カバンは何ゴミ？捨て方や分別不要での処分方法を紹介

本記事では、カバンの処分方法を詳しく紹介します。

カバンは自治体の分別ルールによって、品目や素材、大きさで何ゴミか変わるため注意が必要です。誤った収集日に出すと、回収されずに残されてしまうため、事前の確認が欠かせません。

この記事を読めば、さまざまな処分方法のメリットとデメリットが分かり、自分に合ったカバンの捨て方が選びやすくなります。

分別ルールや処分方法に悩んだ際は、参考にしてください。

カバンは何ゴミ？分別は必要？

カバンはさまざまな素材や部品が使われているため、自治体によって分別ルールが異なります。ここでは、カバンが何ゴミか解説し、分別の必要性について説明します。

カバンは何ゴミ？

カバンのゴミ区分は自治体の分別ルールで決まるため、同じカバンでも地域が変わると出し方が変わる場合があります。

一般的に、材質が布や革、合成皮革のカバンは可燃ゴミに分別され、硬質な樹脂や金属パーツが目立つカバンは不燃ごみ扱いになることがあります。

一部の自治体では、革やプラスチック製のカバンが不燃ゴミに該当することもあるため注意が必要です。

さらに、旅行カバンやキャリーケースなど、大きさが基準を超えるカバンは粗大ごみに分別される場合もあるため、事前に分別ルールの確認が欠かせません。

分別ガイドや公式サイトの分別一覧から「カバン」「バッグ」などの品目を調べ、分別区分と出し方を把握します。品目が見当たらない場合は、自治体の窓口に品目名と材質、大きさを伝えて確認しましょう。

処分前に、大切なものを誤って捨てないよう、ポケットや内側にものが残っていないか見直しておくと安心です。

金具・ファスナーの分別は必要？

金具やファスナーの分別についても、自治体によって対応が異なります。

東京都江東区では、外せる金属部分は分別して出すことが案内されています。ただし、外しにくい場合はそのまま可燃ゴミに出すことが可能です。

一方で、埼玉県朝霞市は、金具が取り外せないものは不燃ゴミに該当するため注意が必要です。

捨てたいカバンの金具が外せるか判断に迷う場合は、工具が必要になるかが判断基準の一つになります。

たとえば、ストラップやワンポイントのアクセサリーなど、手で外せる金属部品は分別対象として扱われる場合があります。ファスナーや鋲のように外す手間が大きい部品は、無理に外さない方が安全です。

ただし、分解作業は手や指を切るなどの事故につながる恐れがあるため、分解を前提にせず、対応できる範囲で分別しましょう。

カバンの捨て方

カバンの捨て方は、次の7つがあります。メリットとデメリットを確認し自分に合った処分方法を選びましょう。

処分方法	メリット	デメリット	おすすめ度
自治体で捨てる	手順が決まっていて進めやすい	収集日が決まっている	★★☆☆☆
リサイクルショップに売る	売却できれば現金化できる	持ち込みの手間がかかる	★☆☆☆☆
フリマアプリやオークションで売る	価格を自分で決められる	出品や発送の手間がかかる	★☆☆☆☆
ハイブランドなら専門店に売る	適正価格で買取が期待できる	査定額に差が出る	★★★☆☆
寄付をする	捨てずに再利用できる	負担が発生する	★★☆☆☆
リメイクする	使い続けられる	費用が発生する	★★★☆☆
不用品回収業者に依頼する	すぐに処分できる	業者選びが重要になる	★★★★★

以下からは、それぞれの捨て方について、順に解説します。

自治体で捨てる

自治体でカバンを捨てる場合、分別ルールに従ってゴミ出しを行います。多くのカバンは可燃ゴミに該当しますが、材質や大きさによっては不燃ゴミや粗大ゴミになる場合があります。

各自治体の分別区分と出し方は、次のとおりです。

自治体名	分別区分	出し方
東京都品川区	燃やすごみ 一辺が30cm超えるものは粗大ごみ	中身の見える袋で出す
東京都小平市	ナイロン製・ビニール製・布製・革製は古布類（資源ごみ） 汚れたり、破損しているものは燃やすごみ	透明か半透明の袋にまとめて入れる
埼玉県さいたま市	もえるごみ 金属製はもえないごみ	透明袋または半透明袋に入れて出す
千葉県千葉市	可燃ごみ	指定袋に入れて出す
神奈川県藤沢市	不燃ごみ	指定袋に入れて出す
神奈川県横浜市	燃やすごみ 一辺が30cm以上は粗大ごみ	透明袋または半透明袋に入れて出す

可燃ゴミの場合は、指定のゴミ袋に入れて、決められた収集日にゴミ集積所に出します。カバンが粗大ゴミに該当する場合は、事前の申込みと処理券の購入が必要です。

自治体処分は手順が明確で、料金を抑えやすい点がメリットです。一方で、収集日まで待つ必要があり、粗大ゴミは回収まで日数がかかることもあります。

分別を誤ると回収されない可能性もあるため、処分を急ぐ場合や確実に処分したい場合は、別の処分方法も検討しましょう。

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リサイクルショップに売る

リサイクルショップに売る方法は、状態のよいカバンを手放したい場合の選択肢です。使用感が少なく、汚れや破れが目立たないカバンであれば、買取対象になる可能性があります。

ブランド品でなくても、需要があるデザインや実用性の高いカバンは高値が付く場合があります。

一方で、使用感が強いカバンや、汚れやにおいが残っているものは買取を断られ、そのまま持ち帰るケースも珍しくありません。

リサイクルショップに売る場合は、買取できなかった場合の処分方法も検討しておくと安心です。

フリマアプリやオークションで売る

フリマアプリやオークションは、カバンの価格を自分で決めて出品できる点が特徴です。カバンの状態や需要によっては、買取よりも値段が付く場合もあります。

一方で、出品から売却までに時間がかかることがあり、必ずしも売れるとは限りません。撮影や説明文の作成、購入後の梱包や発送など、作業工程が多い点も負担になります。

購入者とのやり取りやクレーム対応が必要になる場合もあるため、手軽にカバンを手放したい方には不向きな方法といえます。

ハイブランドなら専門店に売る

ハイブランドのカバンを専門店に売る方法は、ブランド品の取扱いに特化した買取店を利用する選択肢です。モデルやシリーズ、相場を踏まえて査定するため、適正な価格での買取が期待できます。

専門店の中には、宅配や出張に対応しているところもあり、持ち込む時間が取りづらい場合に利用しやすい方法です。

ただし、正規品かどうかの確認が厳しく、条件によっては買取不可になる場合があります。さらに、査定基準は店舗ごとに差が出やすいため、複数の店舗で見積もりを取ることが大切です。

出張買取は対面になり、提示額に納得できない場合でも断りづらいと感じる場合があります。宅配買取を利用する場合は本人確認や梱包、発送など、想定より手間がかかることもあります。

寄付をする

カバンを寄付することで、捨てずに再利用につながるため、環境への配慮を重視したい場合に向いた方法です。支援団体などに寄付することで、再利用や海外支援に活用されます。

一方で、受け入れ条件が設けられていることが多く、汚れや破れがあるものなど、対象外のカバンは寄付できません。

また、送料が自己負担になるケースもあり、想定より手間や出費が増えることもあります。寄付ができないカバンや処分を急ぐ場合は、別の処分方法も検討しましょう。

リメイクする

リメイクは、カバンを捨てずに別の形で使い続けたい場合に向きます。思い入れのあるカバンの素材や金具を活かし、小物入れやポーチなどに作り替えられるため、手放さずに活用できる点がメリットです。

自分で行う方法だけでなく、修理店やリメイク対応の店舗に依頼して進める方法もあります。ただし、ある程度の費用が発生するため、予算に合わせて検討しましょう。

また、自分で作業する場合は道具と時間が必要になり、縫製や裁断に慣れていないと負担が大きくなることがあります。刃物を使う工程では、手を切るなどの事故につながる恐れもあるため、作業には注意が必要です。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼する方法は、分別や持ち出しの手間を省いてカバンを処分できます。素材や金具の有無で細かく分ける必要がなく、そのままの状態で引き取ってもらえる点が特徴です。

カバン以外にも処分したい不用品がある場合は、同時に回収を依頼できるため、片付けの負担を減らせます。希望日時に合わせて依頼できるので、スケジュールを合わせやすく、柔軟な対応も期待できます。

業者によって料金体系や対応内容が異なるため、事前に見積もりやサービス内容の確認をしておくと安心です。

不用品回収業者への依頼は、ゴミ出しの負担を減らして早めに片づけたい場合に、手間や時間を抑えられる処分方法といえます。

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カバンを捨てるタイミングは？

カバンを捨てるタイミングは、使い勝手や安全性が落ちたときが判断の目安になります。具体的な例は、次のとおりです。

• 流行が終わった
• 年齢とともにファッションが変わった
• カバンの一部が壊れた
• 引っ越しの荷物を減らしたいとき

また、使っていない期間が長く、今後も使う予定がない場合も、処分を検討するタイミングです。衣替えや大掃除などの節目に、収納スペースにカバンを保管したままになっていないか見直してみましょう。

カバン以外にも大量にゴミがある場合は不用品回収業者がおすすめ！

カバン以外にも処分したいものが多い場合、自治体では分別区分によって収集日や手続きが分かれるため、分別や搬出に時間がかかります。指定の収集日の当日まで、室内で保管するスペースも必要です。

不用品回収業者なら、大量のゴミでも分別することなく、希望する日にまとめて処分できます。

さらに、不用品が多いほどお得になるパックプランなら、個別に依頼するよりも合計料金を抑えられる場合があります。処分するものが多い場面でも申し込みやすいプランです。

パックプランの相場と積載量の目安は、次のとおりです。

プラン	相場（税込）	積載量の目安
軽トラックパック （Sパック）	15,000円～20,000円	1R～1K（2～3㎥）
1.5tトラックパック （Mパック）	38,000円～45,000円	1DK～1LDK（4～6㎥）
2tトラックパック （Lパック）	60,000円～70,000円	2DK～2LDK（6～8㎥）
4tトラックパック （LLパック）	100,000円～120,000円	3LDK以上・一軒家（10～15㎥以上）

※2025年9月東京近郊の不用品回収業者150社調べ

一人では持てない大型家具や、処分に困る家電も、搬出から処分まで丸ごと任せられます。パックの内容は業者によって異なるため、事前に見積もりを取って、対応範囲を確認しておくと安心です。

カバンを捨てるなら分別不要・大量も可能な粗大ゴミ回収本舗へ！

今回は、カバンの捨て方を詳しく解説しました。

カバンは自治体によって分別区分が異なるため、ゴミ出しの前に分別ルールの確認が欠かせません。

手間や時間をかけずにカバンを処分するなら「粗大ゴミ回収本舗」にお任せください。不用品1点から大量の粗大ゴミまで、すべてまとめて回収します。

回収した不用品は、リサイクル・リユースを徹底し、廃棄物の削減に取り組んでいます。

不用品が多い場合は、出張費や搬出作業費、階段作業費など、他社なら必要な料金がすべて含まれたパックプランがおすすめです。経験豊富なスタッフが、ご要望に合わせて、丁寧に作業を進めます。

相談や出張見積もりは完全無料なので、不用品の処分に困った際は、気軽にお問い合わせください。