この記事ではゴミ屋敷を整理してスムーズに引越しする方法を解説しています。

ゴミだらけの家は、サカイなどの引越し業者に片付けてもらえません。

引越し業者の多くは不用品回収を行っておらず、やっていたとしても家具を数点回収する程度です。

従って、ゴミだらけの家を整理してからでないと引越せません。

そこで本記事では、ゴミ屋敷を自分で片付ける方法から、片付け業者に任せる方法まで、引越しの成功術を完全網羅しています。

ゴミ屋敷からの引越しを成功させるための手順

普通の引越しなら準備期間は1ヶ月あれば十分ですが、ゴミだらけの家の整理だと引越しの2ヶ月前から始めると安心です。

• 1～30日目：片付けと掃除
• 31～60日目：荷造りと1ヶ月目で処分できなかった物のゴミ出し

というスケジュールが理想的です。

それでは引越しまでの流れを見ていきましょう。

自分で片付けられるか判断する

まずはゴミ屋敷の状態を見て判断します。無理だと判断したら片付け業者に任せましょう。

4DKや一軒家のゴミ屋敷からは45Lで約150のゴミ袋が出ると言われおり、ゴミだらけの状態を整理するのはほぼ不可能です。

次に自治体のゴミ出しルールを見て判断します。

1Kのゴミ屋敷でも45Lで約50のゴミ袋が出るため、上記表のような自治体でないと処分しきれません。

大量のゴミを処分したい時は、

• ゴミ処理施設に直接持ち込む
• 引越しゴミの特別収集を頼む

といった方法があります。

引越しゴミの特別収集は、北九州市など一部自治体で利用可能です。

ゴミ屋敷を片付ける

以下はゴミ屋敷の片付け手順です。

1. くん煙剤（バルサンなど）で害虫を駆除する
2. 明らかなゴミから片付ける
3. 残った物を”捨てる・捨てない”に分ける
4. 捨てる物を分別してゴミに出す

3番の仕分け段階では、「最近使っていない物は捨てる」（例：1年以上着ていない服）と基準を決めると、大幅に物を減らせます。

作業時はマスクと軍手、スリッパを付けて体を防護しましょう。

スプレータイプの殺虫剤も用意するとベストです。

ゴミ屋敷を掃除する

以下は掃除の基本的なポイントです。

１．作業は「上から下に」

埃は上から下に落ちてきます。ゴミ屋敷にはハウスダストが溜まっているので、常に意識したい点です。

２．掃除機は「奥から手前に」

きれいにした場所を再び踏まないように、部屋の奥から掃除機をかけます。

３．洗剤は「軽めから強めに」

ゴミ屋敷だと強めの洗剤を使うことがありますが、材質を傷めることにも繋がるので、まずは軽めの洗剤で様子を見ます。

なお、ゴミ屋敷の掃除は自力では不可能な場合がほとんどです。

「水場がゴミだらけ」「汚れやカビが落ちない」などで困ったら、ゴミ屋敷の片付け業者に頼みましょう。

荷造りする

荷造りにかかる時間は、単身で2週間、家族で1ヶ月が目安と言われています。

以下は、荷造りに1ヶ月かける場合のスケジュール例です。

荷造りでは「服」「食器」などのカテゴリーの他に、使用頻度で分けるのが重要です。

新居では使用頻度の高い順に荷ほどきするので、引越し後の片付けが楽になります。

引越し当日の後片付けをする

当日の後片付けで注意したいのは、引越し当日に出るゴミです。

• 少量なら新居に持っていく
• 多量ならゴミ処理施設に持ち込む
• 時間がない、施設に運べないなら片付け業者を呼ぶ

といった方法で当日の後片付けをしましょう。

多くの片付け業者は即日回収が可能なので、予約を入れたらすぐに後片付けしてくれます。

なお、引越し業者はゴミ回収が無理な場合が大半です。

引っ越し後の片付けをする

引っ越し後の片付けとは、新居での荷ほどきや収納のことです。

以下は引っ越し後の片付け手順になります。

1. 家具・家電の配置を決める
2. ダンボールを各部屋に運ぶ
3. 使用頻度の高い物から収納する

引っ越し後の片付けでは必要な物だけを出して、すぐに使わない物はダンボールから出さないようにします。

全部出してしまうと、物が溢れて引っ越し後の片付けが失敗するので注意しましょう。

ゴミ屋敷の片付け業者に依頼する

片付け業者に頼めば、ここまで解説したような作業はほぼ不要です。

参考までに粗大ゴミ回収本舗のサービスをご覧下さい。

ハウスクリーニングで家を掃除すれば、次の人が快適に暮らせる場所を提供できる上に、

• 持ち家なら売却できる可能性が上がる
• 賃貸なら原状回復費を抑えられる場合がある

といったメリットがあります。

荷造りは、引越しの準備時間の短縮に繋がるので、頼んでおいて損はありません。

【関連記事】ゴミ屋敷を自力で片付けたい人はこちら

お金がない人のゴミ屋敷の片付け方法｜回収業者が安い理由も解説

この記事ではお金がない人に向けて、ゴミ屋敷を自分で安く片付ける方法から、不用品回収業者に安い費用で片付けてもらう方法まで、様々なやり方を紹介しています。

2023年10月09日

ゴミ屋敷を片付けるのに引越し業者をおすすめしない理由

ここではサカイなどの引越し業者が、ゴミ屋敷の片付けに向かない理由を解説しています。

ゴミ屋敷の片付けサービスをやっていない

サカイ引越センターを含む大手業者のうち、ゴミ屋敷の片付けを行っているところは存在しません。

サカイなどの大手業者は、1日に何件もの引越し作業をこなしています。

一つの家に多くの時間をかけられないため、ゴミだらけの家の整理・掃除は行っていないのが現状です。

回収品目と回収地域が少ない

サカイにゴミの回収は頼めますが、サービス内容は以下の通りです。

サカイなどの大手業者は家具や家電はOKで、生活ゴミはNGという所が多いです。

また、事前申込が必要なことも多く、当日のゴミ回収を断られる可能性があります。

ゴミ屋敷片付けと引越しの両方を行う業者も駄目

片付けと引越しを兼業している業者も存在します。

ただし、以下の点にご注意下さい。

• 小規模な業者が多く、短距離・単身の引越しが中心
• 物品損傷のリスクがある

兼業業者は日常的に引越し作業を行っている訳ではないので、経験不足から来る物品損傷のリスクがあります。

もし利用するなら、保険の適用範囲はしっかり確認した方が良いでしょう。

【関連記事】引越し業者のゴミ回収について知りたい方はこちら

粗大ゴミを処分できる引越し業者一覧｜おすすめ不用品回収業者も紹介

本記事では粗大ゴミ回収を行う引越し業者について解説しています。後半ではおすすめ不用品回収もご紹介しているので、ぜひご覧ください。

2023年09月18日

ゴミ屋敷から引越しする時にかかる費用

ここではゴミ屋敷の片付け・掃除費用と引越し費用を解説しています。

片付け費用

以下はゴミ屋敷片付けの相場表です。

上の表に含まれているのは主に基本料金・人件費・車両費です。

他にも階段料金・出張交通費・梱包費などが発生することがあり、業者によってはこれらの金額コミコミでトラックのせ放題プランを用意している業者もあります。

のせ放題プランの相場は以下の通りです。

間取りはあくまでも目安です。狭い家でもゴミだらけなら、使用するのは4tトラックです。

実際に、1つ目の表にはほとんど4tトラック相当の料金が並んでいることが見て取れます。

掃除費用

ここで言う掃除とは、業務用の機材や洗剤を用いた本格的なハウスクリーニングのことです。

掃き掃除や拭き掃除などの簡易的な掃除とは違い、次のような料金が発生します。

（※三井のリハウスHPより引用）

ゴミ屋敷の片付け・掃除費用は非常に幅があり、間取りが同じだったとしても、業者が違えば費用も大きく変わります。

そこで重要なのが相見積もりです。

相見積もりとは数社に見積もりを依頼し、価格競争を起こさせるとともに、業者の特徴を見比べる行為のことを言います。

適正価格の業者が一目で分かるので、最低3社から相見積もりを取ると良いでしょう。

引越し費用

日経新聞の報道によると、引越し費用の平均は2023年2月時点で次の通りです。

• 単身世帯は6万3412円
• 家族世帯は11万1837円

引越し費用はここ2年で20～30％ほどの増加傾向が続いています。

引越し費用の増加は新型コロナの収束により、転勤を伴う人事異動が再び増えているのが原因です。

【関連記事】ゴミ屋敷片付けのおすすめ業者を知りたい方はこちら

安いゴミ屋敷片付け業者おすすめ5選！部屋の片付けから清掃までOK！

片付けから掃除まで安い料金で対応してくれるおすすめゴミ屋敷片付け業者を5社ご紹介します。サービス内容やメリット、費用相場もご覧ください。

2023年11月30日

引越し時のゴミ屋敷片付けなら粗大ゴミ回収本舗にお任せ

https://sodaigomi-kaishu.com/fukuoka/

粗大ゴミ回収本舗は九州北部でゴミ屋敷の片付けを行っています。

ゴミ屋敷の片付けには、トラック積み放題プランのご利用がおすすめです。

軽トラック積み放題（6,980円～）、2tトラック積み放題（49,800円～）、4tトラック積み放題（要見積もり）など、最適なプランを提案させて頂きます。

ハウスクリーニング、消臭除菌、害虫駆除など、掃除サービスもご利用可能です。

引越しのお手伝いもお任せ下さい。プロのスタッフが細心の注意を払い、丁寧に荷造りさせて頂きます。

一括のお支払いが難しい場合は、分割手数料無料の分割払いをご利用下さい。

＞＞粗大ゴミ回収本舗の無料お見積りはこちら！