世の中、断捨離ブームが続いています。自分も断捨離をしたいけれど、なにから始めていいかわからないという方も多いと思います。だれに何を聞けばいいのか、こんな初歩的なことは聞けないと悩みます。

これは、そんな断捨離ビギナーさんのための記事です。聞きたくても、基本すぎて聞きにくかった「どこから片付けるか」というやり方などをまとめました。この記事が、断捨離を始める最初の一歩のきっかけになることを願っています。

断捨離を始める前にすべきこと！

散らかった部屋ををなんとかしたいとずっと思っていたけれど、きっかけがないまま過ごしてきたあなた！今、「自分も断捨離しよう」と気づいたのですから、絶好のチャンスです。

断捨離はやみくもに物を捨てても成功しません。断捨離を成功させるために最初にすべきことがあります。

どんな暮らしがしたいか、イメージする

ナチュラリスト、シンプルライフ、ミニマリスト・・・、世の中にはライフスタイルを表す言葉があふれています。あなたは、どんな暮らしを、ライフスタイルを送りたいと考えていますか？言葉だけでなく、具体的なイメージを思い浮かべましょう。

TVでやっていたスッキリ暮らしている人の部屋、訪れた友人宅、雑誌に載っていたお家、ミニマリストブロガーの暮らしぶり・・。なんでもいいので、具体的にイメージしましょう。それが、あなたの目指すべきゴールです。

自分にとってどれぐらいの物の量が適量か考える

物を捨てる、断捨離する前に、どれぐらいまで物を減らすかを考えましょう。現代人は、人ひとりが管理できる物の量をはるかに超えた物を抱え込んでいます。適正な量を超えると、当然、散らかります。

部屋や家の収納量と自分の持ち物の量を比べてみて、収納量を超えているなら、それは適正量を超えていると言えます。ただ、仕事上どうしても必要な物、趣味の物など人によって適正量は異なります。あなたが心地よく過ごせる量が適正量です。

自分の今ある持ち物を把握する

必ず最初にしなければならないことが、持っている物の把握です。いわゆる「全出し」と言われるものです。

全出しをしていると、「こんなものまで仕舞いこんでいたのか？」「これはいつ買ったのか？」「これは自分の物か？」など、存在すら忘れていた物がたくさん出てくると思います。

全部出したら、「要・不要」に分けて、不要な物はどんどん処分しましょう。

【ビギナーさん向け】断捨離の手順

これからご説明する断捨離の手順は、基本のキです。そんなことぐらい知っていると思われることも多々あるかもしれませんが、ご存じの方は基本に立ち返って、初めての方は、その通りに進めてください。確実に成果が表れるはずです。

冷蔵庫から

断捨離ビギナーさんは、部屋全体の断捨離から始めると却って散らかってしまい、「こんなことなら断捨離なんてしなければよかった」と後悔する危険性があります。成功体験を積んで、断捨離に自信をもって、徐々に大きなスペースに広げていくのがおすすめです。

狭いスペースの代表選手として、冷蔵庫の整理に着手しましょう。なぜ、冷蔵庫からかというと、狭いスペースであり、捨てるべき物がわかりやすいからです。

腐っている物、干からびている物、賞味期限が過ぎている物を残しておく人はいないと思います。冷蔵庫も、すべてのものを出し切り、明らかなゴミは躊躇なく捨てましょう。

毎日の暮らしの中でも、「食べきるまで買わない」を徹底すれば、整った冷蔵庫に生まれ変わります。

カバンの中身から

男女問わず、カバンの中が整理されている人は、「できる人」です。なにか一つ出すのに、カバン全体をひっくり返さなければならないのはNGです。去年のくしゃくしゃのレシートが入っていませんか？キャンディーの包み紙が入っていませんか？

毎日、帰宅したら、カバンの中身をすべて出し、明日には不要な物を片付けましょう。毎日、これを繰り返すと、カバンもとてもスリムになります。

引き出しから

さぁ、冷蔵庫やカバンで断捨離に慣れてきたら、いよいよ、家の中の物を断捨離していきましょう。その場合も、小さなスペースからはじめます。毎日、引き出しを一つひとつチェックして、不要な物を捨てましょう。

特に溜まりがちな文房具は、一種一品（例えば、ボールペンなら１本だけというように）にまで減らしましょう。引き出しに、空間があることが理想です。

床の上にある明らかなゴミは即捨て！

断捨離の記念すべき第一歩は、床の上のゴミを処分することです。床の上は、ゴミに限らず物があるだけで、散らかり感を醸し出します。とにかく床の上のゴミは、ゴミ箱、ゴミ袋に突っ込んでいきましょう。

ゴミの次は床の上の物です。読みかけの本、ゲームソフト、脱いだ服を片付けましょう。ずいぶん部屋の印象が変わったはずです。そして、片付けの時だけでなく、日々の暮らしの中でも床にゴミ、物は置かないことを続けましょう。

溜まっているゴミ・ゴミ袋は片付ける！

キッチンの隅やベランダにゴミ袋が溜まっていませんか？

たいていの自治体では、週２回の可燃ゴミ、月何回かの不燃ゴミなどの回収の日があります。その日を忘れず、ゴミは必ず出しましょう。一人暮らしで、ゴミ袋がいっぱいにならないから、いっぱいになるまで溜めているなど言い分があるかもしれませんが、ゴミやゴミ袋をためるのはNGです。ゴミ袋には大から中、小など大きさがいろいろありますから、使い分けましょう。

溜まったゴミやゴミ袋は生活感丸出しで、異臭や害虫を発生させるリスクもあります。スッキリ暮らしの対極です。

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2024年05月27日

断捨離における片付けのポイント

前章の具体的な断捨離のコツに続いて、断捨離を行う際に、心の片隅に覚えておいて欲しいポイントをまとめました。ここに列挙したポイントを意識しながら、片付け・断捨離を進めてください。

「使える・使えない」ではなく、「使う・使わない」を判断基準に！

大量に溜め込んだ物を捨てるのは、想像以上にエネルギーを使います。「もったいない」「まだ使える」「懐かしい」「高かったんだ」など、あなたの捨てようとする気持ちを邪魔する思いが次から次へ湧き上がってくることでしょう。

当然、ゴミは即捨てですが、そうでない物が厄介です。ゴミでない物を捨てるかどうかの判断基準は、「使える・使えない」ではなく、「使う・使わない」です。断捨離で捨てるものの大半は、まだまだ使える物だからです。

一世を風靡したコンマリさんの「人生がときめく片付けの魔法」でも、残すかどうかは「ときめくかどうか」でした。断捨離で残すべき物は、あなたが使いたいかどうかです。

収納グッズは増やさない

自分にとっての物の適正量とは、自分が管理できる量、収納に入るだけの量です。クローゼットに入らないからと言って、衣装ケースにたくさん服を収納しても、結局着る服には限度があります。本棚からあふれた本を収納するために本棚を無制限に買うわけにはいきません。他の収納グッズも同じです。

今ある収納に収まる範囲の物だけを持てば、物にまみれて暮らすことはなくなります。

インテリアグッズは不要

物があふれていた時には置く場所もなかったけれど、物が減り、空間ができると、その空間を埋めるためのインテリアグッズがほしくなります。おしゃれなインテリア、あこがれです！

しかし、インテリアグッズは不要です。100均のインテリアグッズは、ゴミだと心してください。

「用の美」という言葉をご存じですか？ 実用性の中に美しさがあるという意味です。もし、どうしても空間を埋めたくなったら、安物のインテリアグッズの代わりに、質のいいスタンドなど実際に使う物を置きましょう。

自分以外の物は捨てない！

断捨離は必ずしもスムーズに進みません。そんな時、家族の物が目にはいったら、「こんなものがあるから断捨離が進まないんだ」と思ってしまいがちです。

でも、絶対に自分以外の物を許可なく捨てないでください。断捨離には、家族の協力は必須です。勝手に人の物を捨てたりしたら、断捨離はとん挫です！

片づけたゴミ・不用品はその都度処分！

断捨離を進めると、想像以上のゴミや不用品が出ます。それを部屋の隅やベランダに積み上げるのはNGです。せっかく、断捨離をしてスッキリしようとしているのに、却って散らかった感じになってしまいます。

ゴミの日には必ずゴミを出してスッキリしましょう。不用品・粗大ゴミもその都度片付ければ、達成感を味わえます。

断捨離にかかる時間を考えて、効率的に！

断捨離を始めると気付かれると思いますが、断捨離は、想像以上に時間がかかります。まして、仕事をしながら、家事・育児をしながらならなおさらです。

ここでは、部屋の大きさ別、断捨離にかかる時間とプロの片付け業者にお願いした時にかかる時間を比べられるよう、表にまとめました。

※　それぞれにかかる時間は、不用品の量、種類によって異なります。

自分だけで断捨離を進めるのと、プロの業者に依頼するのとではかかる時間に明らかな差があります。自分でやる断捨離は、時間がかかればかかるほど、途中挫折するリスクも高くなります。

プロに依頼して一気呵成に片付けて、その状態をキープするのにエネルギーを使った方がスッキリします。一考の価値ありです。

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ゴミ屋敷の片付け業者おすすめランキング！部屋の清掃業者も紹介

本記事ではゴミ屋敷の片付け業者のおすすめランキングを紹介します。ゴミ屋敷の片付けをプロに任せたい方は本記事を参考にしてください。

2024年06月01日

断捨離のお手伝いなら、粗大ゴミ回収本舗におまかせ！

断捨離を行う場合、断捨離にかかる時間の差を考えれば、プロの業者に依頼することをおすすめします。なかでも、「粗大ゴミ回収本舗」がおすすめです。

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