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この記事では屋根瓦の処分方法と処分料金を解説しています。
瓦の処分方法は、瓦が一般廃棄物(家庭ゴミ)か産業廃棄物かで異なり、それぞれ正しい方法で処分しなければなりません。
本記事では産業廃棄物の処理業者、不用品回収業者、持ち込みなどの処分方法を解説するとともに、各方法ごとの料金相場を紹介しています。
アスベストを含む瓦を捨てる時の注意点など、処分の注意点にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
まずは処分したい瓦が、一般廃棄物(家庭ゴミ)か産業廃棄物かをチェックしましょう。
全く同じ瓦でも、ゴミが発生した経緯によって捨て方が変わるのがポイントです。
ここでは、瓦が産業廃棄物になる場合の捨て方から解説したいと思います。
(※ご家庭から出た廃瓦の処分方法はこちら)
屋根の修理工事、葺き替え工事、解体工事といった事業活動から出る廃瓦は、法人・個人事業主、大量・少量に関係なく産業廃棄物です。
産業廃棄物は自治体では処分できず、事業者自らが処理するか、都道府県から許可を受けた産業廃棄物の処理業者に処分を委託しなければなりません。
事業者自らによる処理とは、以下の3つを指します。
特に2番と3番のハードルが高いので、ほとんどの場合は専門の処理業者に委託することになります。
具体的な業者名は各都道府県のホームページで公開されており、「産業廃棄物処理業者 福岡県」などで検索可能です。
なお、産業廃棄物の処分は原則として、発注者から直接工事を請け負う者(元請業者)が行います。
「持ち込み」とは、産業廃棄物処理業者の事業所や中間処理施設に、ゴミを直接運搬する行為のことです。
本来、産業廃棄物を運ぶ時は都道府県からの許可が必要なのですが、自社の産業廃棄物を運ぶ場合に限り、許可は必要ありません。
これなら余計な運搬コストがかからず、全体の料金を安くすることができます。
運搬時の注意点は次の通りです。
持ち込みは個人事業主でも可能ですが、事業者として開業届が出されている場合に限ります。
具体的な持ち込み場所や、そもそも持ち込みが可能かについては、ご利用予定の産業廃棄物処理業者にお問い合わせください。
DIY(日曜大工)、個人的な屋根の修理、屋根から瓦が落ちた時は自治体によっては自治体で処分します。
こうした日常生活で発生した廃瓦なら、不燃ゴミや粗大ゴミとしてゴミに出せます。
ただ、瓦をゴミに出せない自治体も多いので、各自治体のルールは確認しておきましょう。
不燃ゴミと粗大ゴミの区別は、
とする自治体が多いようですが、ルールは自治体ごとにバラバラです。
例えば北九州市では10枚までを1セットとして粗大ゴミに出せますが、不燃ゴミには出せません。
また、あまりにも量が多いと建築廃材(産業廃棄物)の可能性を疑われて、回収されないことがあります。
不明な点があれば、必ず自治体に確認してから処分するようにしてください。
清掃工場、クリーンセンター、リサイクルセンターなど名称は様々ですが、各市区町村のゴミ処理施設に瓦を持ち込み処分できます。
一般的に、「瓦をゴミに出せる自治体」では持ち込みが可能であり、「瓦をゴミに出せない自治体」では持ち込みは不可能です。
こちらの方法のメリットには、
などがあるので、ゴミ収集と比べて自分に合った方法を選んでみてください。
ただし、産業廃棄物に分別される廃瓦は持ち込めません。
持ち込み可能なのは、一般廃棄物(家庭ゴミ)に分別される廃瓦だけになります。
詳しくは「自己搬入 福岡市」などでご検索ください。
家一軒分程度の瓦処分(約1000枚/2.5t)なら、小回りの利く不用品回収業者がおすすめです。
産業廃棄物の運搬許可を取得している業者も多いので、一般廃棄物(家庭ゴミ)も産業廃棄物も引き取ってくれます。
以下は不用品回収業者のメリットです。
一方で、不用品回収業者が保有するトラックは最大4トントラックまでであることが多いので、場合によっては容量オーバーで依頼を断られたり、料金が高くなることがあります。
また、不用品回収業者の多くは回収を専門としており、持ち込みは基本的にできません。
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優良な不用品回収業者のおすすめランキング!素早く粗大ゴミ回収可能不用品回収業者のおすすめランキングをご紹介します。九州には数多くの不用品回収業者がいるのでご自身に合う業者選定にお役立てください。
ここでは各処分方法ごとの料金を解説しています。
こちらで実際に処分料金を公開している産廃業者を調査して、料金表を作ってみました。
なお、以下の金額は運搬料金を含まない持ち込み料金になります。
数量 | 処分料金 |
1立方メートル | 10,000円~20,000円 (計13社の料金帯) |
1t | 6,000円~20,000円 (計8社の料金帯) |
1kg | 15円~35円 (計5社の料金帯) |
1枚 | 200円~500円 (計1社の料金帯) |
運搬を頼む場合は、軽トラックで10,000円~、2tトラックで15,000円~、4tトラックで30,000円~が処分料金に加算されます。
処分料金の傾向は次の通りです。
アスベストについてはこの後で詳しく解説しています。
不用品回収業者でまとまった量の瓦を処分する場合、料金はパックプランで計算されます。
パックプランとは作業費・処分費・運搬費などを含む料金プランのことで、現在多くの不用品回収業者で採用されています。
パックプランの料金相場は次の通りです。
プラン名 | 目安のトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
Sプラン | 軽トラック | 10,000円~15,000円 |
Mプラン | 1.5tトラック | 20,000円~35,000円 |
Lプラン | 2tトラック | 40,000円~80,000円 |
LLプラン | 4tトラック | 80,000円~要見積もり |
瓦の量が少ない場合は3,000円~が目安です。
一般的に不用品回収業者は基本料金(最低料金)を設けており、その相場が3,000円~になります。
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自治体の料金相場は次の通りです。
処分方法 | 料金相場 |
不燃ゴミ | 10円~50円 (指定袋1枚あたり) |
粗大ゴミ | 100円~500円 (粗大ゴミ処理券1枚あたり) |
ゴミ処理施設への持ち込み | 50円~200円 (10kgあたり) |
不燃ゴミでは指定袋1袋で2~4枚、粗大ゴミでは処理券1枚で5~10枚程度の瓦を処分可能です。
また、災害で発生した廃瓦は災害ゴミとなり、料金の減額または免除の対象になります。
ここでは瓦の処分に関する注意点をまとめて扱っています。
冒頭でも触れましたが、
となり、それぞれ処分方法が異なります。
事業者には法人企業だけでなく個人事業主も含むので要注意です。
例えば、個人工務店から出た廃瓦を1枚でも自治体のゴミ収集に出すのは法律違反であり、罰金や行政処分の対象になります。
一般家庭から出る廃瓦ですが、分別のルールは自治体ごとに大きく異なります。
以下に、九州自治体における分別方法をまとめてみました。
自治体名 | 分別方法 |
福岡市、長崎市、熊本市 | 不燃ゴミ |
北九州市、大分市 | 粗大ゴミ |
佐賀市、宮崎市、鹿児島市 | 処分不可 |
瓦を処分できない自治体では、不用品回収業者が主な処分方法になります。
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一部のセメント瓦やスレート瓦には、有害物質として知られるアスベスト(石綿)が使用されています。
アスベストの含有が疑われた場合、事前調査が必要だったり、処分料金が高くなったりするので要注意です。
見分け方のポイントは以下になります。
1.製造年
2004年にアスベスト建材の使用が全面禁止されたので、2004年以降の瓦にはアスベストは含まれていません。
2.材質
主原料はセメントです。粘土瓦、陶器瓦、金属瓦にアスベストは使用されていません。
3.手触り
セメント瓦の表面はザラザラしており、経年劣化に伴う色褪せが見られます。
4.商品名や製造番号
上記いずれかが分かれば、国交省のホームページ等で確認可能です。
―――アスベストの確認は、一般家庭・個人事業主・法人企業に関係なく行う必要があります。
特に建設事業者の場合、セメント瓦を処分する時はアスベスト不使用証明書を求められる事があるので注意しましょう。
困った時は不用品回収業者に頼めば、アスベストの含有が不明でも引き取ってくれるので安心です。
瓦を取り扱う際は、手袋や保護メガネを着用して体を守ります。
アスベストを含む瓦は通常の状態では飛散することはないですが、落として割ったり、破砕しないよう注意しなければなりません。
一般の方は、二重のビニール袋に入れてテープで止める等の対策を行うと良いでしょう。
建設事業者の方は、環境省が定めた「石綿含有成形板等の除去作業に係る石綿飛散防止対策」に従って処分するようにしてください。
粗大ゴミ回収本舗は九州北部で不用品回収とゴミ屋敷の片付けを行っております。
瓦の処分につきましては、ご家庭から出る廃瓦も、産業廃棄物に該当する廃瓦も、全てお引き取り可能です。
大量の瓦を処分する時や、他に処分したいゴミがある時は、以下のパックプランをご利用ください。
Sパック:9,800円~
Mパック:34,800円~
Lパック:54,800円~
LLパック:無料お見積り
石・土・木材・コンクリート破片など、瓦以外の建築廃材の回収ももちろん可能です。
ご予約を頂ければ最短30分以内に現場に伺い、当日中にご不用の品を回収させて頂きます。
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