近しい方が孤独死した場合、部屋の清掃の依頼先やトータルでかかる費用など、短期間で判断しなければいけません。

そこで当記事では、孤独死の後処理に困っている方向けに、孤独死の現場清掃の詳細を解説するとともに、依頼で失敗しないコツと費用相場を紹介します。

当記事を読めば、作業品質と価格に納得できる業者選びができ、孤独死の清掃に関する心配事が減るので、ぜひ最後までご覧ください。

 

孤独死の現場を自分で清掃するのは避けるべき

孤独死の現場を自分で清掃するのは避けるべき

孤独死の現場を発見したとき、自分で片付けるのはおすすめできません。

孤独死の清掃を自力でやらない方がよい理由は、以下のとおり4つあります。

(1)亡くなって間もなく、部屋がきれいで最小限の清掃で済む場合、荷物の量によっては自力で片付けも可能ですが、こういったケースは非常にまれです。

各種の報道によれば「孤独死から発見されるまでの平均日数は17日」もかかっています。

自宅や遺体の損傷が激しい可能性が高いため、自力での清掃はおすすめできません。

(2)時間が経過し、遺体の腐敗が進んだ状態で発見された場合は、部屋に死臭や汚れが残ってしまいます。

こうなると、自分では手に負えません。特殊な薬剤などを使った大掛かりな作業が必要です。

(3)虫が大量発生し、カビが生え、感染症の危険もあります。

通常のマスクや手袋だけで作業するのは危険です。感染症の危険も伴う過酷な現場になりますので、自力では危険です。

(4)近隣への配慮も必要になるため、専門業者に依頼すべきです。

大量に発生した虫、部屋に充満する異臭など、作業中に近所に迷惑が掛からないよう作業しなければなりません。

 

部屋の被害が大きいなら特殊清掃業者へ相談を

部屋の被害が大きいなら特殊清掃業者へ相談を

以上4点で説明したとおり、部屋の被害が大きい場合は、専門の特殊清掃業者に依頼するほうが安全。

なぜなら、ひどい汚れや臭いが充満し、感染症の危険もある過酷な現場だからです。

原状復旧に必要な専門性と経験を兼ね備えているのは、特殊性業者をおいてほかにはいません

特殊清掃の作業内容は主に5つ

特殊清掃の作業内容は主に5つ

そこで特殊清掃の主な作業内容を、5つに絞って説明します。

特殊清掃(事件現場清掃)とは、事件、事故、自殺などの現場や、孤独死により発見された遺体の腐敗や腐乱によって、酷く汚れた室内の原状復旧をおこなう作業をいいます。

特殊な現場であり、一筋縄ではいきません

 (1)汚染された床や壁の清掃または解体

故人が倒れていた床に、血液や体液などが染み込んでいる場合は、床の表面を磨いたり削ったりするだけでは足りないことがあります。

床板の撤去や、基礎部分のコーティングが必要なことも珍しくありません。

部屋の壁には、臭いがひどく沁みついているので、壁紙を撤去せざるを得ないケースも多いです。

(2)不用品の分別と処分

部屋に残されたものの大半には死臭が染み込み、害虫のフンなどで汚れています。

不用品自体が感染症のリスクもあるため、リユースの対象にはなりにくいです。

家電製品など法律上リサイクルが義務付けられているものや、遺族に引き渡す遺品・貴重品類を除き、廃棄処分することになります。

(3)遺品整理

ご遺族がいる場合は、ご意向を確認のうえ、遺品整理をおこなうことになります。思い出の写真や品物・貴重品類などを、丁寧に分別し、ご遺族に引き渡すのも大切な仕事です。

(4)部屋の徹底的な消毒・消臭

孤独死の現場の片付けや撤去が終わったら、徹底的な消毒と消臭が必要となります。

材や壁紙だけの被害で終わらないことも多く、基礎に体液が染み込んでいる場合は、基礎や床下を含めた徹底的な消毒と消臭が必要です。

ここまでやらないと、清掃作業終了後に異臭が抜けず、虫の発生にもつながってしまいます。

(5)特殊清掃後に必要な作業について助言 

孤独死の現場は、清掃が終わった後でも、全面的なリフォームや大規模改修が必要になるケースが多くなります。

孤独死が発見されると事故物件となるため、相当の費用をかけて直さないと住むのが難しいからです。

経験豊富な特殊清掃業者の中には、特殊清掃終了後の作業について必要なアドバイスをしてくれる業者もいます。

例えば、配管の取り換え等上下水道工事が必要になる場合でも、特殊清掃業者では対応が難しいので、別の業者に対応してもらう必要があるといったケースがあります。

 

業者選びに失敗しない5つのコツ 

業者選びに失敗しない5つのコツ 

特殊清掃は、依頼を検討する側にも大きなストレスと費用がかかるので、業者選びがとても大切になります。

ここでは、特殊清掃の業者選びに失敗しないコツを5つ解説します。

以下の点を中心にホームページ上の情報を確認し、印象が良かった業者に見積もりの相談をしてみてください。

(1)豊富な実績がある

特殊清掃の実績が多数ある業者であれば、一定程度信頼できそうだと考えられます。ただし実績が詳しく説明されていることがポイントです。

(2)作業内容が詳しく説明されている

特殊清掃の作業内容が詳しく説明されていれば、現場の状態にあった依頼ができそうか見当がつきます

また、専門性や技術力の目安にもなるため、詳しく説明している業者に依頼しましょう。

(3)専門性のある有資格者がいて、業界団体にも加盟している

会社が持つ資格や従業員が持つ資格をチェックすれば、どんな作業が可能か一目瞭然です。

不用品や遺品整理 一般廃棄物収集運搬、古物商、遺品整理士
特殊清掃の作業 事件現場特殊清掃士
脱臭や消臭 臭気判定士、脱臭マイスター など
解体工事(施工監理技術者の選任が必須) 解体許可(大臣許可)または県知事届

また特殊清掃に関する業界団体に加盟していれば、作業品質が伴っていると考えてよいでしょう。

例)一般社団法人全国特殊清掃協会、一般社団法人事件現場特殊清掃センター など

(4)料金の目安と費用の内訳が細かく紹介されている

作業内容に応じどのような費用が必要か、詳細に解説されている業者であれば信頼できます。

孤独死の現場清掃は、状況により費用の幅が広いので、事例を多く紹介している業者も良いでしょう。

(5)24時間いつでも相談できる体制が整っている

早朝や深夜に急ぎで依頼する場合もあるので、いつでも電話やLINEで問い合わせ可能だと安心です。

公開情報から以上5点が確認できれば、安心して作業を任せられる業者だと思って差し支えありません。

 

特殊清掃の費用相場

特殊清掃の費用相場

特殊清掃には、一般的な費用相場というものが存在しません。

なぜなら、現場の状態や何日前にどこで亡くなったかなど、状況によって作業内容や必要な人員数、資器材や薬剤が変わってくるからです。

以下の表は、一般的な特殊清掃の費用相場です。

現場の状況や作業人数によって変わるので、複数の特殊清掃業者から相見積もりをとってください。

【間取りによる料金の目安】

現場の状態や不用品の数で費用は異なるので、目安としてご活用ください。

間取り 料金相場 清掃時間の目安 消臭時間の目安
1Rまたは1K 40,000円~120,000円 3時間程度 4~6時間
1DK 60,000円~160,000円 3時間程度 6~12時間
1LDK 80,000円~240,000円 3時間程度 12~36時間
2DK 100,000円~300,000円 4~6時間 12~36時間
2LDK 130,000円~350,000円 6~8時間 24~48時間
3DK 160,000円~450,000円 8~10時間 24~48時間
3LDK 180,000円~540,000円 8~10時間 48~72時間
4LDK~ 230,000円~650,000円 6~12時間 48~72時間

【作業内容による費用の目安】

作業別の費用目安です。現場の汚染度合いや臭いの状況によって、ここに示した費用以上にかかる場合もあります。

作業内容 費用の目安
床清掃 3万円~
消臭剤・除菌剤散布 1~2万円
害虫駆除 1~2万円
オゾン脱臭 3万円~
畳の撤去 3,000円~(1枚当たり)

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部屋の被害が少なければ不用品回収業者への相談も検討を

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https://sodaigomi-kaishu.com/

孤独死の発見が早く、部屋への被害が少ない状態であれば、後片付けをすればよいケースもあります。

害虫や死臭の発生などがなく、比較的キレイな状態に保たれている場合は、片づけとハウスクリーニングでOKな場合も。

このような場合、不用品回収業者に相談すれば、スピーディに作業を終わらせることが可能です。

特殊清掃で使う機材や薬剤は使わないため、専門業者に比べ費用を安く抑えられる可能性があります。

粗大ゴミ回収本舗でも、不用品の処分や遺品整理、片付け後のハウスクリーニングが可能です。

遺品整理のプロが在籍しているので不用品の取り扱いも丁寧。

残置物の撤去や不用品の処分・買取ハウスクリーニング作業にも対応可能ですので、ぜひ粗大ゴミ回収本舗にお問い合わせください。

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