さまざまな理由で仏壇を手放すことを検討しているけれど、仏壇は他の家具とは違うため、処分の方法がわからない場合や処分に慎重になる方も多いのではないでしょうか。

仏壇はただ捨てればいいというわけではなく、きちんとした処分方法があります。
今回は仏壇の処分方法だけでなく、事前に知っておきたい供養の方法や処分を依頼する時に知っておきたい注意点などもあわせて解説していきます。

仏壇を処分する6つの方法


ここでは仏壇を処分する方法を6つ紹介していきます。それぞれ特徴があるので、ひとつずつしっかりとポイントを押さえておきましょう。

お寺に相談し、供養と処分を依頼する

仏壇を処分するにあたり、一番定番の方法です。仏壇を処分する際、まずは位牌が納められているお寺に相談をしてみましょう。

仏壇を処分する前に「閉眼供養(へいがんくよう)」と呼ばれる供養(御霊抜き・性根抜き・魂抜きとも呼ばれます。)を行うのが一般的です。ほとんどのお寺で閉眼供養をしてくれますが、なかには受付期間が決まっている場合や特定の時間にしか対応していないというケースがあります。

参考までに、閉眼供養の費用は概ね10,000~30,000円前後が目安とされています。また、閉眼供養の費用とは別にお布施(おふせ)というお礼金を包むことがあります。
お布施の目安は5,000~10,000円とされていますが、お寺とのお付き合いのなかで金額が決まってくるものです。どのくらい包めばわからない場合も多いので、金額がわからない場合はお寺に直接相談をしてみましょう。金額を相談することは失礼にあたらないので安心してください。

もし供養のため自宅まで来てもらった場合、「お車料」として別途お金を包む必要があります。一般的には5,000円程度が相場ですが、遠方の場合は10,000円程度を包むことが多いです。

閉眼供養の相談の際に、あわせて確認しておきたいのが供養後のお焚き上げです。お焚き上げをしていない、または仏壇を引き取ってもらえない場合は、供養後に自分で仏壇を処分する必要があります。処分の方法に困った場合はお寺に相談をしてみるとよいでしょう。

仏壇店に相談し、処分を依頼する


お寺と疎遠になってしまっているなど、なにかしらの事情でお寺に相談をしづらい場合は、仏壇仏具を販売しているお店に仏壇の処分を依頼することもできます。仏壇を購入したお店でなくても処分の対応をしてくれることが多いので、まずは近くの仏壇店に相談をしてみましょう。相談をする際、仏壇の大きさを伝えておくとスムーズに話が進みます。

相談をする際、配送方法もあわせて確認しておきましょう。処分をする仏壇は自分で直接店舗に持ち込むか、運送会社に配送の手配をする必要があります。お店によっては、自宅まで引き取りに来てくれる場合もあります。

また別途費用がかかりますが、希望があれば仏壇の処分だけでなく、提携しているお寺で供養やお焚き上げを行ってくれることもあります。お寺とのお付き合いがない方でもしっかりと供養をしてくれるので安心です。

処分の費用は仏壇の大きさによって変わりますが、小さいもので5,000円~、大きいもので20,000円ほどとされています。また、供養を行う場合は別途15,000円前後、さらに配送料などもかかり、最終的には目安として50,000円程度の費用がかかります。

また、お店によっては新しい仏壇を購入すれば割引をしてくれる場合もあります。さらに、自分で処分する仏壇を店舗に持ち込めば配送料もかかりません。少しでも節約をしたい方はうまく使いこなすとよいでしょう。

仏壇を専門に扱っているということもあり、お寺と同様にテキパキと正確に処分をしてくれます。

お寺で供養後、自分で粗大ごみとして処分する


お寺で供養をお願いした後、自治体に粗大ごみとして処分をする方法です。

たとえ仏壇であっても、閉眼供養をして仏壇の扉を閉めればただの箱です。そのため、粗大ごみとして処分ができるようになります。しかし、自治体によっては仏壇を粗大ごみとして回収をしていない場合もあるので事前に自治体に確認をするか、ホームページで確認をしておきましょう。

粗大ごみの回収方法は主に「自宅前での回収」「ごみ収集所での回収」「自分で焼却場まで持ち込む」という3つの方法があります。自宅前での回収やごみ収集所での回収は事前に予約が必要なため、今すぐ処分をしたいという方には向きません。急ぎで処分をしたい場合は、自分で焼却場まで持ち込む必要があります。

また、ごみ袋に入るような小さい仏壇なら、自分で解体をして一般ごみとして出すことも可能です。一般ごみとして出す場合、各自治体のガイドラインにそって木材や金属を分別して出しましょう。ただし、粗大ごみを解体して一般ごみにした場合は回収をしてくれない自治体もあるため、ごみとして出す前に必ず確認をしておきましょう。

粗大ごみや一般ごみとして仏壇を処分するのは一番手軽でかんたんな方法なのですが、一つだけ注意点があります。
それは、仏壇を自分で解体をしてごみに出すということや、粗大ごみとして自宅前や収集所に置かれていることに抵抗感や不快感がある方がいるということです。

電話一本でかんたんに回収の依頼ができるうえ、粗大ごみとして出せば2,000~3,000円くらいと安く仏壇を処分できるのが大きなメリットです。しかし、快く思わない方がいるもの事実です。親族からもよく思われない可能性もあるため、周囲へ住む方々の配慮だけでなく親族への配慮も忘れないようにしましょう。

お寺で供養後、不用品回収業者に依頼する

お寺で供養をした後、仏壇を粗大ごみや一般ごみして処分することに抵抗がある方は不用品回収業者に処分を依頼することも可能です。

自治体のごみ回収とは違い、不用品回収業者が直接自宅まで来て仏壇を回収してくれるので、周囲に気をつかう必要がありません。また、自分で思い仏壇を運び出す手間がないのもメリットです。

処分費用は不用品回収業者によって異なりますが、目安としては5,000~10,000円ほどです。

供養も処分も、不用品回収業者に依頼する


同じ不用品回収業者でも、こちらは供養から処分までまとめて引き受けてくれる不用品回収業者に依頼する方法です。

閉眼供養をしていない仏壇でも、回収業者と提携しているお寺でしっかりと供養を行ってから処分をしてくれます。お寺とのお付き合いがない方や時間をとれない方は、仏壇の供養と処分をまとめて依頼できる不用品回収業者を探してみるとよいでしょう。

また、位牌や仏具だけでなく、遺影などの仏壇にまつわるものを一緒に回収・処分をしてくれるのも不用品回収業者を利用するメリットです。一度で片づくので、手間も時間もかかりません。

不用品回収業者に供養を依頼する場合、供養の方法は大きくわけて「合同供養」「提携先のお寺の僧侶が自宅に訪問をして供養をしてくれる」という2つ種類があります。どちらの方法で供養をするかによって料金が変わってくるので、不用品回収業者に相談をしてみましょう。

参考までに、合同供養の場合は20,000~30,000円ほどです。供養代金と処分料金を含めてのセット料金となっている場合や、供養代金のみで処分料金はかからないというケースが多いです。

仏壇をリサイクルショップで買い取りしてもらう

仏壇は一部のリサイクルショップでは買い取りが可能です。しかし中古の仏壇を購入したいという人が減少しているため買取価格は期待できません。美術品のような価値のある仏壇でもない限り、高くても数千円程度でしょう。

また、仏壇の買い取り業者が見つかったとしても閉眼供養はしなければいけません。運搬費用もかかるため、リサイクルショップの買い取りで逆にコストがかかってしまう場合もあります。

オークションに出品する場合も同様です。オークションで仏壇を購入する方は本来の目的とは違い、美術品や工芸品といったコレクションとして落札されている方が多いです。

仏壇を処分する際の注意点


仏壇を処分する前にしておきたい、注意点をまとめました。
後々大きなトラブルに繋がる可能性もあるため、処分前によく確認しておきましょう。

粗末に扱わない


「もう処分するから」といって、仏壇や仏具を粗末に扱わないようにしましょう。供養をして魂を抜いた後でも、長い間魂が入っていたものです。魂は目に見えないものですが、最後まで心を込めて取り扱うようにしましょう。

開眼供養、閉眼供養を行なっているか確認する

開眼供養(かいがんくよう)とは、仏壇や位牌を新しく購入した時に位牌や仏壇、お墓などに魂を入れることです。引っ越しや場所の移動でも開眼供養が必要です。
一方で閉眼供養とは、開眼供養とは逆に位牌、仏壇、お墓などから魂を抜く供養方法です。墓じまいや仏壇を処分するときに行います。

一般的に仏壇を購入した際に開眼供養をした場合は、処分時に閉眼供養を行います。開眼供養をしたかどうか・閉眼供養が必要かは位牌を納めているお寺に相談をするとよいでしょう。

ただし、宗派によっては開眼供養・閉眼供養を行っていないこともあります。例として、浄土真宗では「入仏法要(にゅうぶつほうよう)」「遷座法要(せんざほうよう)」を行っています。考え方は異なりますが、仏壇を処分する際に行う儀式という点ではどちらも同じです。

ほとんどの業者では閉眼供養をしていないと仏壇の処分をしてくれません。また、業者の人も、供養されていないものを処分するとバチが当たるのではないかと思うこともあるでしょう。

一般的には聞きなれない閉眼供養ですが、閉眼供養をせずに処分をしてしまうと自分の心のどこかに後ろめたさが残るってしまうこともあります。多少費用がかってしまいますが、しっかりと供養をしてから仏壇を処分するようにしましょう。

仏壇の中に大切なものが残っていないか確認する


仏壇を処分する間に、写真や位牌など大切なものが残っていないか確認をしましょう。

特に仏壇の引き出しの中には先祖代々から受け継がれている品や、親戚の所有物などが入っている可能性があります。ほかにも数珠や経典などの仏具にまつわるものや、通帳や印鑑などが保管されているケースもあります。

普段引き出しを開ける機会がないため見落としてしまいがちな仏壇の引き出しですが、一度供養業者に預けてしまった仏壇や仏具は返ってきません。業者に預ける前に仏壇の中に忘れ物がないかよく確認をしておきましょう。

業者が処分できるもの、処分できないものを確認する


供養業者によってはお供えものや遺品の引き取りをしていないので自分で処分をする必要があります。また、香炉の灰やマッチなどは各自で一般ごみとして処分します。

処分前に仏壇や仏具のほこりをきれいに拭き取り、もう一度忘れ物がないか、業者が処分できないものが入っていないか、よく確認をしましょう。

自分ではごみと思っていたものでも、後から「実は大切な品だった…」というようなこともあります。仏壇の中から出てきた品を処分する際、家族や親戚と一緒に確認をすると安心です。

親族に配慮する


仏壇を処分する前に、たとえ面倒でも親族へ相談をして処分について了解を得ることを忘れないようにしましょう。

人や地域、宗派によって仏壇の扱いにこだわりがあるため、自己判断で勝手に仏壇を処分してしまうと親族間で思わぬトラブルに発展してしまう可能性があります。
そのため、仏壇を処分する前に親戚を含む関係者に処分方法について一度相談をすることをおすすめします。

まとめ

仏壇はただ捨てればいいというわけではなく、処分する前に閉眼供養をしなければならないなど、さまざま時間と労力がかかります。処分方法をあれこれ調べて比較検討をして悩んでいると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

仏壇の処分にこだわりがない方や相談するような親戚や身内がいない場合、思い切って不用品回収業者にすべて任せてしまうのも一つの方法です。
あなたに代わってお寺で供養する手続きを済ませてくれるうえ、位牌や仏具、遺影など、仏壇にまつわるものを一度にまとめて処分をしてくれます。

処分方法に悩んで時間が過ぎてしまうよりも、一度ですっきりと片づけてしまった方が気持ち的にも楽になるし、時間もグッと節約ができます。仏壇を処分する手間を減らすために、不用品回収業者にすべて任せるのもよいのではないでしょうか。

仏壇を処分する際、ぜひ不用品回収業者も検討してくださいね。

粗大ゴミ回収本舗へお任せください。

 

粗大ゴミ回収本舗ではお客様のご要望に合わせた最適なプランでご利用が可能です。

お電話での簡単見積りも可能ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

 

評価: 0

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。


CAPTCHA