この記事では収納がない部屋の片付け方を解説します。

最近では、賃貸と戸建ての両方で、生活空間やデザインを優先し、収納が全くないか削られている物件が増えています。

古い日本家屋でも、収納は押し入れのみで実用性に欠けるケースは少なくありません。

収納が全くないと、片付けのたびに物を一時的に移動させたり、置き場所を探す手間がかかり大変です。

そこで本記事では、収納のアイデアも含めた狭い家の片付け方を紹介します。

収納がない部屋の片付け方│片付け編

ここでは、収納が全くない狭い部屋でも効率的に片付ける方法を解説します。

片付けるエリアを決める

収納が全くない狭い部屋には、物が散らばっているのが普通です。

一気に片付けようとすると混乱しがちなので、まずは片付けるエリアを決めましょう。

デスク周り、キッチンの引き出し1つ、ダンボール1個など、どこから始めても構いません。

大事なのは、小さな単位で区切ることです。

これはワンルームでも一戸建てでも同様で、効率的な片付けの基本的なポイントになります。

物をカテゴリーごとに分ける

片付ける場所が決まったら、そこにある物をすべて取り出して、床や机の上に並べます。

こうすることで、何がどれだけあるのかを把握しやすくなります。

次に、以下の3つのカテゴリーに分けましょう。

• 使っているもの
• 使っていないもの
• 判断に迷うもの

判断の基準例は次の通りです

判断は、「要・不要」ではなく、「使っている・いない」で行うことをおすすめします。

なぜなら、「必要かどうか」は本人の主観に左右されやすく、家族間でも意見が分かれやすい基準だからです。

一方で、「使っているかどうか」は客観的な事実になります。

使っているものは残し、使っていないものは捨てる―――このように機械的に振り分けることで、判断にかける時間を大幅に短縮できます。

また、「判断に迷うもの」はひとまず保留ボックスに入れて時間を置き、あとでまた考えてみてください。

使わないものを処分する

処分方法には次の3種類があります。

• ゴミとして捨てる
• 売却する
• 知り合いに譲渡する

狭い家や収納が全くない部屋の片付けでは、「ゴミとして捨てる」方法をおすすめします。

「捨てるのがもったいない」と感じるかもしれませんが、他人に譲渡したり、メルカリなどで売却したりするのは時間がかかる作業です。

貰い手が見つかるまで、狭い空間に大量の在庫を抱えることになり、あとで行う掃除や収納の邪魔になってしまいます。

高値で売れそうなもの以外は、全て処分する―――これが狭い場所での片付けのコツです。

掃除をする

以下は、狭い部屋を掃除する時のポイントになるので、参考にしてください。

１．持ち物を移動させる

掃除を始める前に、持ち物を部屋の隅、別の部屋、廊下などに避難させてから掃除を行います。

２．エリアごとに分けて掃除する

ワンルームだったら「リビングエリア」や「キッチンエリア」など、部屋をいくつかのエリアに分けて掃除します。

３．定期的に換気する

狭い部屋では空気がこもりやすいため、掃除後も定期的に換気を行い、新鮮な空気を取り入れます。

４．掃除グッズの購入は慎重に

狭い部屋は掃除が比較的ラクなので、掃除グッズを購入する必要は特にありません。

新しく買っても、収納スペースが全くないと置き場所に困るだけなので、よく考えてから購入しましょう。

使用頻度と使う場所を考えて収納する

最後に出した物をしまいますが、この時に以下の点を意識して、物を配置しましょう。

• よく使うものは、手の届くところに
• あまり使わないものは、高い所や奥側に
• 使うものと使う場所は一致させる

「使うものと使う場所を一致させる」とは、物の定位置を決めることです。

洋服は洋服ダンスに、本は本棚に、キッチン用品はキッチンに、というように物の住所を振り分けます。

この時、生活動線も意識して定位置を決めてみてください。

例えば、玄関に財布と鍵を置けばスムーズに外出できますし、ベッド脇に携帯の充電器を置けば、寝る前や起きた時にすぐに充電ができて便利です。

困ったらプロに片付けてもらう

狭い部屋では物が散らかりやすく、何をどう片付けたら良いか混乱しがちです。

また、大きな粗大ゴミを運ぶのが大変で、収集日までゴミの置き場所に困ることもあります。

そんな時は、不用品回収業者などのプロに片付けを任せましょう。

面倒な分別や運搬を代わりにやってくれますし、いつでも好きな時に不用品を回収してもらえます。

費用は間取りが1R・1Kの片付けで1万円～が目安です。

手軽かつ安全にすっきりとした空間が手に入るので、困ったら積極的に利用することをおすすめします。

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2024年07月31日

収納がない部屋の片付け方│収納アイデア編

ここでは収納がない部屋における効率的な収納方法について解説します。

狭いスペースでも有効に使えば、部屋を広く見せることができるので、ぜひ参考にしてください。

一つの収納家具に物をまとめる

収納が全くない部屋では、大型の収納家具を1つ置くのがおすすめです。

収納を分散しすぎると、かえって使い勝手が悪くなったり、部屋に圧迫感が出て「狭い」と感じやすくなります。

具体的には、次のような家具があります。

• 収納棚
• 引き出し収納（チェスト）
• スチールラック
• ハンガーラック

例えば、最近のハンガーラックには、服以外のアイテムも置ける商品（マルチハンガーラック）が増えています。

靴やバッグ、小物を置ける棚やフックが付いたものが多く、限られたスペースでも効率よく収納できるようになっています。

デッドスペースを活用する

デットスペースとは、家の中で活用できていない無駄な空間のことです。

収納が全くない狭い部屋でも、デッドスペースをうまく活用することで収納力を高めることができます。

見た目に余裕が生まれ、部屋がより広く感じられるメリットもあるため、無駄な空間は最大限活用しましょう。

以下は、主なデットスペースの活用方法です。

「見せる収納」と「隠す収納」を使い分ける

見せる収納とは、オープンラックなどを使って、外から見える状態で物をしまう収納スタイルのことです。

一方、隠す収納とは、チェストや収納ボックスを使って、外から見えないように隠して物をしまう収納スタイルを指します。

それぞれの違いは次の通りです。

収納が全くないワンルームは、見せる収納をメインにすると良いでしょう。

（例：大きなオープンラックに収納ボックスを組み合わせるなど）

狭い空間と、開放的なレイアウトを両立させられます。

収納が少ない一軒家にも、人目に触れやすいリビングや、毎日使うものが多いキッチンに見せる収納を取り入れると効果的です。

収納家具を部屋の仕切りに利用する

収納は壁際に置くのが基本ですが、部屋の内側に置いて仕切り（パーティション）に使う方法もあります。

例えば、収納棚をベッドの近くに置けば、狭いワンルームでも、寝室とリビングスペースを擬似的に作ることが可能です。

オンとオフをきれいに分けられ、物の出し入れも簡単になり、一石二鳥の効果を得られます。

仕切りに使う収納家具は、背の低いものがおすすめです。

視界を確保できて開放感を保てますし、地震の時に倒れる心配もありません。

収納アイテムを買うタイミングは最後

収納アイテムを買うのは不要なものを処分して、身の回りが必要なものだけになってからです。

これにより、本当に必要な収納スペースが明確になり、収納アイテムを買いすぎる心配がありません。

まずは、狭い空間にあるものを片付けることが最優先です。

断捨離なども行いつつ、収納に割くお金と時間を最小限に抑えましょう。

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2024年06月13日

収納がない部屋の片付け方に困ったら粗大ゴミ回収本舗にお任せ

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粗大ゴミ回収本舗は九州北部で不用品の回収と片付けの代行を行っています。

ご予約をいただければ、最短30分以内に到着し、当日中に片付けを完了することが可能です。

限られたスペースのご自宅では、必要に応じて養生を行い、運び出しルートを確認してから作業いたします。

弊社では様々なパックプランをご用意しており、ワンルームから一軒家の片付けに対応可能です。

Sパック：9,800円～

Mパック：34,800円～

Lパック：54,800円～

LLパック：無料お見積り

大きな家具・家電の単品回収は、1個3,000円～を目安に承ります。

また、ハウスクリーニングや消臭・除菌、片付け屋掃除のお手伝いなどの清掃サービスもご利用可能です。

その他、お困りごとがあればお気軽にご相談ください。

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