ここではヤマダ電機の洗濯機引き取りサービスを解説します。

洗濯機は、テレビ・エアコン・冷蔵庫とともに「リサイクル家電」に指定されており、国からリサイクル処分が義務付けられています。

自治体で粗大ゴミには出せず、家電量販店や粗大ゴミ回収業者で適切に処分しないといけません。

ここではヤマダ電機に注目して、洗濯機の引き取りを詳しく解説します。

粗大ゴミ回収業者との料金比較も行っているので、ぜひ参考にして下さい。

ヤマダ電機で洗濯機を引き取り処分する方法

家電量販店には、家電リサイクル法に基づき、リサイクル家電の引き取り義務があります。

ヤマダ電機では、他店で購入した洗濯機でも、壊れた洗濯機でも引き取り可能です。

福岡市や北九州市など多くの自治体は、ヤマダ電機をリサイクル家電の回収協力店に指定しており、処分先として推奨しています。

ここでは、そんなヤマダ電機の引き取りサービスについて詳しく解説します。

買い替え時に洗濯機を引き取ってもらう

ヤマダ電機で洗濯機を購入すると、配送・設置時に古い洗濯機の有料引き取りを頼めます。

店頭で購入する場合は、店頭係員にリサイクル回収をお申し出ください。

ヤマダウェブコムで購入する場合は、注文画面に「リサイクル家電の回収を希望しますか？」というオプションが表示されるので、「はい」を選べば大丈夫です。

事前準備は特に必要ありません。

リサイクル家電の処分に必要な書類の用意や、水抜きはヤマダ電機が行ってくれます。

洗濯機の引き取りのみを依頼する

ヤマダ電機では、洗濯機を購入しなくても、自宅までの引き取りのみを頼むことも可能です。

ただし、いくつか注意点があります。

• 料金は買い替え時よりも割高になる
• 申し込みに直接来店が必要な店舗がある（※）
• 年末年始、3月～4月上旬、GW前後、6月～8月は繁忙期なので日数がかかる

（※ヤマダデンキ福岡志免本店など）

細かい対応は店舗ごとに異なるため、まずは最寄りの店舗にお問い合わせください。

こちらも水抜きは不要です。やっておくべき準備は、洗濯槽内を空にするだけになります。

店舗に洗濯機を持ち込みする

洗濯機を最寄りのヤマダ電機店に持ち込みすることも可能です。

事前手続き不要でそのまま店舗に持ち込めますが、念のため店舗に確認を取ってから、洗濯機を持ち込んでください。

九州にはヤマダ電機が多く、福岡県だけでも2025年時点で34店舗を展開しているため、幅広い地域でサービスを利用できます。

ただし、洗濯機の重量は、全自動式の洗濯機で30kg～50kg、ドラム式の洗濯機で70kg～90kgにものぼり、運搬は非常に困難です。

水抜きも自分で行う必要があります。

持ち込みには料金が安いメリットがありますが、現実的には難しいケースがほどんどでしょう。

ヤマダ電機の洗濯機引き取りにかかる料金内訳

洗濯機などのリサイクル家電の処分時に支払うのは、主に「リサイクル料金」と「収集・運搬料金」の2種類です。

これら料金の支払いは家電リサイクル法で義務付けられており、他の家電量販店でも、粗大ゴミ回収業者でも、必ず共通して請求されます。

ここでは各種料金の具体的な金額について解説します。

リサイクル料金

リサイクル料金とは、その名の通り洗濯機のリサイクル処理にかかる費用のことです。

この料金には、リサイクル施設までの運搬費用の一部と、施設での処理費用が含まれています。

メーカーごとの料金は以下の通りです。衣類乾燥機も同じ料金になります。

リサイクル料金は製造メーカーが決めているため、どの業者に引き取りを頼んでも料金は常に一定です。

上記表にないメーカーのリサイクル料金については、家電リサイクル券センターのホームページから確認できます。

収集・運搬料金

収集・運搬料金とは、リサイクル家電を排出場所から回収し、運搬する際にかかる費用のことです。

リサイクル料金とは異なり、こちらは引き取り業者によって金額が異なります。

ヤマダ電機における洗濯機の収集・運搬料金は、2,500円です。

ヤマダ電気の洗濯機の引き取り料金

ここでは、ケースごとに分けてヤマダ電機の引き取り料金について解説します。

料金はすべて税込みです。

買い替え時に処分する場合

洗濯機を買い替える際の引き取り料金は、以下の通りです。

（※2台目以降は1点につき550円が追加）

離島や山間部、配送エリア外などの一部地域では、収集・運搬料金と配送・設置料金が割増しされる場合があります。

自宅までの引き取りのみを頼む場合

買い替えなしの引き取り料金は、次の通りです。

（※2台目以降は、1点につき550円が追加）

買い替えの場合と異なり、現場までの出張費用として2,750円が別途必要です。

離島や山間部、配送エリア外などの一部地域では、収集・運搬料金が割増しとなる場合があります。

店舗持ち込みで処分する場合

ヤマダ電機店舗への持ち込み料金は、次の通りです。

（※2台目以降は、1点につき550円が追加）

自宅引き取りのみと比べて、訪問回収費が無料となります。

ただし、店舗に持ち込む場合でも、その後の運搬にかかる費用として収集・運搬料金は必要です。

ヤマダ電機以外の洗濯機の引き取り方法

ヤマダ電機以外で洗濯機を処分する方法はいくつかあります。

ここではヤマダ電機と比較しつつ、各方法をご紹介します。

他の家電量販店に引き取りを依頼する

リサイクル家電の引き取りは、他の家電量販店でも行っています。

洗濯機を買い替える予定なら、購入価格やポイント還元率などを比較して、他店を選ぶのもひとつの方法です。

一方、自宅までの引き取りのみを希望する場合は、ヤマダ電機の利用がおすすめです。

ヤマダ電機は、引き取り料金が他店よりも1,000円～4,000円ほど安いため、コストを抑えたい方に適しています。

指定引取場所に自分で持ち込みする

指定引取場所とは、使用済みリサイクル家電の一時保管場所です。

この指定引取場所に、自分で洗濯機を持ち込み処分することができます。

持ち込みの手順は以下の通りです。

1. 洗濯機のリサイクル料金を調べる
2. 郵便局の貯金窓口で家電リサイクル券（料金郵便局振込方式）を受け取る
3. 窓口またはATMでリサイクル料金を支払う
4. 指定引取場所に、洗濯機と家電リサイクル券を持ち込みする

必要なのはリサイクル料金だけで、収集・運搬料金は無料となります。

そのため、ヤマダ電機の店舗持ち込みと比べて2,500円安いですが、洗濯機を自力で運ぶのが難しい点は変わりません。

以下は福岡県・熊本県・佐賀県・大分県内の主な指定引取場所です。

持ち込みする際に、事前連絡は不要です。

営業日と受付時間を確認してから、受付時間内に持ち込んでください。

他県の指定引取場所については、家電リサイクル券センターのホームページから確認できます。

粗大ゴミ回収業者に引き取りを依頼する

粗大ゴミ回収業者とは、不用品の回収を専門に行う業者のことです。

粗大ゴミ回収業者に引き取りを依頼するメリットは、以下になります。

• ヤマダ電機よりも料金が安い
• 即日回収、早朝深夜の回収を頼める
• 水抜きが不要
• 他の不用品の引き取りも頼める

引き取り料金は1台5,000円～が相場です。以下はヤマダ電機との比較表になります。

引き取りのみだと、粗大ゴミ回収業者のほうが安い料金です。

買い替え時はほぼ同額ですが、ヤマダ電機では、洗濯機の配送先と回収場所が異なる住所だと、2,750円の追加料金がかかります。

そのため、引っ越しに伴って洗濯機を買い替える場合などは、粗大ゴミ回収業者のほうが安い場合があります。

さらに、いくつもの不用品をまとめて回収するパックプランも利用可能です。

「洗濯機1台あたり5,000円～」で回収する単品回収とは異なり、パックプランではまとまった量ごとに料金が計算されるため、不用品が多ければ多いほど単価が安くなり、引っ越しや断捨離、買い替え、遺品整理などにも便利です。

パックプランの料金相場は次の通りです。

パックプランでは、回収料金や車両費、出張費がひとまとめになっているため、単品回収よりも単価が安いメリットがあります。

このように粗大ゴミ回収業者は価格・サービス面で優れていますが、「家電を無料で回収します」という業者には要注意です。

これらの多くは違法業者であり、あとから高額を請求されたり、回収品が不法投棄されるリスクが存在します。

前半でも触れたように、洗濯機などのリサイクル家電の処分には、「リサイクル料金」と「収集・運搬料金」が必要です。

粗大ゴミ回収業者に頼む場合でも、この2つの料金が無料になることは決してないので注意しましょう。

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通常の洗濯機、ドラム式洗濯機、衣類乾燥機、業務用洗濯機など、メーカー・機種を問わず回収が可能です。

引き取り料金は、洗濯機の単品回収で4,980円～、パックプランで6,980円～と、九州で最安値クラスとなっております。

当社では環境への配慮を重視し、回収品のリユースとリサイクルを積極的に行っているため、コストを抑えながらも質の高いサービスをご提供しています。

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