イヤホンの捨て方を徹底解説｜有線とワイヤレスに分けて分別方法から紹介

本記事では、イヤホンの捨て方を徹底的に紹介します。

イヤホンには有線やワイヤレスなど複数のタイプがあり、捨て方に悩む方も多いでしょう。実は、種類ごとに分別などが異なるため、捨てる際は注意が必要です。

この記事を読めば、イヤホンの種類別の捨て方が分かり、安全かつ楽に手放すことができます。各種捨て方に加え、注意点やよくある質問もまとめました。

イヤホンの捨て方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

イヤホンは何ゴミ？有線・ワイヤレスで捨て方が違う

イヤホンの分別は、内部にバッテリーが含まれているかどうかで変わります。ここでは、有線とワイヤレスの捨て方を見ていきましょう。

有線イヤホンの場合

有線イヤホンは内部にバッテリーを含まないため、多くの自治体では「不燃ゴミ」に分類されます。

地域によっては、「可燃ゴミ」や「金属ゴミ」として扱う場合もあります。

有線特有の注意点として、長いケーブルは回収作業の妨げや機械への巻き込みを防ぐため、結んだり束ねたりしてコンパクトにまとめて出すのがマナーです。

また、内部の銅線などは貴重な資源となるため、通常のゴミ出し以外にも小型家電リサイクル法に基づいた「回収ボックス」への投入も積極的に検討しましょう。

ただし、ボックスに入れられる品目は自治体ごとに異なるため、事前の確認が必須です。

ワイヤレスイヤホンの場合

ワイヤレスイヤホンは、本体や充電ケースにリチウムイオン電池などのバッテリーを内蔵しているのが特徴です。

多くの自治体では、発火のリスクから通常の不燃ゴミとして回収しておらず、公共施設等に設置された「小型家電回収ボックス」への投入を推奨しています。

そのままゴミとして捨てると、発火や火災のリスクがあるため、注意が必要です。実際に、リチウムイオン電池が原因の火災は、数多く発生しています。

特に、内蔵されているリチウムイオン電池が膨張している場合は、慎重に扱ってください。

もし充電ケースが膨張していても、専門の不用品回収業者であれば安全に回収・処分できます。

参照：公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
（https://www.jcpra.or.jp/study/battery/）

リチウムイオン電池の捨て方はこちら！

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イヤホンの捨て方【有線・ワイヤレス対応】

イヤホンを捨てる際は、形状や部品などに注意しながら、最適な処分方法を選びましょう。

自治体で処分する

イヤホンは、自治体によってゴミの区分は異なります。主要な自治体の例を以下の表にまとめました。

自治体名	分別区分	備考
杉並区	有線：不燃ゴミ ワイヤレス：不燃ゴミ ※小型充電式電池リサイクルボックスも可	小型家電回収ボックスは不可 ※指定15品目のみ回収
川崎市	有線：小物金属 ワイヤレス：小物金属	ワイヤレスは絶縁処理が必須
さいたま市	有線：不燃ゴミまたは小型家電回収 ワイヤレス：小型家電回収	電池が含まれるものは回収ボックス
千葉市	有線：不燃ゴミまたは小型家電回収 ワイヤレス：不燃ゴミまたは小型家電回収	拠点回収ボックスでの回収を促進

有線とワイヤレスで捨て方が異なる自治体が多いですが、杉並区はワイヤレスでも小型家電回収ボックスには入れられません。

指定品目以外を入れるとトラブルになる可能性があるため、充電式電池専用のボックスに入れるか不燃ゴミとして捨てましょう。

自治体と不用品回収業者の比較はこちら！

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小型家電回収ボックスを利用する

小型家電回収ボックスは公共施設やスーパー、家電量販店などに設置されており、無料で利用可能です。

特に、ワイヤレスイヤホンに使用されているリチウムイオン電池は貴重な資源となるため、リサイクルに貢献できます。

利用の際は自治体ごとに定められた投入口のサイズを確認し、ワイヤレスイヤホンの場合はケースごと投入しましょう。

ただし、杉並区をはじめとした一部の自治体では、小型家電回収ボックスに入れられる品目が限定されているので、注意が必要です。

小型家電の回収についてはこちら！

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家電量販店で引き取り処分をする

家電量販店でイヤホンを処分する方法は、新しい製品への買い替えを検討している方、確実にリサイクルしたい方に最適です。

多くの店舗では小型家電リサイクル法に基づいた回収サービスを行っており、店舗内に設置された回収ボックスへ投入するか、カウンターで店員に渡すことで引き取ってもらえます。

ワイヤレスイヤホンのようにリチウムイオン電池を含む製品は、通常のゴミとして出すと発火の危険がありますが、家電量販店であれば適切なルートで再資源化されるため安心です。

ただし、店舗や製品の状態によっては数百円程度の回収費用がかかります。例えば、ヤマダ電機ではイヤホンを店舗に持ち込むと550円で処分可能です。

リサイクルショップやオーディオ専門店で買取依頼をする

まだ使用可能なイヤホンを手放すなら、リサイクルショップやオーディオ専門店の買取サービスを利用するのがおすすめです。

特に、AppleのAirPodsやSONYといった人気メーカーの製品は、中古市場でも需要が高いので、高価買取にも期待できるでしょう。

オーディオ専門店では専門知識を持ったスタッフが査定を行うため、機能面だけでなく希少価値なども含めて適切に評価してくれます。

費用をかけずに現金化できるだけでなく、製品が次の利用者の手に渡ることで廃棄物の削減にもつながる捨て方です。

フリマアプリやオークションサイトで売る

フリマアプリ・オークションサイトを利用する方法は、買取店よりも高い利益を得られる可能性があるのが魅力です。

自分で価格を設定できるため、多少の傷がある品や片耳だけのイヤホンといった「ジャンク品」であっても、需要があれば売却できるケースがあります。

一方で、商品の清掃や写真撮影、購入者とのやり取り、梱包・発送作業といった手間がかかる点はデメリットです。

また、イヤホンはサイズが小さいものの、発送する際には送料がかかります。

不用品回収業者に依頼する

引越しや大掃除などで、イヤホン以外にも処分したい不用品が大量にある場合は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。

自治体のゴミ出し日のようにスケジュールに縛られることがなく、最短即日で自宅まで回収に来てくれます。

また、面倒な分別作業や重い荷物の運び出しもすべてスタッフに任せられるため、時間や労力を最小限に抑えられるのもメリットです。

他の不用品を一緒に捨てられるほか、膨張してしまって捨てるのが不安なワイヤレスイヤホンでも、安心して捨てられます。

リユース・リサイクルを徹底している業者であれば、環境に配慮しながら処分できるのもメリットです。

依頼する際は、トラブルを防ぐためにも一般廃棄物収集運搬業の許可などを持つ信頼できる業者を選びましょう。

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イヤホンの各処分方法の費用相場

イヤホンの処分にかかる費用は、自治体を利用するか民間サービスを利用するかで大きく異なります。以下の表に、主要な処分方法の費用相場をまとめました 。

処分方法	費用相場
自治体	無料 ※ゴミ袋代は必要
小型家電回収ボックス	無料
家電量販店	550円程度
フリマアプリ・買取店	無料 ※利益が出る可能性あり
不用品回収業者	1,000円程度 ※業者により異なる

自治体のゴミ回収や小型家電回収ボックスを利用すれば、基本的には無料で手軽に処分が可能です。

人気ブランドや状態の良い製品であれば、買取専門店やフリマアプリなどを活用することで、処分費用をかけずに現金化できます。

もし引越しなどで大量の不用品がある場合は、不用品回収業者を利用しましょう。単品では割高に感じられますが、他の家具や家電とまとめて依頼すれば、安価で済むケースもあります。

不用品回収業者の費用相場はこちら！

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【注意点】ワイヤレスイヤホンを捨てる際は初期化が必須

ワイヤレスイヤホンを廃棄や売却などで手放す際は必ず「初期化」を行い、接続設定からペアリング情報を完全に消去してください。

初期化を行わずに処分してしまうと、接続していたスマートフォンやPCなどのデバイス名が記録されたままとなり、思わぬ個人情報の流出につながるリスクがあります。

また、買取やフリマアプリで他人の手に渡る場合、ペアリングが残っていると次の利用者が正常に接続できません。専用アプリと連携させている場合は、登録解除も忘れずに行いましょう。

安全かつスムーズに次の方へ譲るためにも、メーカーごとの手順に従った正確なリセット作業を徹底してください。

イヤホンを捨てる際によくある質問

最後に、イヤホンを捨てる際によくある質問を紹介します。

ワイヤレスイヤホンは何年使える？

ワイヤレスイヤホンの寿命は、一般的に2年〜3年程度とされています。これは内部に使用されているリチウムイオン電池が、充放電を繰り返すことで徐々に劣化していくためです。

電池が劣化すると「フル充電してもすぐに切れる」「接続が頻繁に途切れる」といった症状が現れます。

リチウムイオン電池は部品交換が難しいモデルが多いため、こうした不調を感じたら買い替えや処分のタイミングと言えるでしょう。

また、OSのアップデートに伴う互換性の低下なども、買い替えを検討する一つの目安です。

充電器・ケーブル類はどうすればいい？

イヤホンに付属していたUSBケーブルやACアダプターなどの充電器類も、多くの自治体で「不燃ゴミ」などとして捨てられます。

また、自治体によっては「小型家電リサイクル」の対象として回収可能です。イヤホン本体と一緒にボックスに入れるか、不燃ゴミとして処分しましょう。

ただし、アダプター部分とケーブル部分で分別ルールが異なる自治体も存在するため、迷った場合は事前の確認がおすすめです。

例えば、杉並区はワイヤレスイヤホンや有線イヤホンは不燃ゴミですが、ケーブル類は小型家電回収ボックスへ投入できます。

充電ケースも一緒に捨てて大丈夫？

ワイヤレスイヤホンの充電ケースも、イヤホン本体と一緒に捨てて問題ありません。

ケース自体にもリチウムイオン電池が内蔵されているため、不燃ゴミとして出すのではなく、本体と一緒に小型家電回収ボックスやリサイクル回収に出すのが正しい方法です。

ケースだけを別途処分する場合も、バッテリーを含んでいるという点では本体と同じ扱いになります。

もしケースを紛失して本体のみになった、逆にケースだけが残った場合でも、自治体のルールに従って適切に捨てましょう。

壊れたイヤホンも捨てて大丈夫？

「音が聞こえない」「電源が入らない」といった壊れたイヤホンであっても、自治体のゴミ回収や不用品回収業者での処分が可能です。

故障していても内部に含まれる金属資源としての価値は失われないため、投入可能な自治体であれば小型家電回収ボックスなどを利用しましょう。

ただし、動作しないジャンク品はリサイクルショップ等での買取は難しくなります。

不用品回収業者であれば、壊れているイヤホンや断線している充電器なども、まとめて回収可能です。

イヤホンを捨てるなら粗大ゴミ回収本舗へ！

今回は、イヤホンの捨て方を有線とワイヤレスに分けて詳しく紹介しました。

イヤホンは種類によって捨て方が異なり、自治体ごとに扱いも違うため、安易に捨てるとトラブルにつながってしまいます。

分別方法が分からない、膨張していて不安などといった場合は、ぜひ「粗大ゴミ回収本舗」へお任せください。

断線しているイヤホン、膨張しているワイヤレスイヤホンのケース、壊れているものでもまとめて回収できます。

リサイクル・リユースを徹底することで費用を抑え、環境にも配慮した処分が可能です。お電話1本で、最短即日でご自宅まで駆け付け、不用品を回収します。

見積もり料やキャンセル料はかからず、気軽に相談できる環境が整っているので、ぜひお問い合わせください。