畳の色が変わってしまったり、畳を捨ててフローリングに変えたいと思っていたりと畳が要らなくなったときに処分方法に困っていませんか?
畳は放置しておくと、傷んだり腐ったりと部屋が汚れる原因になってしまいます。
この記事では、要らなくなった畳を処分する際の方法や処分費用をご紹介します。
部屋を片付ける際に、畳を処分したいと考えている方はこの記事を参考にしてみてください。
記事の目次
畳を処分する目安について
最初に、畳を処分する際の目安について紹介します。部屋の畳はどれくらいで処分したらいいのか目安が分からないという方は、確認しましょう。
畳の寿命は約10~20年と言われている
畳の寿命は約10~20年と言われています。メンテナンスや置いている場所によって寿命が変動しますが、10年~20年あたりで見た目に傷みが出てくるので分かりやすいです。
畳床は、20年前後持つといわれているのでメンテナンスを丁寧にすることで寿命を延ばすこともできます。
表の部分が傷んでいる場合は裏返して使うことも可能
敷いている畳の色が変わってしまったり、表の部分に傷みが起きたりする場合は、畳をひっくり返して裏面で使用することで寿命を延ばすことができます。
また、表替えといって表の部分のみを変えることもできます。擦り切れや傷みがひどい場合は裏返して様子を見ましょう。表と裏面、どちらも傷んでいる場合は寿命なので処分を行いましょう。
畳の色が変わってしまったときが処分の目安
寿命目安である10年以上が経っている場合、畳の傷が目立ってきた場合は、畳の色を確認しましょう。畳の色が変わってしまったときが処分の目安とされているので、処分を考えている場合は購入時の色とどれくらい変わっているかを確認しましょう。
一部分のみが変色してしまっている場合は、表だけを変えたり、一部分だけを買い替えたりするという方法もおすすめです。
要らなくなった畳の処分方法5つ
ここでは、要らなくなった畳の処分方法を5つ紹介します。畳の大きさや状態によって処分方法が変わるので、自分の持っている畳と比べて処分方法を決めましょう。
新しい畳を買うなら畳屋に引き取って貰える
畳を処分して新しい畳に買い換えるという場合は、畳屋に古い畳を引き取って貰うことができます。
無料で引き取って貰えることも多いので、新しい畳を買う場合は畳屋に相談するのがおすすめです。
粗大ゴミとして処分する
畳をまとめて粗大ゴミとして処分する方法です。地域にもよりますが、畳1枚あたり500円~1000円ほどの金額で処分することができます。
畳の枚数が決まっている地域もあるので、事前に確認してから処分しましょう。
畳の枚数が少ない場合は粗大ゴミで処分するのがおすすめです。
時間がある場合は切り刻んで処分もできる
時間がある場合は、捨てたい畳が数枚の場合はのこぎりで切り刻むことで可燃ごみとして出すことができます。
切り刻むことで、処分費用を浮かすことができます。
まだ使えそうならリサイクルに出すのもおすすめ
比較的綺麗な畳がある場合や、表面のみが傷んでいるなどまだ使えそうな畳がある場合はリサイクルに出すのもおすすめです。
リサイクル回収は、無料で畳を引き取って貰えることが多いです。また、綺麗なものならお金になる場合もあるので状態を見て決めましょう。
大量にある場合は業者に回収に来て貰う
大量に処分したい畳がある場合は、粗大ゴミや可燃ゴミとして出すよりも粗大ゴミ回収業者に頼むのが安くて早いのでおすすめです。
1枚あたりではなく、1回あたりの計算で行ってくれることが多いので安い価格で大量の畳を処分することができます。
畳の状態が悪い場合や地方に住んでいる場合は、処分費用が変わることがあるので事前に見積もりをしておきましょう。
畳を処分する際の処分費用
実際に、畳を処分する際にかかる処分費用を紹介します。安く済ませるために処分費用の相場を知っておくと便利です。
畳の大きさや素材によって変動する
畳の処分費用は、畳の大きさや畳の素材によって変動します。処分する枚数に合わせて、安い処分費用の方を選びましょう。
自治体 | 粗大ゴミ回収業者 | |
本畳 | 1枚 500~1000円 | 1回あたり 2000円~5000円 |
畳 | 1枚 400円 | 1回あたり 2000円~5000円 |
半畳 | 1枚 800円 | 1回あたり 2000円~5000円 |
処分を考えている畳の数が少ない場合は、自治体の粗大ゴミで出すのがおすすめですが、枚数が多い場合は一度でたくさん回収を行ってくれる粗大ゴミ回収業者がおすすめです。
自治体では、1枚あたりの費用がかかるのに対して、粗大ゴミ回収業者は1回の金額になるので畳の枚数が多いほど金額が安くなります。
粗大ゴミ回収業者によって価格が変わるので、事前に相場を知っておきましょう。
業者によって変わるので見積もりを比較する
粗大ゴミ回収業者によって、畳の処分費用はかなり変わります。相場よりも極端に高い業者や基本料金がある業者、出張や時間外費用などが入っている場合もあります。
事前に業者に見積もりを取って比較することで、畳の処分費用を安く済ませることができます。
安く済ませたいなら処分方法を工夫する
畳の処分費用を安く済ませたいという方は、畳の処分方法を工夫しましょう。
安く済ませる処分方法としては、畳を小さくカットして出す場合は、可燃ゴミや粗大ゴミとして出すことができるので1枚あたりの金額よりも安い価格になります。
畳を処分する際の注意点
ここでは、畳を処分する際の注意点を紹介します。
ゴミの分別を間違えないようにする
畳を切り取って小さくした場合は可燃ゴミとして出すことができますが、そのまま出すという場合は粗大ゴミとして扱う必要があります。
畳をゴミとして出す場合は、ゴミの分別を間違えないようにしましょう。地域によって、価格や捨て方も変わるので事前に住んでいる地域に確認するようにしましょう。
水分が染み込んでいる場合は水分を取ってから捨てる
濡れている畳を処分する場合は、専門の業者にも断られる場合もあります。水分が染み込んでいる場合は、外に干して水分を取ってから捨てるようにしましょう。
畳を切り刻む場合はホコリや怪我に注意
畳を切り刻んで処分する場合は、のこぎりで作業することが多いです。切り刻む場合は畳に入っているホコリが舞いやすいです。対処法としては、マスクをしっかりしておこないましょう。
また、怪我をする危険もあるので手袋をして怪我の予防をしましょう。
業者に頼む場合は見積もりを先にして貰うのが大事
粗大ゴミ回収業者に処分を頼む場合は、事前にいくらぐらいかかるのが処分費用の見積もりを取るようにしましょう。
先に畳の処分費用の見積もりを出して貰うことで、ほかの業者との比較ができるので相場より高い価格で処分してしまったというトラブルを防ぐことができます。
畳を捨てずに再利用する方法もおすすめ
まだ使えそうな畳の処分方法に困っているという場合は、畳を捨てずに再利用する方法もおすすめです。
フローリングを置いてリメイクする
畳や畳床がまだ綺麗な場合は、上からフローリングを置いてリメイクすることで畳を捨てずに部屋の模様替えが可能です。
畳の部屋を洋風に変えたいという場合は、リメイクすることで捨てずに再利用できるのでおすすめです。
使える畳だけを集めて一部だけ畳のスペースを作る
使える畳と使えない畳がある場合は、使えない畳は処分し、使える部分だけで小さな畳スペースを作りましょう。
一部分だけ和室を作りたいという方には、おすすめの方法です。
畳を必要としている方に譲渡する
周りに畳を必要としている方がいる場合は、譲渡する方法もおすすめです。ネット上で無料で譲ることができるサービスもあるので、まだ使えそうであれば譲渡するという方法も便利です。
まとめ
今回は、要らなくなった畳の処分方法や処分費用について紹介しました。
畳は一度買っても一生使えるものではなく、10年程度の寿命があるので処分をする際は、処分方法を知っておくと便利です。
処分する畳が少ない場合は、処分費用も少なく済みますが大きいサイズの畳を処分する場合は、業者にお願いする方法がおすすめです。
「粗大ゴミ回収本舗」では、粗大ゴミ全般の回収が可能です。家電だけでなく、畳の回収も行っています。
また、格安定額積み放題プランも行っておりますので、畳と一緒にその他不用品もまとめて一度で格安回収が可能です。
畳を処分する際に見積もりをして欲しいという場合は、お気軽にご相談くださいませ。