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この記事はタイヤの処分方法と処分費用を解説します。
車のタイヤとホイールは多くの自治体で処理困難物に指定されており、粗大ゴミとしては捨てられません。
排出者が適切な方法を選ぶ必要があるため、捨てるのがやや手間です。
そこで本記事ではタイヤ販売店や不用品回収業者など、タイヤの処分先を複数紹介しています。
タイヤを売却できる条件や、処分の注意点も解説しているので、タイヤの処分でお困りの方はぜひご覧ください。
目次
タイヤにはいくつもの処分方法があるため、まずはタイヤの状態を見極める必要があります。
タイヤが以下のような状態の場合は、「廃タイヤ」として処分してください。
きれいな状態のタイヤなら、廃棄処分ではなく売却も考えてみましょう。
さらに、ホイールをどうするかも考える必要があります。ホイールごと処分するのかしないのかで、処分費用が変わります。
それを含めて、詳しく解説していきます。
使用年数が少ないきれいなタイヤなら、売れる可能性があります。
売れなかった場合でも無料で引き取ってくれることもあるため、まずはこうした引き取り先を検討してみてください。
中古タイヤ専門業者はもちろん、カー用品店や中古車販売店などで、タイヤの買取をしているところがあります。
メールやインターネットで査定ができるところや、宅配買取を行っている業者を利用すればより便利でしょう。
ただし、ホイール付きでないと売れないことや、使用年数が1年以内のものなどに限っていることもあるため注意してください。
リサイクルショップの中にもタイヤを買い取ってくれるところがあります。
ただし、使用済みタイヤや製造から3年以上経っているタイヤなどは買取していないところもあるため、事前に対象のタイヤを調べてください。
また、中には買取りはできなくても無料引取りはできる場合もあるため、一度連絡を取ってみるのもおすすめです。
自分で発送する必要がありますが、オークションやフリマアプリでタイヤを販売することもできます。
走行距離の長いタイヤや年式の古いタイヤ、ホイールに傷がついているなど、中古販売業者やリサイクルショップでは売れないタイヤも出品することは可能です。
どんなタイヤを出品するにしろ、必ず写真と一緒にコメントにも走行距離や傷の有無、年式などを記載し、トラブルを避けてください。
ただし、タイヤを発送するにはかなりの送料が必要です。
どちらが送料を負担するかなどはよく考えて出品してください。
ジモティーなど、地域性のあるサイトで都心部ならば、比較的使われているタイヤでも引き取り先が見つかりやすい傾向にあります。
この場合は対面での引取りになるため、傷などは一度実際に確認してもらってから引き渡すと安心です。
タイヤは「適正処理困難物」なので、自治体のゴミ回収はもちろん、粗大ゴミ回収でも処分ができません。
タイヤにはゴムやワイヤーなどが組み合わされているためです。
ただし、自治体によっては有料で引き取っているところもありますので、一度お住いの地域の粗大ゴミ回収について調べてみてください。
自治体で回収できないときや、自治体の利用が時間帯などの関係でできない場合は、以下のような選択肢から選びましょう。
タイヤは、車を購入したカーディーラーでタイヤ交換と同時に処分を依頼するのが一番簡単です。
中には無料で引き取ってくれるお店もあるので、一度問い合わせてみてください。
お店や営業との付き合いによっては、古いタイヤの引取りだけでも依頼できるので、買い替えのとき以外は一度声をかけてみても良いでしょう。
ガソリンスタンドの中でも有人のお店なら、タイヤを引き取ってくれます。
ただし、店舗によって安価から高値まで価格がさまざまです。
ガソリンスタンドが近くにある際は、一度問い合わせてみるのも良いでしょう。
カー用品店やタイヤ販売店でも、ディーラーと同じく買い替え時に処分を依頼する方法が一般的です。
ただし、着脱手数料などの各種手数料を取るお店もあるため、価格は事前に調べた方が無難です。
着脱が必要なく、不要なタイヤだけを持ち込むこともできます。
また、インターネットで着脱・購入予約ができるサービスや、自宅まで引き取りに来てくれるサービスを用意しているお店もあり、とても便利です。
以下は福岡県内の主なタイヤ販売店ですが、いずれも交換なしの持ち込みでタイヤを処分できます。
料金は各社のホームページや問い合わせで調べたところ、1本550円~が相場でした。
料金はタイヤサイズやホイールの有無で変わり、例えばホイール付きタイヤだと、ホイールを外す作業工賃が追加されることがあります。
細かい対応は同系列のフランチャイズでも支店によって変わるので、近くのお店に前もって確認しておくと安心です。
自動車修理工場でもタイヤの処分をしてくれるところがあります。
処分のみ行うのか、タイヤ交換での処分だけなのかは工場によって対応が違います。
タイヤ交換は基本的に新しいタイヤを持ち込みますが、タイヤ購入と着脱ができる工場もあるので、修理や車検の際に聞いてみるのも良いでしょう。
ただし、自分の工場で処分ができない場合は、他の業者に持ち込むことになるため、毎回同じ値段で引き取ってくれるとは限りません。
価格高騰のあおりを受けることもあるため、価格は事前に調べてください。
タイヤの処分は不用品回収業者でも行っています。
個人のタイヤはもちろん、企業や店舗など法人のタイヤも処分可能です。
不用品回収業者なら、スタッフが運び出しをしてくれるため、重いタイヤを車に詰め込む必要もなく、楽に処分ができます。
業者の中には即日回収や深夜・早朝の対応を行っているところもあり、忙しい方にもおすすめです。
>>>タイヤ処分が簡単にできるおすすめ不用品回収業者はこちら!
1本あたりのタイヤ処分にかかる費用は以下の通りです。
処分方法 | タイヤ処分代 | タイヤ脱着代 | ホイール処分代 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
カーディーラー | 550円 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | – |
ガソリンスタンド | 550円 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | 店舗に寄り大幅に費用が違う |
カー用品店やタイヤ販売店 | 250円~550円 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | – |
自動車修理工場 | 300〜1,000円 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | 工場や時期により価格が変動する |
不用品回収業者 | 1,000~3,000円 (ホイール込み) |
– | – | 出張費がかかるケースもある |
不用品回収業者のタイヤ処分費は、ホイール込みで運び出しもしてくれるとはいえやや高めです。
しかも、ここから出張費がかかる可能性があります。
しかし、不用品回収業者にはタイヤだけの単品回収よりも安いプランがあります。
それが、不用品回収のパックプランです。
パックプランとは、対象のトラックを定額で満載にできるプランのことで、粗大ゴミが多ければ多いほどお得になります。
場合に寄っては行政の粗大ゴミ回収よりも安くなることもあるほど、おすすめのプランです。
このプランを使えば、スタッフが運び出しをしてくれるサービスがついて、お得にタイヤや他の不用品をまとめて処分ができます。
このパックプランには費用相場があり、以下の通りです。
プラン名 | 目安の間取りとトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
Sプラン | 1R~1K・軽トラック | 1,0000円~15,000円 |
Mプラン | 1DK~2DK・1.5tトラック | 20,000円~35,000円 |
Lプラン | 2DK~2LDK・2tトラック | 40,000円~80,000円 |
LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
パックプランを利用する際は、この相場以上の業者はもちろん、クーポン券などを使わずに相場より半額の業者は利用しない方が無難です。
おすすめの不用品回収業者や選び方を知りたい方はこちら
不用品回収できる業者のおすすめランキング!即日対応可能な業者・費用相場本記事では即日対応が可能な不用品回収業社を紹介します。費用相場も紹介するので、不用品の処分でお困りなら本記事を参考にしてください。
先ほどは不用品回収業者のパックプランについて解説しましたが、それ以外にも様々なメリットがあるのでここで解説しています。
タイヤの販売店やガソリンスタンドでもタイヤを捨てられますが、基本的に出張回収までは頼めません。
店まで自分で運ぶ必要があるのですが、タイヤの重さは普通乗用車サイズで1本あたり約8kg、ホイール付きだと1本あたり約18kgにも及びます。
これを自分で運ぶのは相当な手間です。女性はもちろん、体力のある男性でも難しいでしょう。
ですが不用品回収業者に頼めば、電話一本で重たいタイヤを回収しに来てくれます。
廃タイヤはリサイクル可能な資源です。廃タイヤのリサイクル率は2023年で99.2%に達しています。
不用品回収業者もこのリサイクルの取り組みに参加しているので、タイヤが無駄に捨てられることはありません。
CO2排出量の削減という観点からも、不用品回収業者はおすすめの捨て方です。
廃タイヤは、「排出者→タイヤ販売店等→収集業者→処理業者」という流れに沿ってリサイクルされます。
つまり、タイヤ販売店を挟まずに直接収集業者に引き取りを頼むことで、余計な手間や、それに伴い発生するCO2の削減が可能です。
タイヤ以外のカー用品はもちろん、車庫や家にある不用品なら何でも回収してくれます。
カー用品店だとバッテリーなどの一部品目しか引き取ってくれませんし、自治体だと細かい分別や粗大ゴミ収集の申込みなどが手間です。
大量の不用品をまとめて、楽に、短時間で捨てたいなら、不用品回収業者はまさに適切な選択肢と言えるでしょう。
ゴミを大量に捨てることを断捨離と言うのですが、断捨離には非常に多くのメリットがあります。
タイヤの処分を機会に、車庫をまるごと片付けてみるのもおすすめです。
【関連記事】断捨離のメリットやコツを知りたい方はこちら
断捨離は運気にすごい効果が!?断捨離のコツや逆効果を防ぐ方法もこの記事では断捨離がもたらす様々な効果を徹底解説。断捨離のコツや注意点、不用品回収業者に依頼するメリットなども紹介しています。
ここではタイヤ処分の注意点を解説しています。
前半の内容と重複する部分もありますが、おさらいの意味も込めてまとめておきました。
車のタイヤとホイールはほとんどの自治体で処理困難物に指定されているため、ゴミに出すことはできません。
九州においては、福岡市、大分市、佐賀市、長崎市、宮崎市、熊本市、鹿児島市―――いずれの地域でもタイヤとホイールは処理困難物です。
粗大ゴミに出したり、ゴミ処理施設に持ち込ちこんで捨てるのは不可能なので注意しましょう。
捨てる前にタイヤの状態をチェックして、売却するか廃タイヤとして捨てるか判断しましょう。
以下の表は、タイヤの寿命の目安をまとめたものです。
チェック項目 | 寿命の目安 |
製造年数 | ・製造から3~5年 |
走行距離 | ・約3万km |
タイヤの溝 | ・スリップサインが出ている ・プラットホーム(※)が出ている (※スタッドレスタイヤの溝にある四角の形をした突起物) |
ひび割れ | ・ひび割れが広範囲に及んでいる ・ひび割れからタイヤ内部のワイヤーが見える |
偏った摩耗 | ・摩耗がトレッドの片側、両肩、センターのいずれかに偏っている |
その他 | ・傷の有無 ・不自然な膨らみなど |
参考までに、イエローハットの買取条件は次の通りです。
各項目をチェックして、廃タイヤと判断できたら適切に処分しましょう。
廃タイヤの不法投棄は犯罪であり、法律に違反した場合、
「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金(またはその両方)」
という重い刑罰が科される可能性があります。
法人だと罰金は3億円以下に釣り上がるので、必ず環境に配慮した適切な方法で捨てましょう。
企業から個人商店に至るまで、事業活動に伴って生じた廃タイヤは産業廃棄物となり、事業者が適切に捨てる必要があります。
具体的には許可業者への委託等です。
例えば産業廃棄物収集運搬業の許可を持たないタイヤ販売店では、他の事業者の廃タイヤを扱うことができません。
不用品回収業者も同様で、必ず産業廃棄物を扱える業者を選ぶことが重要です。
廃タイヤは次のような流れを経て、適切にリサイクルまたはリユースされます。
リサイクルの流れ | 具体例 |
1.タイヤの排出者 | 一般家庭、運送業者、タクシー会社など |
2.タイヤの販売店 | カー用品店、自動車販売店、ガソリンスタンドなど |
3.収集運搬業者 | 不用品回収業者、産業廃棄物収集業者など |
4.中間処理業者 | リサイクルの前にタイヤの切断・破砕を行う業者 |
5.再利用先 | タイヤメーカー工場、製紙工場、化学工場 セメント工場、海外市場など |
廃タイヤは年間およそ100万トン排出され、そのうち99.2%が有効利用されています。(※2023年時点)
では具体的にどのように再利用されるのでしょうか。
ここでは自動車タイヤ業界が一丸となって行っている環境への取り組みを解説しています。
一般的によく知られているのが、適切に粉末・チップ化した廃タイヤを原材料としてリサイクルする方法です。
これをマテリアルリサイクルと言い、リサイクルから生まれた再生ゴムは、新たなゴム製品や建材などに使用されます。
具体的には、再生タイヤの原材料、道路の舗装材料、新幹線のレールの路床材などが挙げられるでしょう。
細かい所ではスポーツ施設のゴムマットがあり、廃タイヤは日常生活の様々な場面で活躍しています。
タイヤの主要材料は石油から作られた合成ゴムです。
燃やすと安定して高温を保ち、発熱量も高いため、燃料としてのタイヤチップは軽油や重油に並ぶほどの代替燃料として使われています。
これをサーマルリサイクルと言い、主に製紙工場や化学工場で用いられている方法です。
実のところ、廃タイヤのリサイクルはサーマルリサイクルが主流になっています。
以下の廃タイヤの処理状況をご覧ください。
(※日本自動車タイヤ協会の調査による)
サーマルリサイクルが6割以上です。
特に近年は長く続く原油価格の高騰と石炭価格の大幅な上昇により、サーマルリサイクルの需要も急増しています。
リユースとは、廃タイヤを原料や燃料にするのではなく、タイヤとして繰り返し使用することを言います。
状態が良い廃タイヤは、
という作業を行ったうえで、再生タイヤ(リトレッドタイヤ)として再利用されます。
再生タイヤは環境に優しいのはもちろんですが、新品タイヤより20~50%も安いのがメリットです。
タイヤが大型になるほど新品との価格差も大きくなるので、主に運送会社やバス会社で広く使われています。
リサイクルされるのはタイヤのゴム部分だけではありません。
ホイール付きのタイヤはホイールを外されたのち、状態に応じて再利用されます。
例えば大手タイヤメイカーのブリジストンですが、
という作業を自社で行い、ホイールをリユースしています。
リユースできないホイールは分解され、鉄鋼の原料やアルミ製品としてマテリアルリサイクルされます。
ここまでの内容を見ても分かる通り、廃タイヤは極めて優良なリサイクル資源です。
捨てる時は環境を意識して、適切にリサイクルされるルートで捨てるようにしましょう。
粗大ゴミ回収本舗は九州北部で不用品の回収を行っております。
ご家庭から出たタイヤや、仕事で使ったタイヤの処分にお困りの方はぜひご相談ください。
ご予約を頂ければ最短30分で現場に伺い、どんなタイヤやホイールもまとめて引き取らせて頂きます。
料金は9,800円~(Sパック)となっており、複数のタイヤをまとめて安く回収することが可能です。
この安さは適切なリサイクル・リユースによるもので、無駄なゴミを減らすことでコスト削減につながり、その分の利益をお客様に還元させて頂いております。
リサイクルできない廃タイヤは法律を遵守し、環境に配慮した捨て方で適切に処分いたします。
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