本記事では、不要なレンガの処分方法を紹介するとともに、使わなくなったレンガを再利用する方法についても解説しています。

一部の自治体を除いて、レンガは粗大ゴミとして処分ができません。

不用品回収業者に回収してもらったり、産業廃棄物処理業者に引き取ってもらったりして処分します。

古びて使えなくなったレンガでも、DIYやアウトドアで活用できる方法があります。

レンガを再利用する方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

レンガはほとんどの自治体で処分できない

全国の多くの自治体では、レンガを粗大ゴミや一般ゴミとして処分できません。

建築素材として用いられるレンガは、耐火性があり丈夫なため、一般ゴミとしての処分がほぼ不可能です。

処理が困難なレンガは、産業廃棄物処理業者に依頼するように決めている自治体も各地にあります。

ただし、一部の自治体では条件付きで粗大ゴミとして回収できます。

レンガを回収できる自治体は、以下の4市などです。

レンガの処分方法

レンガの処分方法は、以下の5通りです。

• 不用品回収業者に依頼する
• 購入した専門店に回収してもらう
• 産業廃棄物処理業者に依頼する
• フリマアプリやオークションを利用する
• 知人に譲る

不用品回収業者に依頼する

ガーデニングやDIYで大量に余ったレンガは、不用品回収業者に依頼すれば回収してもらえます。

不用品回収業者の中でも、産業廃棄物運搬処理業者の許可を得ている業者であれば対応可能です。

不用品回収業者であれば、レンガの数や重量、状態を問わずに依頼ができます。

自分で処分の難しい大量のレンガでも、業者が対応するため安心してお任せできます。

業者によっては、連絡したその日に対応してくれるため急ぎのときでも安心です。

自宅での回収にも対応できるため、別の場所にレンガを移動させておく手間も省けます。

購入した専門店に回収してもらう

レンガの量があまり多くなければ、購入した専門店での引き取りが可能です。

販売店によっては、無料で回収を承っているお店もあるため、事前に条件を確認してみてください。

ただし、ホームセンターではレンガの引き取りを受けつけているお店はほとんどありません。

ホームセンターでレンガを購入した場合は、別の方法で処分を検討しましょう。

産業廃棄物処理業者に依頼する

全国の各自治体（一部を除く）では、産業廃棄物処理業者にレンガ処分を依頼するよう決められています。

自治体が指定している業者に依頼をする場合は、あらかじめレンガの処分について業者に問い合わせましょう。

レンガ処分の費用は、産業廃棄物処理業者によって違いがあります。

1kg単位で価格を決める業者もあれば、1立方メートルあたりの金額で処分費用を決める業者もあります。

費用はかかりますが、安全にレンガを処分してもらえます。

自宅までレンガを引き取りに来てもらう場合は、出張費用も重なるため、処分費用を抑えたい方には不向きです。

フリマアプリやオークションを利用する

フリマアプリやオークションで買い手がつけば、処分費用をかけずに収入を得てレンガを処分できます。

DIYやガーデニングを趣味としている人に、中古レンガは売れる傾向にあります。

レンガを出品する際は、ある程度まとめて売るようにすれば、早めに処分が可能です。

レンガは重量があるため、買い手に送る際は配送料をよく確認する必要があります。

レンガを配送するときは、破損しないように梱包しましょう。

知人に譲る

まだ古びていないレンガであれば、ガーデニングやDIY、アウトドアで使いたい人に譲る方法があります。

交流のある知人や近隣の人などで、レンガを必要とする人がいれば譲るのもよいでしょう。

知人がいない場合、SNSや地域コミュニティサイトなどで「レンガを譲ります」と通知をすれば、貰い手が見つかる可能性があります。

ネットで取引をする際には、買い手とトラブルにならないように慎重な対応を心がけましょう。

レンガの処分にかかる費用

レンガの処分方法には、費用に違いがあります。

産業廃棄物処理業者は、価格を設定する方法に違いがあるため注意が必要です。

それぞれの処分方法と費用の目安は、以下の表の通りです。

レンガを処分する際の注意点

レンガを処分する際の注意点は、以下の2点です。

• 産業廃棄物処理の許可を得た業者に依頼する
• 細かく砕いても処分方法は変わらない

産業廃棄物処理の許可を得た業者に依頼する

レンガの処分を産業廃棄物処理業者に依頼する場合、必ず許可を得ているか確認する必要があります。

無許可で処理をしている業者に依頼すると、不法投棄につながる恐れがあります。

許可を受けている業者は、各自治体に問い合わせて確認ができます。

きちんと許可を得ている業者であれば、不法投棄は絶対に行わないため、安心して引き渡しが可能です。

業者ごとに処分費用の計算方法が異なるため、事前に確認をしておきましょう。

細かく砕いても処分方法は変わらない

レンガを細かく砕いても、処分方法に変わりはありません。

レンガや自宅にある庭木や石は、自然ゴミまたは産業廃棄物の分類です。

そのため、自治体で無料で処分してもらうことはできません。

回収業者や処理業者にレンガ処分を依頼する際も、レンガを砕かずにそのままの状態にしておきましょう。

可能であれば、処分するレンガを一箇所にまとめておくと、業者もスムーズに運搬ができます。

レンガを処分せず再利用する方法

レンガを処分せず再利用する方法は、以下の3通りです。

• 板と組み合わせて棚として利用する
• 水槽に入れてアクアリウムに利用する
• アウトドアなどで重石に利用する

板と組み合わせて棚として利用する

板とレンガを組み合わせれば、棚として活用できます。

強度のあるレンガを使えば、重いものを入れやすい耐久性のある棚ができます。

本棚に入れてブックエンドにしたり、スペースの仕切りにしたりと、レンガの活用方法はさまざまです。

暖かみのあるレンガは、インテリアとしても重宝します。

部屋の模様替えをしたい方は、レンガを使った模様替えも検討してみましょう。

水槽に入れてアクアリウムに利用する

レンガを水槽に入れて、アクアリウムに利用する方法もあります。

レンガは水草との相性がいいため、アクアリウムに活用可能です。

水槽の中にレンガを置くだけで、内部の見た目が美しくなります。

水槽内に亀を飼っていれば、レンガを亀の遊び場にできます。

レンガを使って、水槽の景色の変化を楽しんでみましょう。

アウトドアなどで重石に利用する

レンガの重石代わりにして、アウトドアで活用することもできます。

テントや日よけシェードを設置するときに、レンガを置けば見た目もよくなります。

ガーデニングでも、花壇の仕切りにレンガを利用できます。

レンガは土が原材料で、通気性や水はけもよいため庭や花壇づくりに便利です。

レンガの処分なら粗大ゴミ回収本舗にご相談を！

レンガの処分は、レンガの重さがあるほど重労働になります。

自ら処分するのに苦労する場合、プロの回収業者に依頼するのも一つの方法です。

粗大ゴミ回収本舗では、レンガの処分も随時承っています。

運びにくい大量のレンガでも、すべてスタッフが対応するため安心です。

業界最安値級の9.800円（税込）のパックもあり、少量のレンガから回収対応ができます。

レンガ以外に処分したい不用品がある場合でも、こちらのパックを利用可能です。

無料見積もり後のキャンセルもできるため、まずは見積もりをして検討したいという要望も受け付けています。

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