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使用済みの蛍光管をどう処分すればいいのでしょうか?
現在、蛍光管の製造が中止されつつある中で、正しい処分方法を知っておくことはとても重要です。水銀が含まれているため、環境に配慮して適切に処分する必要があるためです。
この記事では、自治体の回収や家電量販店への持ち込みなど、さまざまな処分方法とその費用を解説します。
環境への負荷を減らし、安心して蛍光管を処分するため最適な方法を見つけてください。
目次
水銀は人体に有害で、環境にも深刻な影響を及ぼすため、水銀を含む製品の使用や廃棄は、多くの国で厳しく規制されています。
蛍光管もその一例で、日本では2026年末から2027年末にかけて、すべての一般家庭用の蛍光管の製造が段階的に終了していく予定です。
現在では、より安全で環境に優しいLED照明への移行が推奨されており、蛍光管からLEDへと切り替える家庭が増えてきています。
蛍光管の処分にはいくつかの選択肢があります。
それぞれのメリットとデメリットを比較して、最適な方法を選びましょう。
多くの自治体では、蛍光管を不燃ゴミや粗大ゴミとして回収しています。
ただし、自治体によって回収できるものが異なるので、事前に確認しておきましょう。
回収日が限られていたり、専用の袋に入れる必要があったりするなどのルールもあります。
例えば、福岡市では蛍光管は専用の回収ボックスへの投棄が主な回収方法となりますが、久留米市では「資源物などの日」に透明の袋に入れて集積所に出す必要があります。
無料から数百円程度で処分できますが、回収日まで待つ必要があるので、急いでいるときには不向きです。
ヤマダ電機をはじめとする家電量販店では、古くなった蛍光管を回収してくれるところがあります。
多くの場合は、新しい蛍光管やLED照明を購入する際に、使用済みの蛍光管を無料で引き取ってくれます。
購入した店舗だけでなく、他の店舗でも回収してくれる場合があるので、事前に問い合わせて確認しておきましょう。
家電量販店への持ち込みは、簡単に処分できるので楽な方法ですが、回収できる数量が制限されているケースもあります。
駅や公共施設、スーパーマーケットなどに設置されている回収ボックスでも、手軽に蛍光管を処分できます。
自治体の回収まで待てないときや、家電量販店に出向く時間がない方にとって便利な手段です。
回収ボックスの設置場所は自治体のWebサイトで確認できるものの、設置場所が限られている点がデメリットです。
企業や学校などで大量の蛍光管を一度に処分する場合や、特殊なリサイクル処理を希望する場合は、リサイクル業者に依頼する方法もあります。
リサイクル業者は、一般家庭から出る少量の蛍光管だけでなく、大量の蛍光管の処理や、特殊な種類や形状の蛍光管の処理にも対応が可能です。
また、リサイクル技術を活用し、蛍光管を構成するガラスや金属などの材料を回収・再生することで環境負荷を最小限に抑え、資源の有効活用を図ります。
ただし、ほかの業者と比べて費用が高くなる傾向にあります。
オフィスや工場などの事業所で使用した蛍光管は、産業廃棄物として扱われるため、一般的には産業廃棄物処理業者に依頼して処理します。
産業廃棄物処理業者は、有害物質を含む廃棄物を安全に処理する設備と技術を持っているため、安心して依頼できる点が魅力です。
ただし、蛍光管の数量が増えるにつれて費用が高額になったり、手続きが煩雑になったりするケースもある点に注意しましょう。
また、同時に蛍光灯も処分して頂けます。
自宅まで蛍光管を引き取りに来てくれるサービスを提供している不用品回収業者もあります。
自分で処理場まで運ぶ手間が省ける点が大きなメリットです。
また、蛍光管以外の不用品もまとめて回収してもらえるため、引っ越しや大掃除で大量に処分したいものがあるときにも役立ちます。
不用品回収業者の利用は、費用はかかりますが、忙しくて時間が取れない方にとっては特におすすめの方法です。
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家電の処分方法についてはこちらをご参照ください。
家電の処分方法7選!電化製品のリサイクルには費用がかかる?本記事では、家電の処分方法を7つ紹介するとともに、家電に関するリサイクル法や家電を捨てる際の注意点についても解説しています。
蛍光管の処分にかかる費用は、処分方法によって異なります。
ここからは、それぞれの方法の費用について見ていきましょう。
処分費用は、自治体や業者によって大きく異なりますが、一般的な費用の目安は以下の通りです。
自治体の回収
不燃ゴミとして出す場合、一般的には無料で利用できます。
しかし、地域によっては1回の収集で廃棄できる本数に制限があり、特定の数量を超えると追加料金がかかるケースもあります。
また、粗大ゴミとして出す際には数百円のシール代がかかります。
家電量販店
無料で引き取ってくれる店舗も多いですが、リサイクルボックスが設置されていない場合や大型店舗以外では、回収費用が発生する店舗もあります。
有料の場合、数百円~1,000円程度が一般的です。
回収ボックス
スーパーや商業施設に設置されている回収ボックスは、通常は無料で利用できます。
ただし、大量に処分する場合や特殊な蛍光管については、別途費用がかかる可能性もあります。
産業廃棄物処理業者
蛍光管の数量によって費用が大きく変動します。例えば、100本程度の蛍光管を処分する場合、処理費用は1本あたり100~200円程度です。
また、輸送や契約手続きに別途費用がかかることもあります。
不用品回収業者
家具や家電、蛍光灯など、蛍光管以外の不用品もまとめて処分したいときは、不用品回収業者に依頼すると効率的です。
単品での回収は数百円程度で、パックプランだと10,000~30,000円程度が目安となります。
大量の不用品や大型家具の処分を同時に行う場合は、コストパフォーマンスが良い処分方法です。
蛍光管の処分費用は、処分方法や蛍光管の数量などによって異なります。
また、処分費用が無料でも、以下のような追加費用が発生する可能性があります。
処分費用はさまざまな要因によって大きく変動します。
処分を依頼する際は、必ず事前に費用を確認しておきましょう。
自治体の無料回収や回収ボックスを利用する以外にも、費用を抑える方法はいくつかあります。
不用品回収業者に依頼する際は、ほかの不用品と一緒に処分すると、単品での処分に比べて費用を抑えられる可能性があります。
家具や家電などの不用品がほかにもある場合は、まとめて処分することを検討してみましょう。
また、複数の業者に見積もりを依頼して費用を比較するのも有効です。
同じ内容の回収でも、業者によって料金体系やサービス内容が異なるので、複数の選択肢の中から最もコスパの良い業者を選べば、無駄な支出を抑えられます。
さらに、業者によっては定期的に割引キャンペーンを実施しているところがあるので、そのタイミングを狙うのもひとつの方法です。
こまめに情報をチェックして、お得に利用しましょう。
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蛍光管には有害な物質が含まれているため、適切な処分が必須です。
ここでは、処分時の注意すべき点をご紹介します。
蛍光管はガラス製で非常に割れやすい製品です。
破損すると水銀が漏れ出し、健康や環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。
蛍光管を処分する際は、必ず新聞紙や段ボールで包み、テープでしっかりと固定して、割れないように注意しましょう。
万が一、蛍光管が割れてしまった場合は、換気をよくした上で回収します。
その際に、破片や粉末を素手で触れないように気を付けてください。
また、空気中に水銀が広がるリスクがあるので、掃除機を使うのはNGです。
保護手袋を着用して濡れた新聞紙などで破片を集め、密閉容器に入れます。
あとは自治体の指示に従うか、割れた蛍光管の回収に対応する業者に依頼して処分しましょう。
蛍光管を処分した後は、照明器具もLED対応のものに交換する必要があります。
古いタイプの照明器具は構造上、LED電球との相性があまり良くないため、無理に使い続けると発熱やショートなどのトラブルを引き起こすリスクがあるからです。
そのため、蛍光管を廃棄する際には、蛍光灯など照明器具も一緒に処分するのがおすすめです。
蛍光管と照明器具を同時に回収してもらうことで、リサイクルの効率化にもつながります。
蛍光管を自分で処分するのが難しい場合や、大量に処分したい場合は、専門業者に依頼しましょう。
専門業者は、適切な処分方法を熟知しているため、安全かつ確実に蛍光管を処分してくれます。
専門業者を選ぶ際のポイントは、以下の通りです。
複数の業者から見積もりを取り、費用やサービスを比較検討しましょう。
蛍光管や蛍光灯の処分に迷ったら、粗大ゴミ回収本舗を利用するのがおすすめです。
不用品回収業者である粗大ゴミ回収本舗は、経験豊かなスタッフが、蛍光管を安全かつ迅速に引き取ります。
さらに、蛍光灯など照明器具やその他の不用品も一緒に処分できるため、まとめて片づけたい方にとっては特に便利なサービスです。
忙しい方や、処分方法に悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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