ここでは、ゴミ屋敷に住む女性が増えている理由やその特徴、片付けていくためのコツなどについて解説します。

ゴミ屋敷になる女性特有の原因もあるので、自身の原因を押さえた上で、どのように片付けていけば良いか判断して頂けます。

ゴミ屋敷や汚部屋に住み続けるのは、健康リスクもあります。できるだけ早い段階で状況を改善し、健康面・精神面ともに毎日健やかに過ごせるよう、できることから始めてゴミ屋敷から抜け出してください。

ゴミ屋敷や汚部屋に住む女性が増えている理由

ゴミ屋敷の住人には、男性よりも女性の方が多いと言われています。

では、なぜゴミ屋敷や汚部屋に住む女性が増えているのでしょうか？

その理由には、以下のような点が挙げられます。

生活必需品が多い

女性は、男性に比べると生活必需品が多いです。

洋服やバッグ、靴、化粧品、アクセサリー・・・などと、男性よりも必要な物が多いのが特徴です。

ここから、部屋の中に物があふれて片付けるのが困難になり、ゴミ屋敷となる場合があります。

忙しくて片付けられないままになっている

日々仕事で忙しく過ごしている女性も、部屋がゴミ屋敷になりやすいです。

仕事で手一杯になり帰宅してからや休日に家事や掃除、片付けなどをする余裕がない状態を繰り返していくなかで、ゴミが溜まっていってしまいます。

自炊する時間がなくコンビニ弁当で済ませる日が続き、ゴミを捨てる気力もないことから足の踏み場がなくなるほど散らかっていくのです。

ストレスや疲れが溜まっている

ストレスや疲れが溜まっていることでゴミ屋敷になる場合もあります。

衝動買いをしてしまう、掃除や片付けをする気力が出ないなどが原因で、部屋にゴミがあふれていくケースがあるのです。

ストレスや疲れは人の身体に大きく影響し、生活環境にも様々な支障をきたします。

物を溜め込んでしまっている

いろいろな物を溜め込んでしまう女性も、部屋がゴミ屋敷と化しやすいです。

捨てることができないまま新たに買い物をする悪循環が続き、部屋の中に物があふれていく場合もあります。

また、趣味で推し活をしている人も、保存用や布教用、自分用などと同じ物を何個も買うことになるため物が増えやすいです。

限られたスペースの中に物がどんどん増えていき、掃除や片付けができない状態になります。

ADHDなどの病気を患っている

ADHD(注意欠如・多動性障害)やうつ病、総合失調症などの病気を患っている関係で、部屋がゴミ屋敷になる場合もあります。

掃除や片付けなど身の回りのことを行なうのが困難である、何においてもやる気が出ないなどにより、ゴミ屋敷になるケースがあるのです。

病気が原因で部屋が片付けられないときは、周りのサポートも受けながら片付けていく必要があります。

女性の社会的な孤立

女性の社会的な孤立も、ゴミ屋敷になる原因として考えられます。

昨今女性の社会的な孤立が目立っており、家庭の事情などから精神的なストレスを受けひきこもり状態になっている人も多いです。

ニュースでは女性の孤独死も取り上げられ、仕事に追われてセルフネグレクトに陥り、ゴミ屋敷で過ごしていたという事実もあります。

仕事の収入の面で見ると男性よりも女性の方が低い状態が続いており、夫との離別や死別によって貧困に悩まされる女性も多いのが現状です。

一方、福岡県では困難な問題を抱える女性のために、子どもの保護の体制や住宅支援、心理的ケアの充実などを図っています。こうした自治体の支援を利用するのもひとつの解決策です。

ゴミ屋敷になってしまう女性の特徴

続いて、ゴミ屋敷になってしまう女性の特徴について順に見ていきます。

次のような特徴を持つ女性の部屋は、ゴミ屋敷になりやすいです。

片付けや掃除が苦手

片付けや掃除が苦手な女性は、ゴミ屋敷や汚部屋になる確率が高いです。

ゴミが落ちていても気にならない、何から整理して良いかわからないなどの状態が続き、いつしか物があふれてしまいます。

また、積み重ねられたゴミを見ると片付けが面倒になり、その上にどんどんゴミが溜まっていきゴミ屋敷となるのです。

物が捨てられず、片付けが苦手なまま過ごしていると、部屋には物が散乱し、掃除もできない状態になります。

買い物依存症である

買い物をすると気分がすっきりするこから繰り返し物を買ってしまう買い物依存症の場合も、ゴミ屋敷になりやすいです。

欲しい物や必要な物を買うのではなく買い物自体が目的となり、自身でコントロールできなくなるのが買い物依存症です。

部屋の中にすでに同じ物がある、物があふれている状態であっても、買い物に行って物を買い続けてしまいます。

その結果、部屋には様々な物があふれ、掃除や片付けもままならなくなるのです。

こだわりが強い

こだわりが強く、物を捨てられない女性もゴミ屋敷になりやすいです。

まだ使える、これはどうしてもこの場所に置いておかないといけないなど、こだわりが強いと片付けがなかなか進みません。

強いこだわりを持ち掃除や片付けをする機会もないまま過ごすなかで、ゴミ屋敷になる場合があります。

使った物を元の場所に戻せない

メイクをするときに使った用品を机の上に置いたまま、読み終わった雑誌は床に置かれた状態など、使った物を元の場所に戻せない場合は部屋がどんどん散らかっていきます。

どこに何を収納するかという点も、すでにあやふやになっている場合が多いです。

すぐ手の届く場所に置いておくという習慣が染みつくと、ますます元の場所に戻せなくなります。

この悪循環により、部屋には物が散乱し、何から片付けて良いかわからなくなるのです。

つい後回しにしてしまう性格

ゴミが落ちているけれど明日まとめて掃除しようなどとつい後回しにしてしまう性格の女性も、ゴミ屋敷になりやすいです。

自身の部屋がどんな状況であるかわかっていても、気になったときに片付けに取り掛かれないためゴミなどがどんどん溜まっていきます。

明日、今週末、月末・・・などと後回しにすればするほど、その間にも物やゴミは増えていくのです。

一人暮らし

一人暮らしの女性もゴミ屋敷に陥りやすいです。

日ごろ訪ねてくる人もいない、普段は自分一人だけの空間である状況から、掃除や片付けを慌ててする必要がなくなります。

人に見られることがないし・・・と過ごしているなかで、いつしかゴミや不用品があふれた汚部屋になっていく場合もあるのです。

仕事が夜勤などでゴミ出しができない

仕事で夜勤などが多くゴミ出しができない状態も、ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴といえます。

ゴミを出すタイミングがないので部屋を片付けることもなくなる、このサイクルによってゴミが溜まった汚部屋になりやすいです。

ゴミ出しの日は自治体によっても異なるので、捨てるきっかけがないままゴミ屋敷で生活している女性もいます。

仕事が夜勤の場合は、曜日や時間を問わずゴミ置き場にゴミを出せる集合住宅を選んで引っ越すか、不用品回収業者の定期回収を利用することをおすすめします。

カーテンや窓を開けない

カーテンや窓を開けない生活を送っている女性も、ゴミ屋敷や汚部屋になりやすいです。

カーテンなどを開けないまま過ごしていると、部屋の中を見られる心配がありません。

窓を開けないでいると空気の入れ替えもできず、部屋の空気は重いままです。

その結果、片付ける気力がなくなり、ゴミ屋敷になりやすいのです。

※ゴミ屋敷なる原因については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ゴミ屋敷8つの原因究明！片付けられない人の心理や理由とは？対処法も解説

本記事では、ゴミ屋敷になる原因や片付けができない人の心理などを紹介します。ゴミ屋敷の片付けでお困りの方はぜひ参考にしてください。

2024年02月01日

ゴミ屋敷を放置するリスク

ゴミ屋敷は、放置すると以下のようなリスクを招きます。

• 悪臭が発生する
• カビや害虫が発生し、アレルギーや感染症のリスクが高まる
• コンセントの埃やゴミに引火するなど火災が発生しやすくなる
• 近隣とトラブルになる

健康面や衛生面において良くない状態に陥り、近隣住民ともゴミや臭いでトラブルになる場合があるので放置するのは危険です。

女性必見！ゴミ屋敷や汚部屋を片付けるコツ

ここではゴミ屋敷や汚部屋でお悩みの女性に、効率よく片付けるコツをご紹介します。

片付けのコツを押さえて、ゴミ屋敷から脱却しましょう。

まずは毎日使うかばんの中から片付けよう

ゴミ屋敷から抜け出すため、まずは毎日使うかばんの中を片付けてみましょう。

部屋だけでなくかばんの中にも物があふれている可能性が高いので、整理してみてください。

ゴミは捨てる、同じ物が何個も入っていたら1個に絞るなどして、かばんの中をすっきりさせましょう。

小さなことから始めるだけでも、ゴミ屋敷の改善につながります。

ゴミ袋を用意して導線を確保する

ゴミ屋敷を片付けるためには、ゴミや不要な物を捨てるためのゴミ袋を用意しましょう。

あらかじめゴミ袋を用意しておくと、ゴミなどをどんどん入れていけます。

さらに、導線を確保するのも意識してください。

歩く場所、玄関までの導線などを作っておくと、不要な物やゴミ袋などを移動させやすいです。

明らかにゴミと分かるものをゴミ袋にまとめる

ゴミ袋の用意と導線の確保ができたら、空のペットボトルやコンビニ弁当のケースなど明らかにゴミと分かるものからゴミ袋にまとめていきます。

ゴミと分かるものを捨てていくだけでも、机の上や床などに少しずつスペースができてくるはずです。

部屋の中で動きやすくなり、自分にとって必要な物が何かも見えてきます。

物の収納場所を決める

ゴミを処分していくと、本当に必要な物が出てきます。

そこで、必要な物は収納場所を決めて片付ける点を心がけてみましょう。

化粧品などは洗面所、食べ物関連の物はキッチンへ、本はラックや棚など収納場所を決めながら作業を進めていくと、部屋がすっきりしてきます。

売ることにこだわらない

女性の汚部屋には、バッグや服などの物が多い傾向にあります。

このようなアイテムは、購入したときのことを考えると、売るという手段で処分したいと考える人が多いでしょう。

しかし、すぐに売れるとは限らないので、こちらのタイミングで手放すのが難しいです。

不要な物のなかから売れそうな物が出てきても、思い切って処分した方が早く・確実に片付きます。

ちなみに、不用品回収業者ならどんな不用品も回収してくれて回収物をリサイクル・リユースしているため、新たに別の場所で使ってもらえます。

不用品回収業者に依頼して片付けてもらう

ゴミ屋敷を何とかしたいとき、不用品回収業者に依頼して片付けてもらう方法もあります。

不用品回収業者は、不用品をまとめて回収してくれるだけでなく部屋の片付けや掃除まで引き受けてくれるので心強いです。

種類や大きさ問わず経験豊富なスタッフがどんどん作業を進めてくれるので、片付け事をすべて任せられます。

※リーズナブルに対応してくれるゴミ屋敷清掃業者はこちらをご覧ください。

ゴミ屋敷の清掃業者おすすめ5選！安いかつ遺品整理・片付けにも対応

ゴミ屋敷清掃業者の料金相場から安く依頼するコツ、おすすめ業者5社をご紹介します。お得な業者を見つけて、ゴミ屋敷を片付けてみましょう。

2024年01月22日

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ゴミ屋敷になりやすい女性の特徴や心理、性格などから片付けるコツまでをご紹介しました。

汚部屋の整理は、自身の状況をよく確認した上でできることから一つずつ取り掛かり片付けていくのが理想的です。

大量の不用品がある、何から手を付けたら良いかわからない、掃除も手伝ってほしいなどの場合は、「粗大ゴミ回収本舗」もすぐに駆け付けるのでご相談ください。

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