PC・液晶モニターの処分を考えておられる方に、おすすめの処分方法をご紹介します。

PCモニターや液晶モニターは、パソコンとパソコン周辺機器のリサイクル促進のための「資源有効利用促進法」に則って処分しなければなりません。

今まで愛用してきたモニターですから、最後まで責任をもって正しく処分しましょう。

処分にかかる費用相場や注意点もまとめていますので、合わせてご覧いただき、処分の際の参考になさってください。

モニターのおすすめ処分方法7選！

PCモニターや液晶モニターの処分を考える時、モニターの状態や大きさによって、適切な処分方法が異なります。

使用できないのか、まだまだ使えるのか、使える場合も年式は新しいのか、人気ブランドかなどによって条件が異なります。

まず、処分するモニターの状態を見極めましょう。

不用品回収業者に依頼する

PCモニターや液晶モニターは、資源有効促進法（＝パソコンリサイクル法）対象品目ですので、自治体の不燃ゴミや粗大ゴミでは回収してもらえません。

壊れてしまった、使えないモニターの場合、不用品回収業者に依頼する方法が便利です。

他のモニター周辺機器も一緒に処分してもらえます。

さらに、自治体回収OKのものと不可のものが混じっていても処分可能です。

電話一本で即日回収可能なのも、とても便利です。

製造メーカーで回収処分を依頼する

不用になったモニターは、資源有効促進法によって、製造メーカーによる自治体回収・リサイクルが義務付けられています。

上のPCリサイクルマークがついているモニターについては、無料で製造メーカーが回収してくれます。

まず、モニターの製造メーカーとPCリサイクルマークの有無を確認して、製造メーカーに連絡すれば、着払いのゆうパック伝票が届くので、梱包して送ればOKです。

【製造メーカーに回収処分を依頼できないケース】

• 製造メーカーがわからない
• PCリサイクルマークがついていない（2003年10月以前製造）

上記のモニターは、パソコン3R推進協会に引き取ってもらう方法もあります。

家電量販店に持ち込む

ヤマダ電機など大型家電量販店では、モニターを持ち込めば、処分してもらえます。

ただ、店舗によっては、受け付けていない場合もありますから、持ち込む前に確認するといいでしょう。

持ち込むと処分費用を抑えることができますが、自分で持って行く手間がかかります。

費用も店舗によって異なりますが、だいたい2,000円前後です。

出張引取りもやっている場合もあります。あらかじめ予約して自宅まで取りに来てもらいます。

出張費が別途かかりますが、新品のモニターを購入した場合、配達と同時に引き取ってもらえます。

この場合、料金がかかるのかどうかも、店舗に問い合わせてください。

小型家電リサイクルボックスに入れる

市役所や図書館など公共スペースに小型家電リサイクルボックスが設置されています。

小型家電リサイクルボックスに投入できる場合は、費用がかかりません。

ただ、投入口の大きさに上限があるので、入らなければ、別の方法を選ばなければなりません。

投入口の大きさは、30×15㎝です。入らない時、リサイクルボックスの周りに放置することは厳禁です。

パソコン3R推進協会に引き取ってもらう

パソコン3R推進協会とは、パソコン及びパソコン用ディスプレーの製造メーカーや輸入販売事業者とともに「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づく、パソコンおよびパソコン用ディスプレーの3R（リデュース、リユース、リサイクル）を促進する団体として設立されました。

パソコンメーカーが倒産などでなくなっている場合などには、パソコン3R推進協会が有料で引き取ってくれます。

【パソコン3R推進協会に依頼する場合の流れ】

1. パソコン3R推進協会に連絡
2. パソコン3R推進協会から支払い用紙が送られてくる
3. 支払い用紙で料金を支払う
4. パソコン3R推進協会から郵送伝票が送られてくる
5. 自分で梱包し、郵送伝票を貼付し、発送（戸別集荷か持ち込みかを選べる）

リサイクルショップに持ち込む

今までご紹介の方法は、壊れてしまったり、状態が悪いモニターの場合で、廃棄処分する方法でした。

モニターの状態がよくて、まだまだ使える場合は、リユースという選択肢もあります。

その一つが、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう方法です。

問題なく動作することは言うまでもなく、製造年が若い、モニター画面がきれい、人気メーカー、画面サイズ、解像度などの条件が揃えば、それなりの値段が付きます。

ただ、買い取り価格はモニターの状態や型番、市場ニーズによって大きく変動します。

買取りに出す前には、きれいに掃除し、付属品や箱を揃えておくといいでしょう。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

前項と同様、状態が良いモニターは、フリマアプリ・ネットオークションに出品することもできます。

どんなモニターでも売れるわけではなく、製造年が若い、人気メーカーなど売れ筋を見極めましょう。

出品しようとするサイトでリサーチするといいでしょう。

ただ、フリマアプリ・ネットオークションは、意外に手間がかかります。

そのうえ、個人間取引なので、クレーム対応なども自分でする必要があります。送料も買う側にすればネックです。

モニターを処分する時の注意点

モニター処分の方法を見てきましたが、ここでは、処分する際の注意点をまとめました。

モニター処分の際の注意点をご覧いただき、適切に正しく処分してください。

PCモニター・液晶モニターは自治体では処分不可

PCモニター・液晶モニターは自治体の粗大ゴミとしては回収してもらえません。

それは、PCモニター・液晶モニターが資源有効利用促進法の対象品目のためです。

モニターを処分しようとする人は、法律に則った方法で処分し、リサイクルやゴミの削減に協力する義務があります。

ただ、小型家電として回収してもらえる自治体もあるので、処分前にお住いの自治体に要確認です。

PCモニターとテレビ用モニターは処分方法が違う！

PC用モニターとテレビ用モニターとでは、処分方法が異なることに注意が必要です。

PC用モニターは、資源有効利用促進法対象品目であり、テレビ用モニター（ディスプレイモニターチューナー付き）は、家電リサイクル法対象品目のため、回収は、それぞれの法律に則った方法になるからです。

ただし、プロジェクター方式のテレビやチューナー無しのディスプレイモニターは、家電リサイクル法の対象外のため、自治体の粗大ゴミ回収などで処分できます。

PC用モニターは、この記事でご紹介した方法で処分できます。

テレビ用モニターの処分方法について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

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【処分のタイミングと考えた方がいいケース】

• モニター画面にヒビ
• 画面がついたり消えたりする
• 画面に縦線や横線が入る

上記のような不具合がある時には、寿命10年ということを考慮して処分を判断しましょう。

モニターの不具合は、作業効率に直結しますので、処分のタイミングを見極めることはとても大切です。

モニター処分の費用相場

モニターを処分する時、もっとも気になるのが料金です。

それぞれの処分方法の費用相場を表にまとめましたので、参考になさってください。

処分にどれぐらいの費用がかかるかは気になるポイントです。

安ければ安いほどいいと思うのが人情ですが、便利さや使い勝手の良さ、他の不用品の有無なども考慮に入れて、処分方法を選びましょう。

不用品処分を安く回収してもらう方法について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

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モニター処分は不用品回収業者がおすすめの理由

モニターを処分する時のいろいろな処分方法の中で、一押しは不用品回収業者に依頼することです。

なぜ、不用品回収業者がおすすめなのでしょうか？理由を明らかにします。

モニター以外のパソコン関連のものも分別不要で一緒に処分

モニターは、自治体の粗大ゴミとしては回収してもらえません。

モニター処分の同時に、パソコン関連のものや他の不用品を処分する場合があります。

そんなとき、不用品回収業者なら、自治体不可のものと自治体回収OKのものが混ざっていても、分別不要で回収してもらえます。

モニターが不具合を起こすときに限って、他のパソコン周りのものもトラブルを起こしがちです。

思い切って同時に処分すれば、気分一新、仕事も捗ります。

さらに、不用品回収業者なら、個人使用のモニターだけでなく、オフィスや事業所などで使っていたモニターも回収できます。

他の不用品と一緒に処分すれば費用を抑えられる！

処分費用相場で示したパソコン単品の処分費用には、車両代やスタッフ料、出張費などの諸経費が含まれていません。

単品費用に諸経費が加算されます。

不用品回収業者では、諸経費込みのお得なプランも用意されています。

モニターだけでなく他の不用品と一緒に処分すれば、処分費用を低く抑えることができます。

日時指定・即日回収も可

モニターを製造メーカーやパソコン3R推進協会などに送る場合、申込みから処分するまでにタイムラグがあります。

家電量販店に持ち込む場合も、自分で持って行かなければなりません。

不用品回収業者なら、電話一本で即日回収も可能です。ご都合のいい日時に予約することもできます。

玄関先まで回収に来てくれることもとても便利です。

口コミ高評価の不用品回収業者について、さらにお知りになりたい方はこちらの記事もどうぞ！

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