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引っ越しゴミを処分するには?不用品の捨て方や引き取り先・料金相場

公開日
2022年10月30日
更新日
2024年08月22日

この記事は、引っ越しのゴミにおける種類別の捨て方や処分方法、それぞれの料金相場や注意点を解説します。

引っ越しは多種多様なゴミを処分するタイミングです。

自分に合った方法で効率良く捨てることが重要といえます。

引っ越しのゴミを処分するさまざまな選択肢を把握したうえで判断できるため、ぜひ参考にしてください。

 

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引っ越しのゴミを処分する方法を種類別に紹介

引っ越しで処分するゴミには以下の種類があります。

  • 可燃ゴミ
  • 不燃ゴミ
  • 資源ゴミ
  • 粗大ゴミ

それぞれの捨て方を解説します。

可燃ゴミ・不燃ゴミ・資源ゴミ

可燃ゴミや不燃ゴミ、資源ゴミはいずれも自治体で簡単に処分できます

自治体により曜日や頻度は異なりますが、可燃ゴミは毎週、不燃ゴミは月に2回程度は回収してくれるでしょう。

資源ゴミとは雑誌などの紙類や布類、金属類、ガラス類などを指し、週に1度回収する地域が多くあります。

引っ越しの際これらのゴミは、できるだけ自治体で事前に処分しておきましょう。

もし引っ越し当日に出てしまった場合に回収日ではないときは、ゴミ処理センターに持ち込まなければなりません。

また引っ越し業者や、許可がない、もしくは提携していない不用品回収業者は一般ゴミに対応していないため、依頼することはできません

粗大ゴミ

粗大ゴミを処分する場合は自治体・引っ越し業者・不用品回収業者のいずれかを利用します。

自治体は手間と時間がかかるが安い、引っ越し業者は対応していることが少ない、不用品回収業者は料金が高いが利便性が高い、などの特徴があります。

価値のある粗大ゴミの場合は、リサイクルショップなどを利用して売却するのも1つの方法です。

いずれにしても、可燃ゴミのように手軽には捨てられないため事前の計画が重要になります。

 

引っ越しのゴミを処分する方法

引っ越しのゴミを処分する方法

引っ越しのゴミを処分する方法それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。

自分の可処分時間や予算などを考慮し、複数の方法を使い分けたり一括で依頼したりなど処分方法を考える参考にしてください。

 

自治体の回収サービス

可燃ゴミなどを処分する場合は自治体以外の選択肢は考えなくても良いでしょう。

対応できる業者に依頼するとしても、自治体のゴミ袋で簡単に処分できる以上コストパフォーマンスが悪すぎます

しかし、自治体の粗大ゴミ回収に関しては難点があります。

自治体における粗大ゴミとは30〜50cm以上の物を指すゴミです。

回収予約をしたうえで処理券を購入し、決められた日時に自分で搬出します。

多くの手間がかかるうえに、すぐに予約が取れるわけではなく1週間から長ければ1ヵ月以上必要なこともあるでしょう。

料金は安いものの、忙しい引っ越し時期には負担の大きな処分方法です。

また、自分で搬出できない物や、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品などは別の方法で処分しなければならない問題もあります。

メリット

  • 料金が安い
  • 依頼先を選ぶ必要がない

デメリット

  • 時間・労力が必要
  • 希望の日時に予約しづらい
  • 自分で搬出しなければならない
  • 処分できる品目や数量に限りがある

 

自治体指定のゴミ処理場

自治体が指定するゴミ処理場に自分で運び込む処分方法です。

自治体により異なりますが、基本は一般ゴミや粗大ゴミに対応しています。

しかし、ざわざ運び込むため自宅で簡単に処分できる可燃ゴミなどでは利用することのない処分方法です。

引っ越し時の主な使い方は、自治体での粗大ゴミ回収が引っ越しまでに間に合わなかったときや、引っ越し当日にゴミが出たときに利用します。

価格は自治体と同じく安い処分方法です。

メリット

  • 料金が安い
  • 自治体の回収サービスより早く処分できる

デメリット

  • 自分で搬出・運搬する必要がある
  • 運べる量に限界がある
  • 緊急時以外はあまり効率的な方法とはいえない

 

引っ越し業者

引っ越し業者は基本的に可燃ゴミや不燃ゴミのような一般ゴミには対応していません。

また、粗大ゴミに対応している業者もまれです。

多くの業者が対応しているのは以下のサービスになります。

  • 家電リサイクル法対象製品の回収
    (冷蔵庫、冷凍庫・洗濯機、乾燥機・エアコン・テレビ)
  • 買取サービス

例として、サカイ引越しセンターとアート引越センターの対応サービスを紹介します。

回収品目 買取りサービス
サカイ引越しセンター ・家電リサイクル法対象製品

・ピアノ

・一部地域は委任状があれば粗大ゴミの回収に対応可能

多品目の買取りに対応
(訪問・郵送・持ち込み)
アート引越センター ・家電リサイクル法対象製品 非対応

以上のように、粗大ゴミの回収は限定的です。

複数品目を処分したい方には利用しづらいため、家電リサイクル法対象製品だけの場合に利用を検討しましょう。

メリット

  • 引っ越し当日に処分できる
  • 手続きを一元化できる

デメリット

  • 粗大ゴミはほぼ処分できない
  • 引っ越し日前に処分できない

 

フリマアプリ・リサイクルショップ

市場価値のある不用品の場合は売却する方法も考えられます。

ネット検索などでリサーチしてみて、高値で売却できそうな物がある場合のみ検討しましょう。

フリマアプリは売却できるか分からないことや、手続きがとても面倒な点があります。

リサイクルショップはわざわざ持ち込む割に、それほど査定額がつかないことがほとんどです。

余裕があるか希少価値の高い物だけ検討しましょう。

メリット

  • 価値のある物は高価買取の可能性がある
  • 不用品を現金化できる

デメリット

  • 必ず売れるわけではない
  • 手続きが面倒

 

友人・知人へ譲渡

まだ使えそうな不用品は友人・知人へ譲ると喜ばれるかもしれません。

使わない家電製品やオーディオ機器など、人によっては価値を感じる場合もあります

状態が悪いものや故障がある場合は避けたほうが良いですが、引っ越し前に一度周囲へ聞いてみると良いでしょう

メリット

  • 無料で処分できる
  • 喜ばれるかもしれない

デメリット

  • 欲しがる人がいない可能性がある
  • まとめて処分できない

 

不用品回収業者

不用品回収業者はほとんどの不用品を処分できます。

また、一般廃棄物収集運搬行許可を取得している業者や提携している業者であれば、可燃ゴミや不燃ゴミの回収も可能です。

品目を選ばず処分できるため、引っ越しのゴミをまとめて処分できるほか、大量の不用品なども回収してくれます

自治体に比べ料金は高いものの、サービス内容が良いことや定額で多くの不用品を回収できる「定額プラン」などもあるため、コストパフォーマンスには優れています

さらに、好きな日時で予約できることに加え、自宅内から搬出してくれるため依頼人は一切の苦労なくゴミや不用品を処分可能です。

早朝や深夜、不在時に回収してくれる業者もいるため、もっとも使い勝手の良い処分方法といえます。

部屋の片付けやハウスクリーニングにも対応していることもあるため、引っ越しの作業をまとめて依頼したい方におすすめです。

メリット

  • 処分品目が多くゴミをまとめて処分できる
  • 大量のゴミをお得に処分できるプランがある
  • 自分で分別や搬出をしなくて良い
  • 複数の作業を依頼できる
  • 即日を含め好きな日時に依頼できる

デメリット

  • 料金は自治体より高い
  • 業者を選ぶ必要がある

 

引っ越しのゴミを処分するときの料金相場

引っ越しのゴミを処分するときの料金相場

引っ越しで良く処分する粗大ゴミの料金相場を自治体・引っ越し業者・不用品回収業者それぞれ紹介します。

 

自治体

自治体は他の処分方法に比べて安く処分できます。

しかし、重いものや大きな物を処分する場合や不用品の量が多くなるとコストパフォーマンスが悪くなるのが特徴です。

品目 料金相場
ベッド 1,200円〜
ソファ 2,000円〜
テーブル 400〜1,200円
冷蔵庫 処分不可
テレビ 処分不可

 

引っ越し業者

対応できる業者は少ないですが、粗大ゴミを回収できる場合もあります。

料金は不用品回収業者とそれほど変わらないため、回収品目が少ないことや引っ越し当日の回収しかできないなどを考慮すると、若干コストパフォーマンスが悪い方法です。

品目 料金相場
ベッド 4,200円〜
ソファ 3,000円〜
テーブル 3,000円〜
冷蔵庫 6,000円〜
テレビ 5,000円〜

 

不用品回収業者

不用品回収業者は回収のプロなので当然ですが、使い勝手や時間効率の面では万能です。

価格は自治体より高くなりますが、自分の稼働時間も考慮すると決して高くはありません

単品の処分料金と、定額で大量の不用品をトラックで処分できるパックプランの相場を紹介します。

品目 料金相場
ベッド 3,980円〜
ソファ 3,980円〜
テーブル 3,980円〜
冷蔵庫 5,980円〜
テレビ 3,980円〜

 

続いてのせ放題プランの料金相場です。

品目 料金相場
軽トラック(1R〜1K) 10,000円〜25,000円
1.5tトラック(1K〜1DK) 25,000円〜45,000円
2tトラック(1LDK〜2DK) 50,000円〜72,000円
4tトラック(3LDK) 80,000円〜

ゴミの量が多くなるほどコストパフォーマンスが良くなるため、ゴミの種類や量が多いときにおすすめです。

また、とにかく楽に処分したい方は不用品回収業者にしておけば間違いありません。

 

引っ越しのゴミを処分するときの注意点

引っ越しのゴミを処分するときは、その価値を確認したうえで早めに予約を取ることが重要です。

また、時間や手間をかけたくない場合は、無理をせず不用品回収業者に依頼することも検討しましょう。

 

処分前に価値を確認しておく

引っ越しのゴミ(不用品)のなかには、買取りに出すことで現金化できる可能性がある物もあります

調べずに自治体で処分してしまうと、価値のある物を処分してしまうかもしれません

とはいえ細かな物まで一つずつリサーチするのは大変なので、売却できそうな物に絞りインターネット検索などで調べてみると良いでしょう。

また、「引っ越しの効率が悪くなる」「買取りに出したりフリマアプリでの出品は面倒」という方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。

買い取れない物はその場で回収してくれます。

 

自治体・引っ越し業者を利用する場合は早めに相談する

自治体は予約がいつ取れるか分からないため、引っ越し1〜2ヵ月前くらいには予約をしておいたほうが安全です。

3〜4月などの引っ越しシーズンは回収までに1ヵ月以上の期間を要する場合もあります

また、前述した通り引っ越し業者は対応できないことが多いため、依頼したい引っ越し業者にゴミの処分を事前に相談しておきましょう。

引っ越し当日に対応できないことが判明すると処分に苦労します。

 

間に合わない場合は無理せず不用品回収業者を利用する

引っ越しが近づくにつれ、各種手続きを含め準備が忙しくなってきます。

仕事をしながらだと尚更ゴミの処分に手間をかけるのは難しいでしょう

もし、引っ越しまでに間に合いそうにない場合や、体力的に難しい場合は無理をせず不用品回収業者に相談してみてください。

予約の電話一本するだけで、ゴミの分別や自宅内からの搬出、不用品の買取りまで依頼できます

片付けの手伝いやハウスクリーニングにも対応している場合があるため、引っ越しの負担を減らしたい方には最善の方法です。

また、早い段階で時間的に余裕がないことが分かっている場合は、始めから不用品回収業者に依頼することをおすすめします。

処分するゴミを決めて予約しておくだけなので、気持ちが楽になるほか引っ越し後の整理整頓にも余裕を持って取り組めるでしょう

 

引っ越しのゴミ処分は粗大ゴミ回収本舗におまかせ!

引っ越しのゴミ処分は、自分が使える時間や労力を考慮して決めることが大切です。

予算と相談しながら最適な方法を検討してみてください。

引っ越し作業の負担を少なくしたい方は、粗大ゴミ回収本舗がおすすめです。

各種ゴミの処分や不用品の回収・買取りはもちろん、部屋の片付けやハウスクリーニングにも対応しています。

処分品が多い場合でも、徹底した経費削減により実現した格安の定額プランがあるから安心です。

人気のパックプランであれば、引っ越しのゴミ処分に十分な量を「9,800円~」で回収できます。

粗大ゴミ回収本舗」は出張見積もり・キャンセル無料なのでお気軽にご相談ください。

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引っ越しのゴミは引っ越し業者で処分できますか?
引っ越し業者は基本的に一般ゴミに対応していません
また粗大ゴミや不用品の回収に関してもほとんどの業者が一部商品のみの対応、もしくは地域限定での対応となっています。
その理由は、引っ越し業者は幅広い地域に対応するため、各自治体で許認可を取得する必要があるからです。


エアコン・テレビ・洗濯機、乾燥機・冷蔵庫、冷凍庫などの「家電リサイクル対象製品」であれば、回収に対応する業者は多く存在します。
また、業者によっては買取に対応している場合もあるでしょう。
それ以外のゴミがある場合は、自治体や不用品回収業者に依頼してください。
引っ越しのゴミを処分するときの注意点は何ですか?
引っ越しのゴミを処分する際は、引っ越しまでの期間やゴミの処分にかけられる時間、予算に注意しましょう
引っ越しが近くなって自治体の予約が取れなかったり、引っ越し業者が対応できないことが判明すると急いで代替案を考えなければなりません。

不用品回収業者に依頼しようにも予算的に難しい場合もあるでしょう。
そのため、事前に各処分方法のメリット・デメリットを把握してスケジュールを立てるようにしみてください。
引っ越しのゴミを処分するための予算がないのですが、自治体で全て処分できますか?
自治体は一般ゴミの処分は手軽にできますが、粗大ゴミに関しては利便性に問題があります
例えば以下のような点です。


・希望の日時に予約が取りづらい
・処理券の購入など手続きが面倒
・冷蔵庫や洗濯機など、家電リサイクル法対象
・製品は処分できない
・自分で指定場所に運び出さなければならない
・処分できる数に上限がある(1度に10個までなど)
・そもそも引っ越しの粗大ゴミは処分できない自治体もある


上記に問題を感じる場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
依頼人に一切の負担なくゴミを処分できます

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