当記事では、日本人形の正しい処分法や費用相場などを解説します。
人形は粗末にはできないため、処分方法で迷うこともあると思います。
家の奥へ放置したままにせず、今すぐ悩みを解消しましょう。
供養や引取、買取といった方法を紹介しているので大事に扱ってくれる人へ渡す方法が見つかります。
別のゴミとまとめて粗大ゴミ回収する際にも役立つ情報を掲載しています。
是非参考にして下さい!
記事の目次
日本人形の正しい処分方法
ひな人形などをはじめとした日本人形は目鼻口があるため粗末には扱えず、どのように処分したらよいかと悩んでいる方も多いはずです。
処分方法はいくつかありますが、どの処分方法を選べばよいかというのは知らないという方がほとんどでしょう。
当項目では、日本人形の正しい処分方法をしっかりと解説させていただきます。
供養する
日本人形をはじめとする人形は供養したほうがよいとされています。
その理由は人形とは「人の形」と書き、古くは平安時代から人の想いの入れ物とされてきたという歴史にあります。
例えば桃の節句に飾るひな人形や端午の節句に飾る五月人形は親が自分の子供に対する思いを込めているものとされています。
人形は分身となり病や呪いを代わりに受けてくれる存在とされているため、処分の際も供養したほうがよいといえるでしょう。
可能であれば人形の供養を専門とするお寺や神社もありますので、お願いしてみるのもよいかもしれません。
処分前に人形は綺麗に清掃しておく
どの処分法を用いたとしても処分前に人形は綺麗に清掃しておくことが大切です。
棄てる場合であっても綺麗にしておくことは人形の所有者としての最低限の礼儀ですし、ほかの人に譲渡する場合も綺麗にしておく方が喜ばれます。
粗大ゴミとして処分する
粗大ゴミとして処分するというのも実は正しい処分法のひとつです。
分類としては通常の可燃ゴミとして処分できます。
ただし、処分の際は注意しなければならない点もあるので、次項を確認しましょう。
粗大ゴミとして捨てる場合の注意点
日本人形は通常の可燃ゴミとして処分できますが、人形が見えない状態で処分する必要があります。
大きさに関しては都道府県によって規定が異なりますが、東京都の場合は30㎝以上は粗大ゴミという扱いになります。
もちろん粗大ゴミとして処分することはほかの処分法と比較すれば割安ですが、安く済ませたいという場合は分解も視野に入れるとよいでしょう。
また、分解する場合でも日本人形は複数の素材で作られている場合もありますので、細かい分別が必要になる場合もあります。
ガラスケースなどに収められている場合は、粗大ゴミとして処分するかほかの方法をとるしかありませんので、注意してください。
フリマやアプリで売る
フリマやアプリ、オークションサイトなどで処分する方法もあります。
基本的に個人間の売買になるので、欲しがっている人がいれば即時売却することができますし、買取業者に買取を拒否されたものでも売ることができる可能性があるというのが最大のメリットです。
ただし、出品をはじめ梱包や発送などといった面倒な作業が多いですし、買い手が見つからなければ処分できないので即時処分したいという場合はおすすめできません。
施設などに寄付する
施設に寄付をするという処分方法もあります。
現在では、人形の寄付を支援するNPO法人などもあり、連絡をすることで欲しがっている方に譲渡できます。
費用に関しては郵送費用のみとなる可能性が高いですが、状態の悪い人形を寄付するとトラブルの原因になりかねませんので、状態の良いものだけを寄付しましょう。
骨董品や美術品の販売店に買取を依頼する
骨董品や美術品の販売店に買取を依頼するというのも処分法のひとつです。
リサイクルショップなどと異なり、日本人形の正しい価値を把握している可能性が高いため、思ったより高く売れる可能性があるというのがこの方法の最大のメリットです。
買取なので処分費用はもちろんかかりませんし、もしかすると臨時ボーナスにつながるかもしれません。
ただし、こちらの処分法は明らかに価値の低いものをといった場合は有効な方法とは考えられませんので注意してください。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するのも正しい処分法のひとつです。
法令で禁止されたもの以外は処分できますし、自宅まで駆けつけてくれるので手間がかからないというのもメリットといえます。
また、基本的には即時回収を心がけている業者が多いので即時処分したいという方には一番向いている方法だといえるでしょう。
日本人形の処分3つの注意点
日本人形を処分する際は最低限守っておかなければならないことがいくつかあります。
当項目では、日本人形を処分する際の主な注意点を3つあげ紹介します。
自治体の分別法を守る
日本人形を粗大ゴミととして処分する場合や可燃ゴミとして処分する場合は自治体のルールに従って分別法を守る必要があります。
基本的には素材ごとに分別となりますが、分別が大雑把なのか細かいのかは自治体によって異なるので、自治体の分別法について十分に理解を深めておきましょう。
寄付や買取は人形をキレイに
日本人形は倉庫などに眠っていることも多く、汚れてしまっていることも否定できません。
寄付や買取の場合、人の手に渡るため最低限の清掃はしておきましょう。
清掃の際は新しいティッシュや綿棒などを使用して清掃するとうまくいきます。
供養の際は寺院や神社に必ず問い合わせをする
日本人形の処分を行っている寺院や神社は限られています。
何も連絡をせずにいきなり持ち込んでも処分を拒否される場合もあり、無駄足になることも珍しくはありません。
住職などに事前に電話などで確認をとった上で持ち込むように心がけましょう。
日本人形の処分法別費用相場を表で紹介
日本人形を処分する場合、処分法によっては異なる費用が発生することが見込まれます。
できるだけ安く処分したいというのが本音ですが、処分法に応じてどの程度費用が異なるのかを把握しておくはとても大切です。
以下に日本人形の処分法別の費用相場を表で紹介しますので、処分の際の参考にしてください。
処分方法 | 費用相場 |
供養する | 5,000円~30,000円 |
粗大ゴミとして処分 | 0円~3,500円 |
フリマアプリで売る | 手数料がかかる場合があるが実質無料 |
施設などに寄付する | 郵送費用負担 |
骨董品や美術品の販売店に買取を依頼 | 0円 |
不用品回収業者に依頼 | まとめて処分の場合パック料金7,000円~ |
日本人形を処分するなら不用品回収業者が良い理由
日本人形の処分には当記事であげたいくつかの方法がありますが、もっともおすすめなのは不用品回収業者に依頼するといった方法です。
不用品回収業者では日本人形の供養のサービスを扱っている業者もありますので、安心してプロに任せることができます。
当項目では、なぜ不用品回収業者に依頼することがベストな方法なのかその理由について解説します。
他の不用品とまとめて処分できる
不用品回収業者には他の不用品とまとめて処分できるといったメリットがあります。
日本人形のみを処分したいと考えている方も多いかと思いますが、主に遺品整理などの際に処分の対象となることが多いので、実際はほかのものも処分したいといったこともあるでしょう。
不用品回収業者には基本的にトラックの積載量や部屋の大きさに合わせてパック料金でのプランがあり、まとめて処分するとお得になります。
遺品整理に慣れているため丁寧に扱ってくれる
不用品回収業者は遺品整理の作業を請け負っていることも多いため、スタッフが慣れていることが多いです。
そのため、日本人形などといった扱いを慎重にしなければならないものも丁寧に扱ってくれます。
もちろん、人形の清掃から供養、処分までをお任せできるでとても便利です。
リユースやリサイクル対応のために人形も浮かばれる
不用品回収業者はリユースやリサイクルに対応している業者が多いです。
つまり、単に処分してゴミとなるわけではなく廃棄した素材などが再利用されるケースもあり、人形も浮かばれるといえるでしょう。
もちろん買取にも対応している場合もあるので、費用を安く抑えれる可能性もあります。
日本人形を処分するなら粗大ゴミ回収本舗にお任せ

当記事では、日本人形の処分法と料金相場について解説しました。
日本人形は粗末に扱えず、粗大ゴミとして処分してよいかなど悩んでしまうことも多いでしょう。
供養に関しては必ずしも必須というわけではありませんし個人でもできますが、不用品回収業者でも執り行っています。
粗大ゴミ回収本舗はお得なパック料金を各種用意していますし、即日対応を心がけています。
日本人形の処分にお困りの際はぜひご一報ください。