームセンターは比較的安価に利用できる場合が多いものの、店舗によっては対応していないケースもあります。

造園事業者への依頼は、庭のリフォームや新たな砂利敷きを計画している場合に特に便利です。

各方法のメリット・デメリットを比較し、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。

砂利の処分は粗大ゴミ回収本舗へ！

砂利の処分には、費用や手間、環境への配慮など多くの要素が絡みます。

本記事でご紹介した6つの方法は、それぞれにメリット・デメリットがあります。

自身の状況や砂利の量に応じて、最適な方法を選択しましょう。

また、「粗大ゴミ回収本舗」では、砂利処分の相談や見積もりを無料で受け付けています。

面倒な手続きを省き、迅速かつ丁寧なサービスであなたのお手伝いをします。

砂利処分に悩んだら、ぜひ一度ご相談ください。

＞＞＞粗大ゴミ回収本舗への無料お見積りはこちら！