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この記事では終活で取り組むべきことを解説します。
近年は、深刻化する少子高齢化問題を背景に、終活が大きく注目されるようになりました。
「周囲に負担をかけずに最期を迎えたい」と考え、終活を始める人は年々増加しています。
しかし終活と言っても、その内容は身辺整理から保険の見直しまで多岐に渡り、注意点も様々です。
そこで本記事では、終活の具体的な手順や注意点、費用などを解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
目次
終活とは、人生の終わりを迎えるための様々な準備や整理のことです。
「家族の負担を減らせる」などのメリットがあり、特に50代から終活を始めるメリットには、以下のようなものがあります。
終活には体力、気力、判断力が必要になるため、早く始めるほどメリットは大きくなります。
老後の資金についても、70代で足りないと気づくより、50代で気づいたほうが、資金を工面しやすいです。
終活はまさに「備えあれば憂いなし」の考え方が当てはまるので、なるべく早い時期に始めることをおすすめします。
終活でやるべきことは多岐に渡るため、ここでは優先順位を付けて詳しく解説したいと思います。
終活ノート(エンディングノートとも)とは、終活に必要なことや考えをまとめるためのノートのことです。
終活を円滑に進めることが目的であり、主に以下のような内容を書きます。
ただし、終活が初めての人は何をどう書けばいいか分からないと思うので、市販の終活ノートや、自治体配布の終活ノートをおすすめします。
終活ノートを無料で配布している自治体は多く、福岡市の場合、市役所や各区役所などで終活ノートを入手可能です。
気になる方は「福岡市 終活ノート(もしくはエンディングノート)」などでご検索ください。
身辺整理は、年齢を重ねて体力と判断力が落ちるほどに大変になるので、50代で始めるメリットは非常に大きいです。
身辺整理のコツは、持ち物を以下の4種類に分けて、処分を考えることです。
| 種類 | 具体例 |
| 貴重品 | 印鑑通帳、各種身分証、重要書類、貴金属 |
| 普段使っているもの | 衣類、食器、生活用品 |
| 1年以上使っていないもの | 古着、古本、押し入れや物置にある不用品 |
| 処分を迷うもの | 写真、手紙、贈り物、趣味の品 |
「1年以上使っていないもの」はなるべく処分し、「普段使っているもの」についても、定期的に見直して整理する習慣を身に着けましょう。
「処分を迷うもの」は必ずしも捨てる必要はありませんが、扱いを家族と話し合ったり、形見分けのリストを作っておきます。
そのほか、ペットの終活も早めに考えなくてはいけません。
飼い主が元気なうちに、引き取り先、ペット保険への加入、ペットの最期(供養・お墓)などを考えておきましょう。
もし最後まで一緒に居たい場合は、ペット可の老人ホームもあります。
ただし、非常に人気が高いため、早めに検討しておくことをおすすめします。
また、負担付遺贈の場合、ペットに遺言書で遺産を残すことはできませんし、引き取り先を提示しても、ペットは財産と同じ扱いなので、拒否されることもあります。負担付死因贈与契約にすれば、契約なのでペットを遺贈した場合の放棄はありません。
ですが、遺言はペットの生活自体が保障される制度ではありません。
できるだけペット信託の利用を考えてください。ペット信託ならば、自身の死後はもちろん、認知症を患った際にも効力を発揮します。
ペットのために財産が使え、トリミングや散歩の頻度やごはんの内容、葬儀についてなどの飼育環境の指定も可能です。必ずペットの生活が保障されるのが、ペット信託のメリットです。
さらに、ペットが亡くなった後余った財産に関して誰に渡すかどうかも選択しておけるので、ペットを世話してくれた人へ渡すこともできれば、家族に戻すこともできます。
財産整理では、まず最初に財産をリスト化して、財産目録を作成するところから始めます。
終活ノートには財産情報を記入できる欄がありますし、ネットから財産目録のフォーマットをダウンロードすることも可能です。
以下は財産の具体例です。
不要な口座やサービス、クレジットカードがあったら、解約して整理します。
財産関連の書類や印鑑は、すぐ出せる場所にまとめておきましょう。
不動産や骨董品などの分割できない財産は、現金化して公平に分配するのか、特定の相続人が引き継ぐのかを検討します。
ただし、不動産や株、品物を現金化すると財産の評価額が変わり、相続税に影響を与える可能性があるので、詳しくは税理士などの専門家にご相談ください。
近年、情報化社会を背景に、デジタル終活の重要性が高まっています。
以下のようなデジタル情報の整理も、忘れずに行ってください。
重要なデータはバックアップを取り、無駄なサービスは解約しましょう。
ログイン方法やロックの解除手順についても、終活ノートなどに書き留めておくことが重要です。
本人の死後、家族がスマホのロックを解除できず、サービスの解約に困る事例が増えています。
50代の終活で実際に不動産を整理する人は少ないですが、住まいの売却額や地価相場を定期的にチェックし、将来の選択を考えることはできます。
不動産整理の主な選択肢は、売却、相続、生前贈与の3つです。
それぞれのメリットとデメリットは次の通りです。
◯不動産の売却
| メリット | 現金化して複数の相続人に公平に分配できる |
| デメリット | 現金だと相続税が高くなることがある |
◯不動産の相続
| メリット | 相続税が安くなるケースが多い |
| デメリット | 不動産の維持にコストがかかる |
◯不動産の生前贈与
| メリット | 好きな人に、好きなタイミングで贈与できる |
| デメリット | 贈与税は相続税より高い傾向にある |
不動産の相続評価額は、基本的に取引価格よりも低い額で評価されるため、不動産として相続することで、相続税を安く抑えられる場合があります。
詳しくは税理士などの専門家にご相談ください。
保険に加入している人は、生命保険や医療保険などの契約内容を見直します。
50代だと子供がそろそろ独立する頃なので、子供の養育費のために高額の生命保険に入る必要性は低いと言えます。
保障額を減額したり、保障期間を短くするなど、毎月の保険料を減らすことを検討してみてください。
医療保険については、保障の範囲や入院給付金、付帯サービスなどが将来のニーズと合致するか、チェックしましょう。
遺言書とは、自分の死後に財産をどう分配するかを定めた法的な書類です。
遺言書を作成する人は70代~80代が中心ですが、最近は50代で遺言書を用意する人も多いです。
終活ノートには法的効力がないため、トラブルを避けるためにも遺言書はぜひ作成しておきましょう。
遺言書には公正証書遺言と言って、専門家による立ち会いのもと作成する遺言書もあります。
費用は2万円~10万円(法律家に任せる場合は10万円~30万円)ほどかかりますが、書き方の不備で遺言が無効になる心配がありません。
50代のうちに老後の医療と介護を考えておくと、将来の不安を軽減できますし、保険の見直しにも大いに役立ちます。
どのような医療・介護を受けたいかは、終活ノートを参考にすると良いでしょう。
終活ノートには、終末医療、延命治療、介護の希望に関する選択肢が設けられており、チェックを入れるだけで意思を表示できる仕組みです。
葬儀で決めることは、参列者・宗教・葬儀費用の3点です。
参列者の人数が分かれば葬儀費用の目安が分かりますし、自身の交友関係を振り返るきっかけにもなります。
近年は、家族だけが参列する家族葬や、通夜を省いた一日葬など、お金のかからない葬儀も増えているので、選択肢に加えるのも良いでしょう
お墓については、以下の3点を考えます。
墓じまいとは、先祖代々のお墓を撤去し、使用権を墓所の管理者に返すことを指します。
最近は経済的負担やお墓の継承者不足を背景に、墓じまいを行い、納骨堂や合祀墓、自然葬などを選ぶ人が増えています。
ただし、お葬式もお墓参りも残された家族が行うものなので、家族とよく話し合ってから決めましょう。
終活費用は、おおよそ100万円~300万円が目安とされています。
費用の内訳は次の通りです。
| 種類 | 費用の目安 |
| 終活ノート | 1,000円前後 (自治体配布の終活ノートは無料) |
| 身辺整理 | 数万円~50万円(業者に頼む場合) |
| 不動産整理 | 自宅の解体費:100万円~400万円 土地の整地費:1㎡あたり500円前後 売却費:売却額の4~6%(仲介料や税金など) |
| 相続手続き | 自分で手続きする場合:3,000円~ 専門家に依頼する場合:10万円~50万円 |
| 保険 | 生命保険:1.5万円~2万円/月 医療保険:7千円~1万円/月 (50代の平均保険額) |
| 葬儀 | 100万円~150万円 |
| お墓 | 購入費:80万円~250万円(墓石費+永代使用料) 墓じまい費:20万円~50万円(撤去費+供養費+離檀料) |
50代の終活なら、自宅の解体やお墓の購入を行う人は少ないですが、だいたいの金額は頭に入れておきましょう。
毎月必要な貯蓄額の目安になります。
ここでは終活で失敗しないための注意点を解説します。
終活は家族との共同作業です。本人ひとりだけが行うものではありません。
相続、老後の医療介護、お墓の準備など、いずれも家族の意向を無視して決めることは不可能です。
ネットで連絡を取ったり、家族会議を開いたりして、積極的に話し合いの場を設けましょう。
身辺整理では、「捨てて後悔するもの」にご注意ください。
以下は、50代以降で捨ててはいけない品目の一覧表です。
| 種類 | 具体例 |
| 必要なもの | ・仕事の書類 ・退職金や年金に関する書類 ・冠婚葬祭で使うもの ・災害時に使うもの |
| 財産になるもの | ・株券、権利証 ・趣味で集めたコレクション ・昔からある骨董品 |
| 思い出になるもの | ・デジタル化していない写真 ・昔もらった手紙や年賀状 ・子供が学校で作った作品 |
大前提として、家族のものを勝手に捨てるのは厳禁です。
50代以降になると、家を出た子供部屋の整理を行う人は多いと思いますが、その際も子供に確認を取ることが必須になります。
【関連記事】身辺整理で捨てる物と捨てない物を詳しく知りたい方はこちら
断捨離で捨てるべきものリスト!捨ててはいけないものも紹介!
本記事では、断捨離で捨てるべきものや効率的に進めるコツなどを紹介します。これから断捨離を行う方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

終活ノートは、家族などの第三者と共有するのが基本と考えられています。
このため、以下の情報を記入するのは避けましょう。
終活ノートには、スクラッチシールで情報を隠せるタイプのものもあります。
また、市販のスクラッチシールを購入して、自分で情報を隠すことも可能です。
身辺整理は体力と時間を消耗する作業なので、困ったら不用品回収業者などのプロに任せるのが一番です。
例えば以下のような時に、利用すると良いでしょう。
不用品回収業者に頼めば分別と運搬が一切不要なので、身辺整理が格段に楽になります。
ここでは、終活における不用品回収業者のメリットを具体的に解説します。
終活では、多くの品物を仕分ける必要があるため、非常に手間がかかります。
必要なものと不要なものを選別するのが大変なうえに、思い出の品への愛着の気持ちから、作業の手が止まるケースも少なくありません。
さらに、自治体のルールに従ったゴミ分別も必要です。
不用品回収業者は、「自治体のルールに従ったゴミ分別」を全て代行してくれるため、仕分けにかかる時間を大幅に減らすことが可能です。
終活で苦労するのが粗大ゴミの処分です。
粗大ゴミは自治体に収集してもらえますが、粗大ゴミの排出場所として、自宅の前や集合住宅のゴミ置き場を指定されることが多く、そこまでは自分で運ばないといけません。
ですが不用品回収業者ならば、自宅の中から粗大ゴミを運んでくれるため、重たい家具や家電でも、簡単に処分することができます。
基本的に自治体でゴミを捨てる際は、大量のゴミを一度に出せず、ゴミを小分けにして出す必要があります。
「臨時ゴミの収集」と言って、引っ越しや大掃除で出る大量のゴミを収集してくれる自治体サービスもありますが、すべての自治体で利用できるわけではありません。
不用品回収業者では、一軒家から出る大量のゴミでも回収できるので、ゴミをまとめて処分したい方は、利用してみると良いでしょう。
国の法律やゴミ処理場の処理能力などの理由により、自治体で処分できない品目は多いです。
自治体が収集しない品目は数十~100品目ほどあり、以下に代表的な品目を挙げます。
| 品目 | 該当例 |
| 電化製品 | 家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機) パソコン、パソコンモニター モバイルバッテリー |
| 重量物 | ピアノ、耐火金庫、バイク、自動車など |
| 危険物 | 灯油、ガソリン、薬品類など |
| 建築廃材 | ブロック、レンガ、瓦、石膏ボード、洗面台、浴槽など |
| 事業ゴミ | 事業系一般廃棄物、産業廃棄物 |
| その他処理困難物 | タイヤ、消火器、ガスボンベ、自動車部品など |
不用品回収業者ならば、上記品目をすべて回収できます。
一部の不用品回収業者では、不用品の処分の他に、終活に関するオプションサービスを利用できます。
など、終活を行いたい人のニーズに応えています。
不用品の処分費用とは別に、オプション費用がかかることが一般的ですが、場合によっては検討してみると良いでしょう。
終活のような大掛かりな片付けだと、費用がかかる傾向にありますが、ここではその費用を少しでも安くする方法をご紹介します。
不用品回収業者は便利なサービスですが、片付けてもらう量が多ければ多いほど、費用も高くなります。
そのため、書類・本・衣類など処分が簡単なものは、自治体で処分しておきましょう。
自治体で処分するのは面倒くさいという方は、
といったことで、費用が安くなる場合があります。
ただし、実際に安くなるかどうかは業者によって異なるため、何をすれば費用を抑えられるのか、業者に確認しておきましょう。
不用品回収業者における繁忙期は、引っ越しシーズンにあたる3~4月と、大掃除が行われる12月です。
この時期になると不用品回収の需要が高まるため、業者によっては価格が値上げされます。
終活を行う際は、こうした繁忙期を避けると良いでしょう。
終活をするのに決まった時期はなく、いつ始めても大丈夫なので、繁忙期を避けるのは簡単です。
不用品回収業者の料金は、サービス内容や人件費、補償内容などによって業者ごとに異なります。
安い業者を選びたいなら、複数の業者で見積もりを取る「相見積もり」がおすすめです。
相見積もりには、以下のようなメリットがあります。
ただし、あまり多くの業者に見積もりを頼んでも時間がかかるので、ネットの口コミなどを参考にして3社程度に絞ってから、見積もりを頼むといいでしょう。
不用品回収業者によく見られる追加料金は、以下の5種類です。
| 追加料金 | 内容 |
| 階段料金 | エレベーターがなく、2階以上からの搬出時にかかる料金 |
| スタッフ追加料金 | スタッフが追加されるときにかかる料金 |
| 早朝・深夜料金 | 営業時間外の早朝・深夜に依頼する際にかかる料金 |
| 即日料金 | 予約当日の回収を依頼する際にかかる料金 |
| 解体料金 | 大型の家具や家電を解体する際にかかる料金 |
こうした追加料金があまりかからない業者を選ぶことが大切です。
例えば粗大ゴミ回収本舗では、階段料金は2階まで無料・スタッフ追加料金は2名まで無料となっており、利用しやすくなっています。
不用品回収業者には、単品回収とパックプランという2種類の料金プランがあります。
単品回収とはその名の通り、不用品1点ごとに料金を計算するやり方のことです。
単品回収の費用相場は以下になります。
| 大きさ | 費用相場(1個あたり) |
| 小さくて軽い不用品 (布団など) |
500円~ |
| 中サイズの不用品 (電子レンジなど) |
1,500円~ |
| 大きくて重い不用品 (洗濯機など) |
4,000円~ |
単品回収に対して、パックプランとは、「軽トラック1台分の不用品で10,000円」というように、回収量に応じて料金をまとめて計算するやり方です。
終活では不用品が多く出るため、パックプランを利用する人が多い傾向にあります。
そのため、業者選びの際は、パックプランの料金に注目してみると良いでしょう。
パックプランの費用相場は以下になります。
| プラン名 | 目安の間取りとトラック | 料金相場 (平車、箱車などトラックによる) |
| Sプラン | 1R~1K・軽トラック | 10,000円~15,000円 |
| Mプラン | 1DK~2DK・1.5tトラック | 20,000円~35,000円 |
| Lプラン | 2DK~2LDK・2tトラック | 40,000円~80,000円 |
| LLプラン | 3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
パックプランの料金には、基本料金・回収料金・車両費等の諸費用が全て含まれているため、単品回収よりも1点あたりの回収単価を抑えられるメリットがあります。
【関連記事】九州でおすすめの不用品回収業者を知りたい方はこちら
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