衣装ケースの処分方法と注意点・粗大ゴミ回収業者のメリットなどを解説

本記事では、衣装ケースの処分方法を紹介します。

衣装ケースはプラスチック製で重量がそれほどないものの、サイズが大きいことから処分が難しい品目です。

また、中身が入っているときは分別し、それぞれの自治体のルールに従って処分しなければなりません。

この記事を読めば、衣装ケースを捨てるための選択肢が広がり、自分にとって楽で便利な方法を選べます。

衣装ケースや中身の処分方法にお悩みの際は、ぜひ参考にしてください。

衣装ケースの処分方法5つ

当項目では、衣装ケースの処分方法を以下5つに分けて解説します。

処分方法	手軽さ	スピード感
自治体の粗大ゴミに出す	★ ※手続きや運搬が必要	★ ※数日～数週間
ジモティを利用する	★ ※出品・やり取りが必要	★ ※数日～数週間 （相手の都合による）
無印良品の品なら持ち込める	★★ ※運搬が必要	★★ ※最短即日
コーナンの無料引き取りを利用する	★★ ※運搬が必要	★★ ※最短即日
粗大ゴミ回収業者などに回収してもらう	★★★ ※自宅まで回収可能	★★★ ※最短即日

料金を払って処分する方法から、逆にお小遣いに変える方法までお伝えするので、自分に合う処分方法を見つけてください。

①：自治体の粗大ゴミに出す

基本的な衣装ケースの処分方法は、お住まいの自治体が運営する粗大ゴミセンターへ依頼するやり方です。

1. 粗大ゴミ回収センターへ処分の依頼をネットもしくは電話にて行う
2. 指定の粗大ゴミ処理券を購入しする
3. 衣装ケースの見えやすい位置に貼り付ける
4. 回収日時までに指定場所へ出して終了

以上のように、手間のかかる処分方法といえるでしょう。

また、クリーンセンターなどが近くにある場合は、事前に電話をするなどしてから持ち込むことも可能です。

主要な自治体の処分方法や手数料を、以下にまとめました。

自治体名	出し方	手数料 （戸別収集の場合）
足立区	30cm以上：粗大ゴミ ・戸別収集 ・指定場所に持ち込み ※いずれも申し込みが必要	400円/個
横浜市	50cm以上：粗大ゴミ ・戸別収集 ・指定場所に持ち込み ※いずれも申し込みが必要	1段：200円 2段以上で長辺1ｍ未満：200円 2段以上で長辺1m以上：500円
千葉市	指定袋に入らない：粗大ゴミ ・戸別収集 ・指定場所に持ち込み ※戸別収集は申し込みが必要	390円/個
さいたま市	90cm以上：粗大ゴミ ・戸別収集 ・指定場所に持ち込み ※いずれも申し込みが必要	550円/個

上記のように、自治体によって手続きや手数料が異なるため、事前に確認しましょう。

②：ジモティを利用する

ジモティは、地元の人が集まるコミュニティーの中で、不要なものを売ったり譲ったりできるサービスです。

無料で譲ったり、金額を決めて打ったりできますが、自分で相手とやり取りをしなければなりません。

また、取引が成立した場合は商品の受け渡しを直接行うケースも多く、相手選びには慎重になる必要があります。

③：無印良品の品なら持ち込める

無印良品で購入した衣装ケースであれば、各店舗に持ち込むことで処分可能です。

プラスチック製品の場合、以下のようなものが対象となります。

• キャリーボックス
• 収納ラック
• 組立式ワゴン・ストッカー
• 小物収納ケース
• 衣装/収納クローゼットケース

店舗によって回収できるアイテムが異なるため、必ず事前に最寄りの店舗に確認しましょう。

また、1日1回までに限定されていますが、持ち込みをした方に対して10ポイントをプレゼントしてくれます。

④：コーナンの無料引き取りを利用する

コーナンでは、無料の引き取りサービスを実施しています。

衣装ケースを新たにコーナンで購入すれば、1点購入につき1点の無料引き取りが可能です。

対象製品にはポップが貼られているので、店頭で確認しましょう。

島忠やカインズでも無料引き取りサービスを行っていますが、衣装ケースは対象外です。

⑤：粗大ゴミ回収業者などに回収してもらう

楽に衣装ケースを処分したいなら、粗大ゴミ回収業者への依頼がおすすめです。

粗大ゴミ回収業者であれば、3段でも1段でもサイズを問わず処分できるだけでなく、中身が入っていても一緒に回収してくれます。

洋服や小物など、一緒に捨てたいものがある際は、非常に便利です。

また、粗大ゴミ回収業者は最短即日で来てくれるところが多く、今すぐに邪魔な衣装ケースを処分できます。

無料の出張見積もりに対応している業者に相談すれば、事前に費用を知った上で依頼するかどうか検討できるでしょう。

他に捨てたいものがあったり、大きくて運び出せないものがあったりするときも、運搬から全て対応してくれます。

衣装ケースの処分費用の相場

前項目でお伝えした衣装ケースの処分方法の中で、費用が必要な「粗大ゴミ」「不用品回収業者」の料金相場をお伝えします。

衣装ケースの処分方法	料金相場
自治体の粗大ゴミ回収センターへ依頼する	200～800円程度
粗大ゴミ回収業者に回収してもらう	500～数千円 ※業者によって回収料金は異なる

自治体の粗大ゴミ回収センターは格安料金で回収してくれますが、自宅の中から衣装ケースを自分で運び出す必要があります。

一方、粗大ゴミ回収業者は、自宅の中から衣装ケースなどの不用品や粗大ゴミを回収してくれます。

また、他4つの方法と異なり、粗大ゴミ回収業者であれば希望日時（即日も可能）に衣装ケースを回収してもらうことも可能です。

いつまでに衣装ケースを処分したいのかなど、ご家庭の状況で処分方法を選ぶといいでしょう。

粗大ゴミ回収業者の料金について

粗大ゴミ回収業者へ依頼する際の料金相場は、以下の通りです。

プラン	相場（税込）	積載量の目安
軽トラックパック （Sパック）	15,000円～20,000円	1R～1K（2～3㎥）
1.5tトラックパック （Mパック）	38,000円～45,000円	1DK～1LDK（4～6㎥）
2tトラックパック （Lパック）	60,000円～70,000円	2DK～2LDK（6～8㎥）
4tトラックパック （LLパック）	100,000円～120,000円	3LDK以上・一軒家（10～15㎥以上）

パックプランでは、各種サイズのトラックに不用品を乗せ、リーズナブルな費用で利用できます。

衣装ケースのほかにも複数の粗大ゴミがあるなら、パックプランの利用がおすすめです。

一方、衣装ケースだけを処分したいのであれば、1点ごとに費用が決められている単品回収を利用しましょう。

単品回収の場合は、500～1,000円が相場です。

衣装ケースを処分する際の注意点

当項目では、衣装ケースを処分する際の注意点を解説します。

衣装ケースの処分方法によっては犯罪になるリスクも潜んでいるので、ぜひ確認してください。

解体するのは危険なのでおすすめできない

衣装ケースは、そのまま処分すると粗大ゴミ扱いになります。

まれに衣装ケースを解体して、不燃ゴミやプラスチックゴミとして処分する方もいます。

処分費用がかからずお得に感じますが、解体するのはとても危険なのでおすすめできません。

切った衣装ケースのプラスチックが目に飛んで入ったり、切っているノコギリ刃が指に当たったりなどのリスクがあります。

そのため、衣装ケースを自分で解体するのはやめましょう。

フリマアプリやリサイクルショップでの買い取りは難しい

衣装ケースはフリマアプリやリサイクルショップでの買い取りは難しく、おすすめできません。

もともとの金額がそれほど高くないことに加え、送料が高いためです。

衣装ケースはサイズが大きいものが多く、宅急便で送るとなると160サイズ前後の料金がかかります。

例えば、東京から大阪まで160サイズの荷物を送る際にかかる送料は、クロネコヤマトの場合で3,160円です。

衣装ケースの中身はカラにして処分する

衣装ケースの中身はカラにして処分しましょう。

中身を整理していないと粗大ゴミ回収業者に依頼したり、コーナンなどに回収してもらったりすることも難しくなるためです。

中身の整理が面倒な人は、整理まで行なってくれる不用品回収業者を利用するといいでしょう。

次の項目にて信頼できる業者をご紹介するので、よければ参考にしてください。

中身ごと処分したいなら不用品回収業者がおすすめ

不用品回収業者に依頼すれば、衣装ケースを最短即日で丸ごと回収してくれます。

実績豊富な業者であれば安心して依頼できるほか、パックプランなどを用意しているところが多く、費用もリーズナブルです。

他にもある粗大ゴミ回収業者のメリット

粗大ゴミ回収業者を利用するメリットは、以下の通りです。

• 分別の必要がない
• スタッフが運搬してくれる
• 中身も一気に捨てられる
• 自力で運べないものも対応してくれる
• 掃除や片付けも一緒に依頼できる

粗大ゴミ回収業者は分別をしていなくても、そのまま衣装ケースを回収してくれます。

中身が入ったまま処分できるだけでなく、断捨離や大掃除の際に衣装ケースをゴミ箱として使い、それを回収してもらうことも可能です。

また、業者によっては掃除や片付けの代行をしてくれるところもあります。

自力では運べない重い粗大ゴミも運搬してくれるので、怪我のリスクなく部屋を一気に片付けられるのもメリットです。

以下では、おすすめの業者を紹介しているので、ぜひあわせて参考にしてください。

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