本記事では粗大ゴミがなんらかの理由で運べずお困りの方に、知っておくと便利な対処法を紹介しています。

処分方法だけでなくかかる費用の目安についても詳しく解説していますので、費用面で不安がある方も安心です。

粗大ゴミが運べずどうしようかとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

自治体では粗大ゴミの運び出しには原則対応不可

自治体の粗大ゴミ回収時は、原則「玄関前や敷地内の集積場」など、粗大ゴミを屋外まで運び出しておく必要があります。

一部の自治体では運び出しサービスを提供していますが、このようなサービスを提供している場合でも以下のように条件が伴うことが多いのです。

• 高齢者やしょうがい者など、身体的に運び出しが困難である
• 大人2人で持ち運べる程度の大きさや重さが条件…など

※自治体によって条件は異なります。

自治体で運び出しサービスを用意してくれていても、誰でも利用できるというわけではありません。

また利用時は有料となることも多く、粗大ゴミ回収費用と合わせるとそれなりの金額となる場合もあります。

自治体の粗大ゴミ運び出しサービスの利用条件に当てはまる場合は、一度相談してみるのも手です。しかしあらかじめ他の対処法についても理解を深めておくと、いざという時に選択肢が増えるでしょう。

粗大ゴミが運べない時の対処法と費用の目安

それでは具体的に粗大ゴミが運べない場合の対処法と、その際にかかる費用の目安について紹介していきましょう。

※費用はあくまでも目安です。品目や大きさ、重さによって料金が高くなる場合もあります。

ご近所さんや知人の手を借りる

• 費用目安：基本無料

友人や知人、ご近所さんに運び出しを手伝ってもらう方法は、粗大ゴミの運び出しが難しい場合のもっとも理想的な対処法と言えるかもしれません。

日頃からコミュニケーションなどが円滑に取れる相手などであれば、比較的気軽に相談もできそうです。

ただしいくら無料で利用できる方法とはいえ、相手にもそれなりに負担をかけてしまうため、配慮や適切なお礼は必要でしょう。

気持ちよく運び出しに応じてくれそうな人が身の回りにいる場合は、一度相談してみるとよいかもしれません。

自治体の運び出しサービスを利用する

• 費用目安：無料〜数千円程度

自治体の粗大ゴミ収集は、基本的に運び出し対応などは行なっていません。ただし前述したように自治体によっては、特定の条件に応じて運び出しサービスを実施しているところもあります。

無料で対応してくれる自治体もありますが、シルバー人材サービスや民間業者への委託となる場合には別途費用がかかるケースもあります。

その自治体がどのような形で運び出しサービスを提供するかによって、かかる費用が異なるのです。

自治体で運び出しサービスを実施している場合には、事前に費用などについて確認しておくようにしましょう。

運びやすい大きさに解体して粗大ゴミや可燃ゴミに出す

• 費用目安：無料

木造家具などであれば、運びやすいサイズに解体して処分する方法もあります。

木材素材やプラスチック素材のものなどは、30cm以下や指定ゴミ袋などに入るサイズまで細かく解体すれば、可燃ゴミなどで処分できる場合もあります。

ただし自治体によっては細かく解体してしまうと、粗大ゴミとして回収してもらえなくなるケースもあるため注意が必要です。

中には解体が容易でなく負担がかかってしまう物もありますので、安易に解体してしまわず解体後の処分方法などを確認した上で行うようにしましょう。

買い替え時に引き取ってくれるサービスを利用する

• 費用目安：2,000円〜4,000円程度

家電量販店やインテリアショップの中には、同等品の購入時に限り配送時に不用となった家具や家電を引き取ってくれるサービスを行うところもあります。

このようなサービスを提供している場合、配送や設置を行なってくれた業者が、不用品の運び出しなども行なってくれるケースも少なくないのです。

ただし販売店によっては「玄関先までの運び出しが必要」となる場合がありますので、利用を検討しているときは細かな条件などをしっかりと確認することが大切です。

一部の小売店は無料で引き取ってくれる場合もありますが、多くの場合は有料です。

またリサイクル対象家電（テレビ、エアコン、冷蔵庫（冷凍庫）、洗濯機、衣類乾燥機）などは、運搬料と合わせてリサイクル料の支払いが必要となります。

買い替えに伴う引き取りサービスを提供している小売店

下記小売店は、あくまでも一例です。下記以外にも対応している小売店もありますので、引き取りサービスの有無についてご確認ください。

リサイクルショップや買取業者に買い取り依頼をする

• 費用目安：無料

運び出しが困難な粗大ゴミがまだ使える状態のものであれば、買取も検討してみましょう。地域のリサイクルショップなどで出張買取がある場合には、そちらを利用することで運び出し依頼もあわせてできる場合があります。

またネットなどで家具家電の買取査定を行い、現地まで引き取りに来てもらうようなサービスを活用するのも一つの手です。需要のある家具ブランドなどの場合、それなりの査定額がつく場合もあります。

またIKEAなどでは自社商品の買取りなども行なっています。傷が多い商品や使えないものなどは買取り不可となりますが、こうしたサービスを活用してみるのもよいでしょう。

ジモティなどで引き取ってもらう・オークションやフリマアプリで出品する

• 費用目安：無料

ジモティやオークションなどを活用し、不用品の譲渡や売却を検討する方法もあります。

ただし配送などを利用すると自分で運び出す必要があるため、譲渡などの際には運び出してもらうことを条件に直接引き取りに来てもらうことがポイントとなります。

直接引き取りをして貰えば、配送の手間もかからず送料の負担も必要ありません。ただしなかなか引き取り手が見つからず、思うように処分が進まない場合もあります。

また当然ながら壊れているなど再利用が難しい状態のものは、ほとんど需要がないため注意が必要です。

引越しと同時なら引越し業者に引き取ってもらう

• 無料〜15,000円程度

引越しを予定している場合には、引越し業者に粗大ゴミを引き取ってもら得るケースもあります。

一部の引越し業者の中には、引越し時に出た粗大ゴミを同時に回収処分してくれるサービスを提供している業者もあるのです。

引越し作業と合わせて対応するため、運び出し作業などもすべて引越し業者で対応してくれます。

対象業者のほとんどは有料で対応しており、場合によっては不用品回収業者に再委託となるため、仲介料などが上乗せされかえって割高となってしまう可能性もあります。

また、業者によっては引き取りサービスを行なっていない場合や、対象品目が決まっている場合などがあるため注意が必要です。

便利屋さんに運び出しだけを依頼する

• 費用目安：要見積もり（2,000円〜10,000円程度）

地域に対応している便利屋さんなどに、運び出しをお願いする方法もあります。

便利屋業は生活の困りごとなどを、時間単位や作業内容に応じた費用で請け負ってくれるサービスです。安い場合では、1時間2,000円程度で依頼できる場合もあります。

解体作業と合わせて依頼できる場合もありますので、解体しなければ部屋から出せないような大型家具の処分にお困りの際も、相談しやすいのではないでしょうか。

しかし、運搬のプロではないので作業品質が低いリスクもあります。

不用品回収業者に回収処分を依頼する

• 費用目安：無料または数千円（回収処分費は別途）

不用品回収業者に粗大ゴミの回収処分を依頼した場合、ほとんどの業者が屋内から対象品を運び出してくれます。

定額料金プランなどを利用すれば、運び出しにかかる手数料なども料金に含まれる状態で依頼が可能です。

また、最短で即日の回収ができるので、引っ越しや来客など急ぎの回収も可能です。

一部不用品回収業者の中には、運び出し費用を別途徴収しているところもあるため確認は必要でしょう。

とはいえ都合のよいタイミングや日時を指定して回収依頼ができ、運び出しなどもすべて任せられるため、粗大ゴミを運べない場合は最適な方法だと言えるでしょう。

粗大ゴミが運び出せずにお困りの方は粗大ゴミ回収本舗へご相談ください

粗大ゴミ回収本舗福岡では、運び出しが困難な粗大ゴミの回収処分を行なっています。

便利でお得なパックプランをお選びいただければ、運び出しサービスは完全無料でご利用いただけます。

お電話一本ですぐに駆けつけも可能ですので、お急ぎで処分したいという場合にもぜひご活用ください。

お見積もりやご相談は完全無料！大きなものや重いものなど、粗大ゴミの運び出しできずお悩みの方はぜひご連絡ください。

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