充電器やその周辺機器の処分方法や処分する時の注意点をまとめました。

現代人にとって、スマホやパソコンは必須アイテムです。

そして、その命綱が充電器です。

いつのまにか充電器が増えていることも多いので、古くなったものは処分していくことも大切です。

充電器は多くの自治体では一般ゴミや不燃ゴミでは処分できません。

間違った方法で処分すると発火などでとても危険です。

処分方法をしっかり読んで、正しく処分してください。

充電器の捨て方

充電器を処分するにはいろいろな方法があります。

ここでご紹介の方法は、いずれも適切な方法ですのでご安心ください。

不用品回収業者に依頼する

充電器の処分方法としておすすめしたいのが、不用品回収業者に依頼する方法です。

不用品回収業者なら、適切に処分しますので、あなたが処分した充電器によって火災を引き起こすなどのトラブルが回避できます。

ただ、充電器は大きなものではないので、充電器だけで処分すると料金が高くつきます。

充電器の処分で不用品回収業者を利用するなら、他の不用品と一緒に処分するのがおすすめです。

例えば、引っ越し時やリフォーム・模様替えなどには最適です。

他の不用品と一緒に、諸経費込みのパックプランを利用すれば費用を抑えることができます。

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携帯キャリアの店舗に持ち込む

各携帯キャリアでは、「モバイル・リサイクル・ネットワーク（MRN）」というリサイクル回収の取組みを行っています。

モバイル・リサイクル・ネットワーク（MRN）は、利用者の協力と携帯電話事業者を中心とした、回収・再資源化の取組みです。

携帯キャリア独自の取組みではないため、どの店舗でもどこのメーカーでも無償で回収してもらえます。

全国にある各社の店舗に持って行ってスタッフに渡すだけです。

新規購入・機種変更時だけでなく、いつでも、どんな古い機種でもOKです。

メーカーによる回収を利用する

メーカーによっては、充電器の回収を行っているメーカーもあります。

回収を行っているメーカーは下記のとおりです。

• Anker
• CIO
• ダイソー
• エレコム

CIOでは、不要になった充電器（ACアダプター）を専用の返送用封筒で返送するだけです。

回収した充電器をメンテナンス後、再活用する取り組みを行っています。

小型家電回収ボックスに入れる

 

市役所や図書館などの公共施設やショッピングセンターなどに設置されている小型家電回収ボックスに、充電器を入れることができます。

小型家電回収ボックスが設置されている施設がオープンしている時間ならいつでも無料で投入できます。

名前を書くなどの面倒な手続きも不要です。

ただし、充電器を小型家電回収ボックスに投入するときは、絶縁しましょう。

絶縁といっても、充電器の金属の端子部を覆うように、テープを貼るだけでOKです。

ちょっとしたひと手間で、火災などのリスクを減らすことができます。

家電量販店に回収を依頼する

ヤマダ電機など家電量販店でも、充電器を処分することができます。

回収ボックスが設置されている場合とない場合がありますが、ない場合はスタッフに声をかけるだけでOKです。

ただし、ヤマダ電機では、膨張した充電器やリサイクルマークのない充電器の回収はできませんのでご注意ください。

ネットやリサイクルショップで売却する

処分を考えている充電器の状態が良い場合は、フリマアプリ・ネットオークションなどのインターネット、リサイクルショップの実店舗などで売却することも可能です。

ただし、製造年から時間が経っているものや、使い込んで使用感があるもの、膨らんでいる物などは、売却は難しいでしょう。

充電器の売却を考えるのなら、製造年から日が経っていないもの、有名メーカー、人気ブランドがおすすめです。

充電器を捨てるときの注意点

充電器は大きなものではありませんが、不適切な捨て方をすると危険です。

自分だけでなく周りにも迷惑をかけるリスクがあります。

注意点を熟読の上、正しく処分してください。

【重要】充電器は不燃ゴミには出せない！

充電器は小型家電リサイクル法対象品目のため、リサイクルが義務付けられています。

そのため、自治体の不燃ゴミには出せません。

それに加えて、充電器は不適切な捨て方をすると、発火する恐れがあります。

小さな充電器一つぐらい不燃ゴミに混ぜてもわからないなどと考えて捨てる人が後を絶たず、ゴミ収集車から発火する事象が多発しています。

一人ひとりの心掛けでそのようなトラブルを防ぐことができます。

充電器に使われている電池の種類をチェックする

充電器には「リチウムイオン電池」、「ニカド電池」、「ニッケル水素電池」の3種類が使われています。

いずれの電池を使っている場合でも、プラスチックなどと一緒に捨てると、火花などを発し、ゴミ収集車やゴミ処理施設で火災を引き起こす可能性が大きいです。

リチウムイオン電池が原因と考えられる火災の報告も後を絶ちません。

充電器を捨てる際には決められた方法で処分しましょう。

リサイクルマークの有無をチェックする

充電器には、回収・リサイクルが必要であることを示す記号（スリーアローマーク）と電池の種類を示す英文字で構成されたリサイクルマークがついています。

3つの矢印が円を描いているようなマークです。見られたことがある方も多いと思います。

リサイクルマークがついている充電器は、回収協力店の備え付けの黄色いリサイクルボックスに入れるなど決められた方法で捨てましょう。

充電器の端子部にテープ（セロハンテープでOK）を貼って絶縁してからリサイクルボックスに入れましょう。

メルカリへの充電器の出品には厳格なルールがある！

メルカリでは、充電器の出品に際しては、PSEマークがついていることが必須です。

PSEマークが明確に確認できる画像を載せる必要があります。

PSEマークがついていない製品の販売は、法令違反です。

さらに、以下の充電器は出品できません。

• バッテリーが膨張、破損、故障した電化製品（スマートフォン・スマートウォッチ・PC本体など）
• 新品や未使用に近い状態ではない外付け式や着脱式のバッテリー類
• 商品状態に関わらず、非純正（互換品）のバッテリー類

【危険】自分で分解しない！

充電器は、自分で解体・分解は絶対にしないでください。

リチウムイオン電池が使われているため、解体したり分解したりすると、衝撃により発火する恐れがあります。

発火事故が頻発しています。

また、膨張した充電器に穴をあけたりなど解体することもとても危険です。

充電器は捨てる前に絶縁する！

何度も書いていますように、充電器を捨てる際には、必ず絶縁してください。

なんだか難しそうですが、充電器の端子部分（金属部分）にテープを貼るだけです。

テープもセロハンテープでOKです。

これだけで絶縁できますから、このひと手間を惜しまないことによって安全に捨てられます。

充電器の周辺機器・モバイルバッテリーの捨て方

充電器にまつわる充電ケーブルや充電アダプタ、充電池、モバイルバッテリーなどの周辺機器の捨て方についてもご説明します。

併せてご確認ください。

充電ケーブル

充電ケーブルも小型家電リサイクル法対象製品なので、公共施設やショッピングセンターなどに設置されている小型家電リサイクルボックスに投入しましょう。

小型家電リサイクルボックスが設置されている施設が開いている時間ならいつでも投入することができて便利です。

用事や買い物のついでに入れることができます。

充電ケーブルなど小型家電には、鉄やアルミ、金、銀、銅やレアメタルなどが含まれています。リサイクルに協力しましょう。

充電アダプタ

充電アダプタはスマホを買い替えるたびにいつの間にか増えていきます。

スマホを処分しても充電アダプタだけいつまでも残っている場合もあります。その都度、適切に処分することをおすすめします。

充電アダプタも小型家電リサイクル法対象製品です。

小型家電リサイクルボックスや家電量販店店頭の回収リサイクルボックスなどに入れましょう。

充電池

エネループなどの商品名で販売されている充電池も、捨て方にはルールがあります。

ただ、最近では電子機器やガジェットそのものが充電式となって充電池を必要としないものも増えたことも事実です。

もし、使わないまま放置している充電池がたくさんあるようなら、これを機会に正しく処分しましょう。

充電池は端子部にテープを貼って絶縁してから、リサイクル協力店に設置されている充電式電池リサイクルBOX缶や小型家電リサイクルボックスに入れましょう。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーの捨て方も、基本的には充電器と同じです。

• 不用品回収御者に依頼する
• 小型家電リサイクルボックスに入れる
• 携帯キャリアの店舗に持ち込む
• 家電量販店に回収を依頼する

モバイルバッテリーも一般的に発火の危険性があるため、自治体では回収していません。

上記の方法でリサイクルに出すのが最も安全で簡単な方法です。

タブレットの処分方法や捨てる際の費用やタイミングについて、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

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充電器を捨てるなら粗大ゴミ回収本舗におまかせ！

充電器の処分方法について詳細を見てきました。誤った捨て方だと発火の危険性があったり、正しく処分してリサイクルするなど守るべきルールがいっぱいでした。

もし、充電器の他に、充電器周辺機器やその他の不用品を処分するのなら、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

不用品回収業者なら、面倒なことが一切なく、お手軽に、正しく処分できます。

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充電器やその周辺機器の処分も適切にルールに則って処分しますので、ご安心ください。

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