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この記事では中間市の粗大ゴミの出し方を解説します。
自治体の粗大ゴミ収集の予約方法や、出す時の注意点、ゴミ処理施設への持ち込みについてまとめました。
後半では、不用品回収業者のメリットと費用相場も紹介しています。
自治体では粗大ゴミを比較的安く処分できますが、「運ぶのが大変」など、デメリットは少なくありません。
不用品回収業者はそうしたデメリットをうまくカバーできるので、こちらも参考にしてください。
目次
中間市では、粗大ゴミは次のように定義づけられています。
”粗大ごみとは、指定袋に入らない大きさのものや、重さ10キログラム以上の品物で、幅、奥行、高さの寸法の合計が4メートル未満であり、重さ50キログラム未満のもの”
（中間市公式ホームページより引用）
分かりやすく言うと、中間市の指定ごみ袋（大）に入らない大きさのものだったり、袋に入っても重さで破けるもの（10kg以上）が、粗大ゴミに分別されます。
中間市では、自治体に粗大ゴミを自宅まで収集しに来てもらうことが可能です。
ここでは、収集の申込方法を詳しく解説します。
まず最初に、粗大ゴミの幅・奥行・高さの寸法を測ります。
中間市では、粗大ゴミの3辺合計の長さによって収集料金が変わります。
また、3辺合計の長さが4m以上だとそもそも粗大ゴミに出せないので、不用品回収業者に申し込んでください。
このため、まずは粗大ゴミのサイズを測ってから、収集を申し込んでください。
次に、自治体に粗大ゴミ収集の予約を入れます。
予約先と受付時間は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
| 予約先 | 粗大ごみ受付センター（遠賀・中間リレーセンター内） 電話：093-281-5380 FAX：093-282-5394 |
| 受付時間 | 月～金（祝日は除く） 8時30分～17時00分 |
| 予約の締切 | 土日・祝日を除く収集日の2日前まで |
予約時に以下の項目を質問されるので、事前に返答内容をまとめておきましょう。
予約が済むと、粗大ゴミの収集日・収集料金・指定シールの購入枚数などが知らされるので、メモを取っておきます。
なお、中間市の粗大ゴミ収集日は、各地区ごとに以下のように割り振られています。
| 地区 | 収集日 |
| 燃えるゴミが火曜日、金曜日の地区 | 毎月第3月曜日 |
| 燃えるゴミが水曜日、土曜日の地区 | 毎月第4月曜日 |
例えば朝霞地区では、燃えるゴミの収集日は火曜と金曜なので、朝霞地区の粗大ゴミ収集日は、その月の第3月曜日です。
予約の締切である「土日・祝日を除く収集日の2日前まで」を過ぎた場合は、翌月以降の収集となるため、余裕を持って申し込みましょう。
次に、予約時に教えられた料金分の指定シールを購入します。
粗大ゴミ指定シールとは、収集してもらう粗大ゴミに貼り付けるシールのことです。
中間市の指定ごみ袋取扱店で1枚524円で販売されており、このシールを貼り付けることで、「粗大ゴミの収集料金が支払われた」という証明になります。
必要なシールの枚数は、粗大ゴミ1点につき1枚または2枚です。
何枚買えば良いかの目安は以下になりますが、購入枚数は予約時に教えてもらえるので、自分でわからなくても大丈夫です。
| 購入枚数 | 処分できる粗大ゴミ |
| 1枚（524円） | ・1人で抱えられるもの ・幅、奥行き、高さの寸法の合計が2.5m未満、かつ重さ25kg未満のもの |
| 2枚（524円×2） | ・2人で抱えられるもの ・上記サイズを超えるもので、寸法の合計が4m未満であり、重さ50kg未満のもの |
粗大ゴミ指定シールは、中間市のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等の指定袋販売店で購入できます。
なお、シールは店頭に並んでいないことがあります。
その場合は、店内のレジやサービスカウンターで店員に「粗大ゴミシールを1枚ください」と声をかけて、お買い求めください。
【関連記事】粗大ゴミシールについて詳しく知りたい方はこちら
粗大ゴミシールはコンビニで買える？買い方や手数料など処理券について解説
粗大ゴミシールの買い方や手数料、注意点を解説します。粗大ゴミシールは基本出来には現金ですが、クレジットカードも使い方によっては可能です。
指定シールを購入したあとの流れは以下の通りです。
粗大ゴミを出す場所は、自宅の玄関前を指定されることが通常です。
あとは収集車が来て粗大ゴミを収集してくれますが、収集時に立ち会いは必要ありません。
中間市では、急な処分が必要なときに、ゴミ処理場にゴミを直接持ち込みすることができます。
持ち込み先は「遠賀・中間リレーセンター」で、持ち込み可能なゴミは次の通りです。
| 種類 | 区分 |
| 家庭ゴミ | 可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミ |
| 事業ゴミ | 事業系一般廃棄物に含まれる可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミ （※産業廃棄物は不可） |
ここからは、持ち込みのやり方を順を追って解説します。
まずは、従来のゴミ収集のときと同様に、ゴミを「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」に分別して車に載せます。
料金は現地で支払うため、粗大ゴミ指定シールは買わなくて大丈夫です。
燃えるゴミや燃えないゴミを持ち込む場合でも、指定袋に入れる必要はありません。
次に、持ち込み先である「遠賀・中間リレーセンター」に車で向かいます。
遠賀・中間リレーセンター
住所：福岡県遠賀郡岡垣町大字糠塚103番地1
電話：093-282-5341
FAX ：093-282-5394
受付時間：月～土／8:30～11:30、13:00～16:30
（※日曜、祝日は持ち込み不可）
予約は不要ですが、大量のゴミを持ち込む場合に限り、前もって電話で連絡しておく必要があります。
なぜかと言うと、1日に持ち込める量に制限が設けられているためです。
| 品目 | 搬入量（1日最大） |
| 布団・毛布 | 各10枚まで |
| 畳 | 8枚まで |
| ガラス戸・網戸 | 各5枚まで |
| 障子・ふすま | 合計10枚まで |
| がれき類 （ブロック・瓦・土砂など） |
合計20kgまで |
このほかにも制限のある品目は多いので、気になる方は、事前連絡を忘れないようにしましょう。
施設に到着したら、係員の指示に従って、指定された場所に自分でゴミを下ろしてください。
下ろす場所は、ゴミの種類（可燃、不燃、粗大）で異なります。
また、施設の職員はゴミを下ろすのを手伝ってくれないため、大きな粗大ゴミを持ち込む場合は、誰かに手伝いを頼んだほうが良いでしょう。
最後に持ち込み料金を支払って終了です。
持ち込み料金は以下になります。
| 重量 | 料金 |
| 10kg未満 | 220円 |
| 10kg以上 | 10kgごとに220円 |
支払い方法は、現金とクレジットカードのほか、SuicaやPayPayなどの電子マネーも選べます。
遠賀・中間リレーセンターでは、処理の関係上、持ち込みできない品目があります。
持ち込みできない品目は次の通りです。
| 区分 | 品目 |
| 家電4品目 | テレビ・エアコン・冷蔵庫（冷凍庫）・洗濯機（乾燥機） |
| 自動車・バイク類 | 自動車・バイク・タイヤ・バッテリーなどの各部品 |
| 事業ゴミ | 産業廃棄物 （※事業系一般廃棄物は持ち込み可） |
| その他 | ピアノ・金庫・消火器・ボンベなど |
こうした品目は、家電量販店やバイク店などの販売店か、不用品回収業者に処分を頼むやり方が一般的です。
産業廃棄物は、不用品回収業者に頼むか、福岡県産業資源循環協会（092-651-0171）にお問い合わせください。
ここでは、自治体で粗大ゴミを処分するときの注意点を解説します。
中間市で粗大ゴミを出すときは、以下のルールを守るようにしましょう。
ルールが守られていない場合、粗大ゴミが収集されないので注意が必要です。
中間市自治体の粗大ゴミ収集では、家の中から粗大ゴミを運んでくれません。
自宅の玄関前など、予約時に指定された場所まで自分で運ぶ必要があります。
一軒家なら玄関前であることが多いですが、マンション・アパートなどの集合住宅や、トラックが入れない狭い所などは、出し場所を別に指定される場合があります。
運ぶのが大変な人は、不用品回収業者を利用すると良いでしょう。
重たい粗大ゴミでも、家の中から粗大ゴミを安全に運んでくれます。
中間市では、運搬・処理が困難という理由から、粗大ゴミ収集に出せない品目がいくつかあります。
具体的には以下のような品目です。
| 区分 | 品目 |
| 家電4品目 | テレビ・エアコン・冷蔵庫（冷凍庫）・洗濯機（乾燥機） |
| 建築廃材 | コンクリートブロック・レンガ・土砂・石膏ボードなど |
| 自動車・バイク類 | 自動車・バイク・タイヤ・バッテリーなどの部品 |
| 重量物 | 3辺合計4m以上、または50kg以上のもの |
| その他 | 事業系粗大ゴミ・ピアノ・金庫・消火器・ボンベなど |
こうした品目は、家電量販店やバイク店などの販売店か、不用品回収業者に処分を頼むやり方が一般的です。
なお、以下の品目は、粗大ゴミ収集には出せませんが、遠賀・中間リレーセンターへの持ち込みが可能です。
産業廃棄物は、不用品回収業者に頼むか、福岡県産業資源循環協会（092-651-0171）にお問い合わせください。
基本的に中間市では、「指定袋に入らないもの」が粗大ゴミに分別されますが、中には袋からはみ出しても粗大ゴミに出さなくて良い品目があります。
具体的には次のような品目です。
| 品目 | 処分方法 |
| 傘 | 燃えないゴミ （指定袋のサイズは大・小問わず） |
| 蛍光灯 | 割れなし：役場・役所の拠点回収ボックス 割れあり：燃えないゴミ |
| 木切れ・角材・竹 | 「指定ひも」で結んで燃えるゴミ （直径5cm以下、長さ90cm以下にする） |
| よしず・すだれ（木製） | 「指定ひも」で結んで燃えるゴミ （長さ90cm以下にする） |
その他の細長いもの（ほうき・モップ・ゴルフクラブ・ギターなど）は、粗大ゴミとなります。
家電製品に電池や充電池（バッテリー）が入っている場合、火災の原因となるため、外せるなら外してから処分する必要があります。
電池：乾電池、ボタン電池、コイン電池
充電池：リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池
これら電池は、いずれも以下に設置されている回収ボックスで処分可能です。
電池を燃えないゴミに出すことは、火災の原因となるため絶対にやめましょう。
中間市自治体で粗大ゴミを処分すると、料金は安く済みますが、先ほど解説したような注意点が多々あります。
処分で困った時に便利なのが、不用品回収業者です。
不用品回収業者には、以下のようなメリットがあります。
（※家電4品目、ピアノ、金庫、バイク、消火器、産業廃棄物など）
一般的な不用品回収業者には、「単品回収」と「パックプラン」という2種類の料金プランがあります。
単品回収とはその名の通り、回収料金を1点ずつ計算するやり方です。
単品回収の費用相場は次の通りです。
| 大きさ | 費用相場（1個あたり） |
| 小さくて軽い不用品 （布団など） |
500円～ |
| 中サイズの不用品 （電子レンジなど） |
1,500円～ |
| 大きくて重い不用品 （冷蔵庫など） |
4,000円～ |
実家の片付けやゴミ屋敷の清掃など、ゴミが多めに出るときは、パックプランという料金プランが適用されることが通常です。
パックプランとは、「軽トラック1台分の不用品回収で1万円」というように、回収費用を1個ずつ計算するのではなく、まとめて計算する方法になります。
パックプランの費用相場は次の通りです。
| プラン名 | 目安の間取りとトラック | 料金相場 （平車、箱車などトラックによる） |
| Sプラン | 1R～1K・軽トラック | 10,000円～15,000円 |
| Mプラン | 1DK～2DK・1.5tトラック | 20,000円～35,000円 |
| Lプラン | 2DK～2LDK・2tトラック | 40,000円～80,000円 |
| LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円～要見積もり |
上記費用には、人件費・車両費・作業費などの様々な費用が全て一つにまとめられているため、単品回収よりも、回収単価が割安になるメリットがあります。
このため、不用品の量が多いときは、パックプランの料金に注目して業者を選ぶと良いでしょう。
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