本記事では、福岡市内で粗大ゴミの持ち込み処分を行う方法について、わかりやすく解説しています。

粗大ゴミの持ち込み処分は、お住まいの地域によってルールや処分費用が異なります。

とくに福岡市の場合は、処分するゴミの種類によって持ち込み先の施設が異なるため注意が必要です。

福岡市内にお住まいの方で、持ち込み処分を検討されている場合は、ぜひ参考にしてください。

福岡市では粗大ゴミの持ち込み処分に対応可能

福岡市では粗大ゴミの戸別収集以外にも、あらかじめ決められた施設への粗大ゴミの持ち込み処分が可能です。

現在、福岡市の施設への粗大ゴミ持ち込み（自己搬入）については、持ち込み前の事前受付が必要です。

持ち込み処分を検討する場合は、以下のフローを参考にしてください。

1. 粗大ゴミを素材や種類で分ける
2. 粗大ゴミの種類に応じた処理施設を確認する
3. 対象となる施設の営業日時を確認する
4. 電話またはインターネットにて予約をする
5. 予約日当日粗大ゴミを持ち込む

事前予約は、持ち込み予定日の2週間前から受け付けています。

また、ゴミを持ち込む際は車で搬入する必要があるので、ご注意ください。

持ち込み処分にかかる費用について

粗大ゴミの持ち込み処分時にかかる費用（処理手数料）は、重さによって異なります。

• 処分費用：10kgまでごとに140円

ゴミの投入前と投入後の車両の重量を計り、その差分をゴミ処理手数料として徴収されます。

基本的に支払いは現金のみですが、西部工場および西部資源化センターはキャッシュレス決済にも対応しています。

福岡市の粗大ゴミ持ち込みの申し込み先

福岡市で粗大ゴミを持ち込む際は、事前に申し込みが必要です。

自己搬入時は、申込時に発行される登録番号が必要となりますので、必ず控えるようにしましょう。

電話による申し込みの場合

自己搬入ゴミ事前受付センター

TEL：092-433-8234
受付時間：月曜日～土曜日　8:30～16:00
（日曜・祝日、1/1～1/3は休み）

※当日搬入の場合は15:30までの受付

粗大ゴミの持ち込み処分に関する質問や問い合わせも、上記が受付先となります。

インターネットによる申し込み

福岡市自己搬入ゴミ事前受付
https://jizenuketuke-kankyo.city.fukuoka.lg.jp/eco

受付時間／年中24時間（メンテナンス期間は除く）

※当日搬入の事前受付は14:30まの受付

キャッシュレス対応施設

西部工場および西部資源化センターにゴミを持ち込む場合は、キャッシュレス決済の利用が可能です。

使えるキャッシュレス決済は下記の通りです。

• クレジットカード（Visa、Mastercard、JCB、Amex、Diners Club、銀聯、Discover）
• 電子マネー（iD、QUICPay、WAON、楽天Edy、nanaco）
• コード決済（PayPay、auPay、メルペイ、銀行Pay、AliPay、WeChatPay、d払い、楽天ペイ）

いずれの決済方法においても、お支払いは一括のみの対応です。

福岡市の粗大ゴミ持ち込み施設

福岡市の粗大ゴミ持ち込み処分は、ゴミの種類や素材などで受け入れ先が異なります。

事前に分類・分別を行なったうえで持ち込むようにしましょう。

燃えるゴミ

東部工場
福岡市東区蒲田5丁目11-2

臨海工場
福岡市東区箱崎ふ頭4丁目13-42

クリーン・エネ・パーク南部
春日市大字下白水104-5

西部工場
福岡市西区大字拾六町1191

主に木材やプラ製品などの可燃物となる粗大ごみの受け入れを行っています。

焼却施設となるため、燃えない粗大ゴミは受け入れできません。

また、廃棄物の長辺寸法は東部工場のみ最大1ｍで、その他の施設は最大2mです。

燃えないゴミ（金属など）

東部資源化センター
福岡市東区蒲田5丁目11-1

西部資源化センター
福岡市西区大字拾六町1191

金属を有する不燃ゴミが対象で、木材と金属などの複合物などもこちらが持ち込み先となります。

燃えないゴミ（陶器、ガラスなど）

東部（伏谷）埋立場
久山町大字山田1431-1

西部（中田）埋立場
福岡市西区大字今津4439

金属以外の燃えないゴミが対象となる処理施設で、洗面台や蛍光灯のような品目もこちらが対象です。

窓ガラスや車のガラス（ガラス単体のみ）も受け入れてもらえます。

受け入れ可能時間

いずれも受け入れ可能時間は以下の通りです。

受入時間：月曜日～土曜日　8:30～16:00
（臨海工場　9時30分から15時30分）

※12月31日は全施設15:00まで
※休み／日曜日、1月1日から3日

福岡市で粗大ゴミを持ち込み処分する場合のルールについて

福岡市の粗大ゴミ持ち込み処分は、誰でもどんなゴミでも受け入れてくれるというわけではありません。

いくつかルールがありますので、まずはしっかりと確認の上申し込むようにしましょう。

※本記事では基本、個人を対象として説明をしています。業者の方や事業者による産業廃棄物処分の場合は、搬入に関するルールが異なりますのでご注意ください。

福岡市在住の方・ご本人のみが対象

福岡市で粗大ゴミを施設へ持ち込めるのは、福岡市にお住まいの方のみが対象となります。

また持ち込みは、ご自身の家庭から出た粗大ゴミのみの受け入れとなります。

知人や友人そして親せきなど、他人の粗大ゴミを代わりに持ち込むことはできないため注意が必要です。

福岡市のごみ処理施設で受け入れ不可となる品目

持ち込み処分の場合でも、以下の品目は受け入れ不可となります。

• リサイクル対象品目：テレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、エアコン、冷凍庫、家庭用パソコンなど
• 紙類：リサイクル可能な紙
• 市の施設で受入可能な剪定枝葉
• 爆発物：プロパン、灯油、アセチレン、ガソリン、その他圧力容器やボンベ類
• 毒物：毒物・劇物、農薬・殺虫剤（白蟻駆除剤等）
• アスベストを含んだもの
• 塗料やシンナー類：インク、トナー（リサイクル可能なもの）、シンナーを含んだ接着剤
• バッテリー類：バッテリーや蓄電池
• 原動機付自転車や自動車等の部品、廃ゴムタイヤ
• 廃自動車や廃原動機付自転車
• 原動機付き車いすやシルバーカー
• 温水器や熱交換器、貯湯槽
• トラクター、コンバイン等の大型農機具
• 大型（長辺寸法が50cmを超えるもの）のモーター、ポンプ、コンプレッサー
• 農業用ビニールハウスパイプ
• アスファルトコンクリート、セメント、石灰、漆喰などの建材
• ピアノ
• 消火器

素材が混在するものは分別・分類して持ち込み

ガラス戸などがはまった食器棚のような家具類は、ガラスと木材を分けたうえで持ち込みが必要です。

ただしサッシがはまった窓ガラスなど、解体が難しいものについては、そのまま埋立場へ持ち込むことが可能です。

素材が混在しているもので解体可能なものは、できるだけ分別して持ち込むのがルールとなります。

事業者は事前登録が必要

福岡市では、事業者に対して事前登録制度を開始しました。

事前登録の対象となる方は、登録番号による本人確認が必要です。

登録していない事業者は搬入申し込みができないため、あらかじめ登録しておくようにしましょう。

安全確保のためのルール

ゴミを安全に持ち込みためにいくつかルールが存在するので、しっかり確認しましょう。

• ゴミが飛散、そして落下しないように、車両にシートをかけるなどの対応をする
• 2トン以上の車両による搬入は、2名以上で対応する必要がある
• 車止めから2m以上手前の位置で停止し、車止めの上に絶対に乗らないようにする
• ゴミの荷解きや荷降ろし、投入などは自分自身で行う
• アオリやコンパネなどを外す場合は、停止ラインを越えて作業を行わない
• ゴミを投入する際は、堕落防止用器具（安全帯）を必ず着用する
• 処理施設内では、管理者の指示に従う

また、車両バックドアの跳ね上げや荷台へ乗り込む場合は、バランスを崩して事故につながる可能性があります。

そのためレンタカーなどの慣れていない車両で搬入する場合は、細心の注意を払いましょう。

参考：福岡市の環境｜ごみの自己搬入について
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/kanri/hp/jikohannyuu.html

違反物があれば持ち帰らなければならない

ゴミ処理施設の職員が、危険物などの違反物や申し出にない品目の搬入を確認した場合には、持ち帰ることをお願いされます。

悪質な場合には「福岡市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例」および「福岡市廃棄物受入基準及び期間を定めた受入拒否等に関する要綱」に基づき、受け入れ拒否などの対象になる可能性があります。

そのため、危険物などの違反物は絶対に搬入してはいけません。

福岡市の粗大ゴミ持ち込みはどのようなときに利用する？

市の粗大ゴミ持ち込み処分は、どのようなときに利用されるものなのでしょうか。

よくある例についてわかりやすく解説します。

すぐにでも粗大ゴミを処分したいとき

福岡市では粗大ゴミの戸別収集も利用可能です。

しかし戸別収集の場合は、申し込みから回収日までは数日から数週間ほどかかる可能性もあります。

その点、持ち込み処分の場合は最短即日で粗大ゴミの処分ができるメリットがあります。

事前予約は必要ですが、施設の開場時間内であればいつでも持ち込むことができるため、自身のタイミングに合わせて粗大ゴミの処分ができるのです。

お家で片付けをしていて、そのまま不要になったものを持ち込むという例も少なくないでしょう。

費用をかけずに粗大ゴミを処分したいとき

持ち込み収集の処分費用は、10kgまでごとに140円と格安です。

10kg未満であればどんなものでも140円で処分できます。

たとえば福岡市の場合、家庭用のコピー機などは戸別収集だと1,000円かかりますが、持ち込みの場合は10kgまでなら140円と格安です。

10㎏を超えるような椅子やソファーの場合でも、20kg未満なら280円で処分できます。

とにかく少しでも安く粗大ゴミを処分したいという人が、持ち込み処分を選ぶケースも非常に多いです。

引越しなどで大量の粗大ゴミが発生したとき

福岡市の粗大ゴミ戸別収集では、1回につき最大10個までしか受付・回収してもらうことができません。

その点、持ち込み処分の場合は基本回収する粗大ゴミの点数に上限がありません。

引越しや遺品整理、家屋の片付けなどに伴い、大量の粗大ゴミが発生した場合は、1度にまとめて持ち込み処分ができるため非常に便利です。

※可燃物の受け入れ施設の場合は、1回あたりの搬入量が4tまでと制限されています。

罹災ゴミの処分が必要なとき

台風や水害、火災などによって発生した粗大ゴミなども、施設への持ち込みによって処分さえるケースが多いです。

ただし火災によって罹災した場合のゴミは、完全に消化されていることが条件となります。

なお罹災ゴミについては、処理手数料が減免となることがあります。

お住まいの区の生活環境下まで、一度お問い合わせの上、持ち込み処分を検討ください。

福岡市の粗大ゴミ持ち込み処分を利用する際のデメリットは？

福岡市の自己搬入では、大量の粗大ゴミも安く手軽に処分ができるのがメリットです。

しかし、場合によってはデメリットに感じられるケースもあります。

たとえば以下のようなケースです。

細かく分別する必要がある

福岡市では素材によって持ち込み先が異なるため、素材が混在している粗大ゴミの場合は解体や分別が必要です。

ガラスを含んだ製品などは解体が大変なだけでなく、ケガなどのリスクもあるため面倒に感じてしまうこともあるでしょう。

もちろん持ち込み先も異なりますので、1つの粗大ゴミで2か所以上の施設へと運び込む必要もあります。

このような分別の手間や、個別の施設への運び込み作業などが負担となるケースも少なくないのです。

運び出しや持ち込みはすべて自身で行う必要がある

持ち込み処分の場合は、自宅まで粗大ゴミを引き取りに来てもらうことはできません。

粗大ゴミを運び込める大きさの車両を用意し、自身で車両へ積み込む必要があります。

また処理施設においても、ごみの荷解き・荷降ろし・投入等は搬入者自身がすべて行う流れになっています。

重たいものがあっても職員は対応してくれませんので、場合によっては手伝ってくれる人を同乗させる必要もあるでしょう。

支払い方法は現金のみ

福岡市での粗大ゴミ持ち込み処分時は、基本的に現地で現金一括払いのみ受付可能です。

しかし、西部工場および西部資源化センターは現金以外の支払いもにも対応しています。

福岡市の粗大ゴミ持ち込み処分より簡単便利！粗大ごみ回収業者に依頼！

福岡市で粗大ゴミを処分する際は、粗大ゴミ回収業者に依頼すると簡単に捨てられます。

ゴミ処理場への持ち込みは、すべて自分自身で搬入をする必要があります。

しかし、粗大ゴミ回収業者では面倒な作業をすべて作業員が行うので、すぐに粗大ゴミを処分することが可能です。

下記では、粗大ゴミ回収業者に依頼するメリット8つをご紹介します。

粗大ごみ回収業者は即日処分が可能

多くの粗大ゴミ回収業者は、即日処分に対応しています。

電話一本で駆けつけているため、粗大ゴミを処分したいと思ったらすぐに捨てることが可能です。

引っ越しなどで時間のない方やお仕事などで忙しい方は、粗大ゴミ回収業者に依頼するのがおすすめです。

粗大ごみ回収業者は深夜早朝の対応が可能

粗大ゴミ回収業者は、深夜や早朝の対応も行なっています。

日中は忙しくてなかなか粗大ゴミの処分ができない方でも、粗大ゴミ回収業者に依頼すると手軽に不用品を捨てることが可能です。

24時間体制で粗大ゴミの回収を行なっている業者もあるので、公式ホームページなどで確認しましょう。

粗大ごみ回収業者は4tトラックまであるからゴミ屋敷でも簡単回収

ゴミ屋敷の片付けなど粗大ゴミを含めた不用品の量が多い場合、ゴミ処理施設へご自身で持ち込むのはかなり手間がかかります。

粗大ゴミ回収業者では4tトラックなどの大きな車両を持っていることが多いです。

そのため、粗大ゴミの量が多い場合でもすぐに片付けることが可能です。

粗大ごみ回収業者はクレジットカードや銀行振込など多種多様な払い込みに対応

多くの粗大ゴミ回収業者は、現金のみならずクレジットカードや銀行振込などさまざまな支払い方法に対応しています。

そのため手元に現金がない方でも、手軽に利用することが可能です。

粗大ごみ回収業者ならトラックのせ放題プランでお得な処分が可能

粗大ゴミ回収業者では、トラックのせ放題プランのようなお得なパックプランを用意しています。

トラックのせ放題プランとは、名前のとおりトラックに乗せられるだけの粗大ゴミや不用品を定額で回収してもらえるお得なサービスです。

場合によっては、自治体で行なっている通常の粗大ゴミ回収より安く粗大ゴミを処分できる可能性があります。

【関連記事】トラックのせ放題プランについてさらに詳しい内容を知りたい方はご覧ください。

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2022年08月25日

粗大ごみ回収業者ならスタッフが分別・梱包・運び出しを行う

福岡市のゴミ処理場に持ち込む場合は細かく分別する必要がありますが、粗大ゴミ回収業者に依頼するとスタッフが分別を行なってくれます。

さらに、梱包や運び出しまで行なってくれるので、自分自身で行う作業はほとんどありません。

粗大ごみ回収業者は近所にバレない回収も可能

女性の引っ越しやゴミ屋敷の片付けなど、近所の方にはバレずに粗大ゴミを処分したい方にも粗大ゴミ回収業者はおすすめです。

業者によってはなるべく音をたてずに作業を行なってくれるサービスや、回収物が周りの方にわからないようにする梱包サービスなどを提供している場合があります。

粗大ゴミ回収業者に依頼する前に、プライバシーを守ってくれる配慮をしているのかを確認しましょう。

粗大ごみ回収業者なら自治体で処分できない不用品・粗大ゴミ回収もOK

粗大ゴミ回収業者では、どんな粗大ゴミや不用品でも回収しています。

もちろん自治体では回収していないゴミや、ゴミ処理場に持ち込みできない不用品なども、粗大ゴミ回収業者では処分が可能です。

危険物やリサイクル法の対象品などの不用品を捨てたい方は、ぜひ粗大ゴミ回収業者に相談してみましょう！

【関連記事】粗大ゴミ回収業者のメリットについてさらに詳しく解説しています。

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2022年10月14日

福岡市の粗大ゴミ処分は粗大ゴミ回収本舗へお任せ！

https://sodaigomi-kaishu.com/fukuoka/

粗大ゴミ回収本舗は、即日対応を行なっている粗大ゴミ回収業者で、年間実績は8万件におよびます。

スタッフは衛生管理教育を受けているため、分別や解体、そして運び出しから積み込みまで安全に行なっています。

また、深夜や早朝の回収にも対応していて、日中には時間のない方でも手軽に粗大ゴミなどの不用品を処分できます。

支払い方法も多数ご用意しておりますので、柔軟に対応可能です。

さらに、公式サイト限定割引やリピーター様割引など、さまざまなクーポンを提供しているため、少しでもお得に粗大ゴミを処分したい方にはおすすめです。

お見積りやご相談は完全無料！

福岡市で粗大ゴミ処分にお困りの際は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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