ここでは、冷蔵庫と洗濯機をセットで回収処分する方法について4通りご紹介します。

家電リサイクル法の概要や回収処分する場合の費用相場、注意点についても詳しくまとめました。

冷蔵庫と洗濯機を合わせて回収処分する方法をお探しの人に、参考になる記事内容です。

正しくかつ一度にまとめて処分できる、最適な方法を見つけてみてください。

買い替えまたは処分のみなのかによっても、適した処分方法が異なります。

冷蔵庫と洗濯機は家電リサイクル法の対象

家電4品目と言われるものに関しては、家電リサイクル法に基づいて正しく処分する必要があります

家電リサイクル法とは、一般家庭や事務所などから出た家電から有用な部品をリサイクルし、資源の有効利用を推進するための法律です。

家電リサイクル法対象の冷蔵庫・洗濯機

家電リサイクル法に含まれる家電4品目には、以下が挙げられます。

• 冷蔵庫、冷凍庫
• 洗濯機、衣類乾燥機
• エアコン
• テレビ

冷蔵庫と洗濯機も家電リサイクル法の対象になる点から、自治体の粗大ゴミなどでは処分できないため注意が必要です。

もう少し詳しくみると、次のような冷蔵庫と洗濯機が家電リサイクル法の対象になります。

• 冷凍庫
• 冷蔵庫
• 冷凍冷蔵庫
• ワインセラー
• 保冷庫・冷温庫
• 洗濯乾燥機
• 全自動洗濯機
• 2槽式洗濯機
• 小型洗濯機
• 衣類乾燥機

家電リサイクル法対象外になる冷蔵庫と洗濯機

家電リサイクル法の対象になる冷蔵庫と洗濯機ですが、一部回収できない製品があります。

業務用機器である場合は、家庭で使用されていたとしても家電リサイクル法の対象外となるので確認しておきましょう。

～家電リサイクル法の対象外になる冷蔵庫と洗濯機一覧～

• 業務用保冷庫
• おしぼりクーラー
• 冷凍ストッカー(店舗用)
• 保冷米びつ
• ショーケース(店舗用)
• 製氷機
• 冷水機
• 化粧品専用の保冷庫
• ホテル用システム冷蔵庫(課金式)
• 衣類乾燥機能付き布団乾燥機
• 衣類乾燥機能付きハンガー掛け
• 電動のバケツなど

※業務用冷蔵庫の処分方法や費用相場はこちらをチェック！

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冷蔵庫と洗濯機の回収処分の費用相場

冷蔵庫と洗濯機をセットで回収処分する場合は、リサイクル料金と回収処分費用が発生してきます。

それぞれの費用相場について表にまとめたので、確認してみてください。

冷蔵庫・洗濯機のリサイクル料金

冷蔵庫と洗濯機は、メーカーや該当するグループによってリサイクル料金が異なります。

ものによってリサイクル料金が異なる冷蔵庫・洗濯機ですが、目安は次のようになっています。

冷蔵庫・洗濯機の回収処分費用

冷蔵庫や洗濯機を処分する際は、リサイクル料金だけでなく回収処分費用がかかる点も覚えておきましょう。

買い換えるか回収のみを依頼するかによって、回収処分費用は以下のように変わってきます。

冷蔵庫と洗濯機をセットで回収処分する方法4選

不要となった冷蔵庫や洗濯機は、家電リサイクル法を理解して正しく処分することが求められています。

その上で処分する方法としては次に挙げる4通りがあるため、どの処分方法が良いか考えてみましょう。

不用品回収業者に依頼する

冷蔵庫と洗濯機をまとめて回収処分してもらいたい、できるだけ早く手間をかけずに処分したいときは不用品回収業者に相談するのがおすすめです。

不用品回収業者は、家電リサイクル法の対象になる品目をはじめ、様々な不用品や粗大ゴミを回収しています。

自身で搬出する必要もなく、当日にスタッフがすべて担当してくれるため、重たい冷蔵庫などもあっという間に処分できるのが魅力です。

最短即日で現場に駆け付け対応してくれる業者も多いので、今処分したいというときに冷蔵庫などを手放せます。

ついでに他の不用品を回収してもらったり、家具の移動やハウスクリーニングの依頼もできるため困ったときに頼りになります。

冷蔵庫・洗濯機を買い替えではなく処分のみ検討している場合は、不用品回収業者に相談してみましょう。

※家具や家電処分におすすめの不用品回収業者はこちら！

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家電量販店に回収してもらう

冷蔵庫と洗濯機をセットで処分する場合、家電量販店に回収してもらう方法があります。

買い替えであれば、新しい冷蔵庫・洗濯機を購入する予定の家電量販店に引き取りを依頼すると良いです。

処分のみの場合は、冷蔵庫・洗濯機を購入した家電量販店に引き取ってもらいましょう。

家電量販店を利用して処分する際は、上記に説明したリサイクル料金と回収処分費用が発生します。

店舗によって回収処分にかかる費用が少しずつ異なるため、事前に尋ねておくのがおすすめです。

指定引取場所に搬入する

自治体が定める指定引取場所に直接持ち込むことでも、冷蔵庫と洗濯機は処分できます。

家電量販店を利用するときのような回収処分費用は発生しませんが、自身で指定の場所に運びこまなければなりません。

冷蔵庫や洗濯機をセットで処分するとなるとかなり重労働になり、運び込む自家用車がないと指定引取場所に持っていくことができないのがデメリットです。

指定引取場所に搬入する形で処分する際は、リサイクル料金のみを支払う必要があります。

最寄りの指定引取場所は、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターのホームページを確認すると調べられます。

自家用車があれば利用できる方法ではありますが、重たい家電をまとめて処分するのは大変な作業となるでしょう。

引っ越し業者に回収してもらう

引っ越しを機に冷蔵庫・洗濯機を処分するまたは買い替える場合は、引っ越し業者に回収してもらう方法もあります。

家電リサイクル法の対象になる家電を回収している引っ越し業者はいくつかあり、リサイクル料金と回収処分費用が発生してくるところが多いです。

家電量販店を利用して処分するとき同様、費用がいくらくらいかかってくるかを事前に確認しておくことが重要です。

なかには冷蔵庫や洗濯機などの家電を買い取っている引っ越し業者もありますが、状態によっては回収してもらえないことがあるので理解しておきましょう。

冷蔵庫や洗濯機を回収処分するときの注意点

冷蔵庫と洗濯機を一緒に処分するときは、あらかじめ以下の作業をしておく必要があります。

電源プラグを抜いてそのまま運び出せるものではなく、事前に処分の準備をしておかなければなりません。

冷蔵庫と洗濯機、それぞれにおいて必要な準備とその流れを記載します。

冷蔵庫の水抜きと霜取りをしておく

冷蔵庫を処分するときは、水抜きと霜取りをしておかなければなりません。

この作業が完了していない状態で冷蔵庫を運び出すと、庫内から水がこぼれてきて床や物が水浸しになってしまいます。

処分する予定の前日に、行なっておくと良いでしょう。

水抜きでは蒸発皿に溜まっている水を捨て、霜取りでは庫内に溜まっている霜を溶かしておきます。

詳細は、次の通りです。

1. 冷蔵庫の周りに雑巾やビニールシートを敷く
2. 冷蔵庫のコンセントを抜く
3. 製氷皿の中身を捨てて、冷蔵庫のドアを開けておく
4. 夏なら10時間、冬なら15時間経ったところで蒸発皿に溜まっている水を捨てる

処分する日に合わせて冷蔵庫の中身を整理し、空になった状態で水抜きと霜取りを行ないましょう。

洗濯機の水抜きをしておく

洗濯機に関しては、処分の前に水抜きが必要です。

洗濯機内やホースの中に溜まっている水を抜く作業が、水抜きです。

道具を用意して、以下に記載する手順で水抜きを実践してみてください。

1. 水抜きに必要な道具を揃える(ドライバー、バケツ、タオル、ビニール袋)
2. 洗濯機の周りを片付ける
3. 給水ホースの水を抜く
4. 洗濯槽の中の水を抜く
5. 排水ホース内の水を抜く
6. 取り外した部品をなくさないようにまとめる

水がうまく抜けないときは、洗濯機にゴミが溜まっていないか調べてみてください。

水抜き作業を行なうのが難しい場合は、無理をせず回収に来てもらう業者に頼んでみましょう。

冷蔵庫と洗濯機の処分は粗大ゴミ回収本舗なら格安！

冷蔵庫と洗濯機をセットで回収処分する方法から費用相場、家電リサイクル法などについて解説しました。

家電リサイクル法の内容を把握し、買い替えまたは処分のみかによって適した方法を選ぶと、冷蔵庫と洗濯機を無事に処分できます。

できるだけ早くまとめて処分したいというときは、不用品回収業者を利用するとあっという間に回収してもらえるでしょう。

「粗大ゴミ回収本舗」も冷蔵庫や洗濯機をはじめとした家電や粗大ゴミなどをまとめて回収しているので、ぜひご利用ください。

最短30分で現場に到着し、不用品回収のプロが迅速・丁寧に作業いたします。

重たい冷蔵庫や洗濯機の搬出から回収処分まで、すべて引き受けます。

リサイクル料金や回収処分費用は発生せず、追加料金不要のパックプランでお得に処分できるので安心です。

24時間対応しているため、ご都合に合わせてご利用いただけるのも魅力です。

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