現在、電話受付対応中!従業員が最短30分でお伺いできます
現在、電話受付対応中!従業員が最短30分でお伺いできます
この記事ではリチウムイオン電池の捨て方を解説します。
リチウムイオン電池とは、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで、充電と放電を行う電池のことです。
現在はスマホなど多くの小型家電に使用されていますが、リチウムイオン電池は、多くの自治体でゴミ収集に出すことができません。
そこで本記事では、リサイクル回収ボックスや不用品回収業者を利用した、リチウムイオン電池製品の様々な捨て方をご紹介します。
目次
捨てたい電池がリチウムイオン電池かどうかは、上の画像のような「Li-ion」と書かれたスリーアローマークで見分けることができます。
マークは、電池や製品本体、製品のパッケージなどに記載されています。
古い製品だと、マークではなく「リチウム蓄電池」「Li-イオン」「リチムイオン」と表示されている場合があるので、ご確認ください。
リチウムイオン電池だと判別できたら、以下の方法で捨てます。
スマートフォンや電気シェーバーなど、リチウムイオン電池が内蔵された小型家電の捨て方は、おおむね以下に分類されます。
捨て方 | 特徴 | 地域の例 |
小型家電の回収ボックス | ・公共施設などに設置されている ・電池が内蔵されたままでも入れられる ・電池単体は投入できない |
福岡市など多数 |
自治体のゴミ収集 | ・分別は「燃えないごみ」など | 大牟田市、筑紫野市 |
家電量販店 | ・一部の電器店では小型家電の有料回収を頼める | ヤマダ電機、ビックカメラなど |
小型家電を捨てる時は、可能ならリチウムイオン電池を本体から外して、それぞれ別々に捨てるようにしましょう。
電池単体の捨て方はこのあとで解説しますが、福岡市なら、充電池は充電池の回収ボックスに入れ、本体は小型家電の回収ボックスに入れます。
小型家電の回収ボックスに投入できる品目や設置場所については、各自治体のホームページで公開されており、そちらで確認できます。
小型家電の回収ボックスには、一定のサイズ制限があります。
そのため、コードレス掃除機のような、リチウムイオン電池を使用した比較的大きな家電は投入できません。
この場合の捨て方は次の通りです。
リチウムイオン電池が入ったままの家電をゴミに出せるかは、自治体によります。
例えば久留米市では、充電池が入ったままの状態でも「燃やせないごみ」や「粗大ごみ」に出せますが、福岡市では不可能です。
自治体で捨てられない場合は、家電量販店や不用品回収業者が主な捨て方になります。
不用品回収業者なら大きな家電でも自宅まで取りに来てくれるので、手間がかからずおすすめです。
リチウムイオン電池単体とは、次の3種類のことです。
充電池単体の捨て方は自治体ごとに様々ですが、おおむね以下に分類されます。
捨て方 | 特徴 | 地域の例 |
充電池の回収ボックス | ・公共施設や電器店などに設置されている ・膨張・液漏れ・破損があると入れられないことも |
福岡市、北九州市 |
自治体のゴミ収集 | ・分別は「有害ごみ」や「燃えないごみ」など | 久留米市、大牟田市、久山町 |
ゴミ処理施設への持ち込み | ・膨張・液漏れ・破損があっても持ち込める場合がある | 久留米市、大牟田市 |
不用品回収業者 | ・電池の状態に関係なく捨てられる | どこでも利用可能 |
捨てる際は、電池の端子部分をガムテープやセロハンテープで覆い、絶縁処理を施したうえで、各自治体が指定する方法で捨ててください。
なお、充電池の回収ボックスには、自治体が設置したものと、一般社団法人JBRCが設置したものの2種類があります。
2つの回収ボックスの違いは次の通りです。
種類 | 主な設置場所 | 投入できるもの |
JBRCの回収ボックス | JBRCの協力店 (例:電器店、ホームセンターなど) |
・JBRC会員メーカーの充電池 ・膨張・液漏れ・破損のない充電池 |
自治体の回収ボックス | 役所、公共施設 | ・JBRC非会員メーカーでも投入できる ・膨張・液漏れ・破損があっても投入できることがある (※自治体による) |
回収ボックスの設置場所は、自治体もしくはJBRCのホームページで確認可能です。
JBRCの協力店の中には、回収ボックスではなくカウンターで引き取りを行っている店舗もあります。
ボックスが見当たらない時は、店員に声をかけて充電池を回収してもらえないか尋ねてみてください。
膨張・液漏れ・破損している電池や、リサイクルマークがない電池を捨てられない時は、販売店や製造元に相談するか、不用品回収業者に回収を依頼してみましょう。
【関連記事】スマホ用充電池の捨て方を知りたい方はこちら
モバイルバッテリーの処分方法!リサイクルや引き取り等での捨て方や注意点を解説リサイクルや引き取りなど、本記事ではモバイルバッテリーの処分方法を全て解説しています。処分の注意点やタイミングも紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
【関連記事】電動自転車(リチウムイオン電池搭載)の捨て方を知りたい方はこちら
電動自転車の処分方法と費用を解説!バッテリーは無料で処分できる?本記事では、電動自転車を処分する前にやらなければいけないことの手順や、7つの処分方法や処分にかかる費用について解説しています。
福岡県は、リチウムイオン電池の市場が活発化している地域です。
2025年には、トヨタが苅田町にレクサス向けのリチウムイオン電池工場を建設予定であり、日産も北九州市にEV車用のリチウムイオン電池工場を建設する計画を進めています。
これに伴い、福岡県ではリチウムイオン電池の適切な排出やリサイクルが、ますます重要視されています。
ここでは各自治体ごとの捨て方を解説するので、ぜひ正しい方法で捨てるようにしてください。
福岡市におけるリチウムイオン電池の捨て方は次の通りです。
種類 | 捨て方 |
リチウムイオン電池単体 | ・公共施設にある「資源物回収ボックス」に入れる (※膨張・水漏れ・破損した電池でも投入可) ・電器店等にあるJBRCの回収ボックスに入れる |
電池内臓の小型家電 | ・公共施設にある「小型電子機器回収ボックス」に入れる |
回収ボックスに入らないもの | ・家電量販店や不用品回収業者に引き取ってもらう |
「資源物回収ボックス」や「小型電子機器回収ボックス」は、主に以下の場所に設置されています。
詳しくは福岡市のホームページをご覧ください。
なお、資源物回収ボックスは、気温の影響により、7月から9月の間はリチウムイオン電池の回収を停止しています。
北九州市におけるリチウムイオン電池の捨て方は次の通りです。
種類 | 捨て方 |
リチウムイオン電池単体 | ・公共施設にある「充電式電池等回収ボックス」に入れる ・電器店等にあるJBRCの回収ボックスに入れる |
電池内臓の小型家電 | ・公共施設にある「小型電子機器回収ボックス」に入れる |
回収ボックスに入らないもの | ・家電量販店や不用品回収業者に引き取ってもらう |
「充電式電池等回収ボックス」と「小型電子機器回収ボックス」は、主に区役所と市民センターに設置されています。
久留米市におけるリチウムイオン電池の捨て方は次の通りです。
種類 | 捨て方 |
リチウムイオン電池単体 | ・集積所にある「有害ごみ」の回収容器に入れる ・電器店等にあるJBRCの回収ボックスに入れる ・上津、宮ノ陣クリーンセンターに持ち込む |
電池内臓の小型家電 | ・集積所にある「小型家電」の回収容器に入れる ・公共施設にある「小型家電回収ボックス」に入れる |
回収ボックスに入らないもの | ・「燃えないごみ」や「粗大ごみ」として捨てる ・家電量販店や不用品回収業者に引き取ってもらう |
久留米市では、リチウムイオン電池の取り外しが難しい場合は、家電を「燃やせないごみ」や「粗大ごみ」にそのまま出すことが可能です。(※久留米市への問い合わせ回答より)
「小型家電回収ボックス」は、市役所1階ロビー、総合支所、市民センターなどに設置されています。
各自治体におけるリチウムイオン電池や、電池が内臓された小型家電の捨て方は次の通りです。
自治体名 | 捨て方 |
大牟田市 | 電池単体:「有害ごみ」に出すか、JBRCの回収ボックスに入れる 小型家電:小型家電回収ボックスに入れるか、「燃えないごみ」に出す (※携帯を不燃ゴミに出す時は充電池を外す) |
春日市 | 電池単体:JBRCの回収ボックスに入れる 小型家電:「陶器・金属類」のゴミに出す |
筑紫野市 | 電池単体:JBRCの回収ボックスに入れる (※膨張・水漏れ・破損した電池はクリーンヒル宝満に持ち込む) 小型家電:「不燃物」のゴミに出す (※携帯はクリーンヒル宝満に直接搬入) |
大野城市 | 電池単体:自治体もしくはJBRCの回収ボックスに入れる (※膨張・水漏れ・破損した電池は春日大野城リサイクルプラザに持ち込む) 小型家電:「その他の燃えないごみ」に出す |
このように自治体の捨て方は様々なので、必ずルールを確認してから捨てることが大切です。
リチウムイオン電池を捨てる際は、以下の点に注意して捨てるようにしましょう。
リチウムイオン電池にはリチウムやコバルトなどの貴重な金属が使用されており、いずれもリサイクル可能な重要な資源です。
そのため、リチウムイオン電池を内蔵した電子機器を捨てる際は、電池が取り外せる場合、取り外してリサイクルに出すことが推奨されています。
一見取り外せないように見えても、説明書に取り外し方法が記載されていることがあるので、確認してみてください。
もし自分で取り外せない場合は、無理に分解せず、そのまま小型家電の回収ボックスに入れて問題ありません。
膨張、液漏れ、または破損している充電池は、電器店などにあるJBRCの回収ボックスには入れられません。
これらは火災の原因になる恐れがあり、自治体でも捨てられないことがあります。
そのような場合は、不用品回収業者に回収してもらうのが適切な捨て方です。
回収ボックスの中でリチウムイオン電池同士が接触すると、電流が流れて火災が発生するおそれがあります。
そのため、電池を捨てる際は、端子部分をテープで覆い、電流が流れない状態にしてから回収ボックスに投入しましょう。
使用するテープは、ビニールテープ、セロハンテープ、またはガムテープで問題ありません。
自治体での捨て方が分からないときは、不用品回収業者に頼むのがおすすめです。
予約するだけで回収に来てくれるので、自治体の捨て方を調べたり、自治体の収集日を待つ必要が一切ありません。
また、膨張して回収ボックスに入れられない電池でも、安全に回収してくれますし、絶縁や分別などの面倒な作業も不要です。
スタッフがリチウムイオン電池もしくはそれが入っている家電の場所まで来てくれて、回収するため、手間いらずです。
不用品回収業者は、リチウムイオン電池の最も簡単かつ安全な捨て方なので、困ったときは検討してみると良いでしょう。
【関連記事】安くて信頼できる不用品回収業者を知りたい方はこちら
【廃品回収のおすすめ業者】粗大ゴミや不用品もOK!安い順番ランキングおすすめの廃品回収業者を、料金の安い順にランキング形式でご紹介します。優良な業者を選ぶコツや、費用を安く済ませる方法も必見です。
リチウムイオン電池や、リチウムイオン電池が内蔵された家電の回収なら粗大ゴミ回収本舗にお任せください。
メーカー関係なく、膨張・水漏れ・破損した電池でも、安全に回収致します。
回収した電池は法律に従い、リサイクルまたは適切な処理を行いますので、安心してご利用いただくことが可能です。
粗大ゴミ回収本舗は環境に配慮し、ゴミを資源に生まれ変わらせ、製品の素材などとして利用する活動を行っております。
そのため処理コストをカットし、他社様よりも安い料金での回収が可能です。
不用品をまとめて回収するパックプランは9,800円からとなっておりますので、ぜひご利用ください。
公式サイト限定クーポン券やキャンペーンもご用意しております。
対応エリア
AREA
佐賀県
熊本県
大分県