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この記事では実家じまいにかかる費用を解説しています。
実家じまいとは、親が亡くなったり引っ越したりする際に、親の家を整理して処分することです。
最近では少子高齢化が進む中で、実家じまいを行う人が増加しています。
実家じまいでは、荷物の片付け、親の家の解体、売却などの作業が必要となり、費用も多種多様です。
そこで本記事では、各項目ごとの費用を詳しく解説するとともに、費用を安くする方法も紹介しています。
目次
それでは早速、実家じまいにかかる費用を見ていきましょう。
まずは、片付け業者の費用相場について解説します。
親の家にある荷物を家族だけで片付けるのは難しいため、業者に依頼するのが一般的です。
目安の間取りとトラック | 費用相場 (平車、箱車などトラックによる) |
1R~1K・軽トラック | 10,000円~15,000円 |
1DK~2DK・1.5tトラック | 20,000円~35,000円 |
2DK~2LDK・2tトラック | 40,000円~80,000円 |
3DK以上・4tトラック | 80,000円~要見積もり |
家具や家電の単品回収を依頼する場合の費用相場は、以下の通りです
なお、片付け業者は家財を「不用品」として効率よく回収するため、費用は後述する遺品整理よりも安くなる傾向があります。
遺品整理は、遺品の丁寧な仕分け、大量の家財処分、遺品の供養などが求められる作業です。
多くの人手と時間、配慮を要するため、費用は通常の片付けよりも高くなる傾向があります。
以下は、遺品整理サービスの費用相場です。
目安の間取り | 費用相場 |
1R~1K | 30,000円~80,000円 |
1DK~2DK | 50,000円~250,000円 |
2DK~2LDK | 90,000円~300,000円 |
3DK以上 | 150,000円~要見積もり |
参考までに、令和2年の総務省調査によると、遺品整理サービスの平均費用は10万円~40万円となっています。
建物の解体費用は、木造で3~5万円/坪、鉄骨造で6~7万円/坪、RC造(鉄筋コンクリート造)で6~8万円/坪が目安です。
以下の表は、建物の構造と坪数で分けた解体費用の相場になります。
30坪 | 40坪 | 50坪 | |
木造 | 90万~150万円 | 120万~200万円 | 150万~250万円 |
鉄筋造 | 180万~210万円 | 240万~280万円 | 300万~350万円 |
RC造 | 180万~240万円 | 240万~320万円 | 300万~400万円 |
この他にも建物の付帯工事費用が発生することがあり、相場は次の通りです。
工事の種類 | 費用相場 |
車庫の解体費用 | 木造:15,000円~30,000円/坪 鉄骨造:20,000円〜30,000円/坪 RC造:60,000円〜80,000円/坪 |
ブロック塀の撤去費用 | 5,000円~10,000円/㎡ |
樹木の撤去費用 | 3,000円~30,000円/本 |
土地の整地費用 | 500円/㎡ |
アスベストの除去費用 | 20,000円~85,000円/㎡ |
道路状況が悪く重機を入れられなかったり、隣家との距離が近い場合などは、追加費用が発生します。
不動産の売却には次のような費用がかかります。
種類 | 費用の目安 |
仲介手数料 | 売却価格×3%~5% |
譲渡所得税 | (売却価格-購入価格)×20% |
印紙税 | 0~3万円 |
仲介手数料とは不動産会社に払う成功報酬で、譲渡所得税と印紙税は税金です。
譲渡所得税は、売却価格が購入価格を下回った場合には支払う必要はありません。
清掃サービスは、親の家を売却したり、賃貸に出す時に利用することになるサービスです。
親の家を掃除しても売却価格が上がることはないのですが、内見に来た人に好印象を与えて、家が早く売れるメリットはあります。
ハウスクリーニングの費用相場は次の通りです。
間取り | 費用相場 |
2LDK・3DK | 60,000円~100,000円 |
3LDK・4DK | 70,000円~110,000円 |
4LDK・5DK | 80,000円~140,000円 |
キッチン | 10,000円~20,000円 |
トイレ | 6,000円~10,000円 |
消臭・除菌の費用相場は以下になります。
床面積 | 費用相場 |
約12m² | 6,000円~40,000円 |
約13〜25m² | 10,000円~70,000円 |
約26m²〜 | 20,000円~160,000円 |
害虫・害獣駆除の費用相場は以下になります。
種類 | 費用相場 (1回あたり) |
ゴキブリ | 15,000円~60,000円 |
コバエ | 30,000円~50,000円 |
ネズミ | 50,000円~250,000円 |
親の家を利用する予定がなければ、空き家として維持することになります。
建物は放置すると劣化が進むため、適切なタイミングで帰省し、メンテナンスを行うことが重要です。
空き家の維持費用の目安は以下になります。
種類 | 費用目安 |
固定資産税 都市計画税 |
数万円~数十万円/年 |
火災保険費 | 数万円~数十万円/年 |
光熱費 | 数千円~数万円/年 |
交通費 | 数千円~数万円 |
修繕費 | 数万円~数百万円(工事内容による) |
庭の手入れ費 | 数万円(1回あたり) |
これらを合計すると、空き家の維持には年間で25万~40万円かかります。
空き家を放置して維持費を節約することはできません。
近年、政府は空き家対策を強化しており、放置に対しては以下のような罰則があるので注意が必要です。
なお、行政代執行の費用は所有者に請求されます。
こちらは親が子供と同居する場合や、老人ホームに入居する際にかかる費用です。
以下は単身者と2人家族の引っ越し費用相場になります。
繁忙期(2~4月) | 通常期(5~1月) | |
単身者 | 50,000円~130,000円 | 40,000円~100,000円 |
2人家族 | 80,000円~220,000円 | 60,000円~160,000円 |
費用は引っ越しする距離と荷物の量だけでなく、時期によっても変わります。
2~4月には引っ越しする人が急増し、各社は値上げを行うので注意が必要です。
親が亡くなると、遺産を相続する際に相続税が発生します。
ここで言う遺産とは、以下の全てを含みます。
相続税の計算式は、相続税=(遺産総額-基礎控除)×10~55%の税率です。
(※基礎控除=3,000万円+(600万円×法定相続人の数))
遺産総額が基礎控除を下回る場合、相続税は発生しません。
登記(不動産登記)とは、所有者の住所氏名や、土地建物の所在を公の帳簿(登記簿)に記録する制度のことです。
実家じまいでは以下の登記が必要で、手続きには登録免許税という税金がかかります。
種類 | 内容 | 費用(税金) |
相続登記 | 相続時に必要 | 不動産評価額×0.4% |
所有権移転登記 | 売却時に必要 | 不動産評価額×2.0% |
減失登記 | 解体時に必要 | 1,000円(建物1軒あたり) |
登録免許税には免税や軽減措置が適用される場合があるので、詳しくはお近くの税務署にお問い合わせください。
登記手続きを司法書士に依頼することも可能です。
この場合、報酬として5~15万円ほどかかることがあります。
【関連記事】実家じまいの進め方や片付け方法を知りたい方はこちら
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実家じまいでは多くの費用がかかりますが、ここでは少しでも安くする方法を解説しています。
実家じまいでは片付け業者や解体業者など、様々な業者を利用することになりますが、相見積もりは必ず行いましょう。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを頼んで、価格やサービスを比較することです。
これにより、以下のメリットがあります。
依頼の際は、あらかじめ相見積もりだと伝えておくと話がスムーズです。
少数ですが相見積もりを嫌がる業者も存在します。
それに、最初に相見積もりだと言っておけば、見積もり後に「他社のほうが良い条件だった」と言ってキャンセルもしやすいです。
繁忙期に料金を値上げする業者は多く、可能であれば繁忙期を避けて依頼することが望ましいです。
以下は各業者ごとの繁忙期です。
業者名 | 繁忙期 |
片付け業者 | 3月~4月と年末年始 |
解体業者 | 2月~3月 |
引っ越し業者 | 3月~4月 |
実家じまいはいつ始めても大丈夫なので、繁忙期を避けるのはそれほど難しくはないでしょう。
実家じまいで利用できるのは、主に空き家に関する補助金です。
近年は実家の空き家化が社会問題になっており、各自治体は様々な補助金制度を用意しています。
例えば北九州市では、倒壊の恐れがある古い空き家の解体工事に対し、上限30万円を支給しています。
福岡市では、空き家を活用する人を対象に、家財処分やリフォームにかかる費用の一部(上限100万円)を支給しています。
そのほかにも、古いブロック塀の解体工事に対する補助金も利用可能です。
補助金の種類や金額、条件は自治体ごとに異なるため、詳しくは各自治体の窓口にお問い合わせください。
実家じまいの荷物整理は重労働なので、片付け業者に依頼するのが一般的です。
ただし、何もかも業者に任せると費用がかさんでしまうため、時間に余裕があれば、自分でできる作業は自分で行いましょう。
具体的には、
といった作業を事前に行うことで、業者に依頼する際の費用を抑えることができます。
なお、家具や家電などの重い荷物を自分で片付けるのは非常に危険です。
少なくとも、家具や家電の処分については、必ずプロの業者に任せましょう。
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