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IKEAの家具が引っ越し業者に断られてしまうのは、IKEA家具ならではの組み立てに関する事由に起因します。
具体的には以下の3つです。
IKEAの家具はサイズが大きいとされています。
IKEAは北欧のメーカーなので北欧サイズで規格されており、ニトリなど日本のメーカーと比較すると、どの家具も全体的に大きめのサイズです。
加えて、組み立て式の家具も多く、組み立てた後はサイズも大きくなってドアから出せないので、運び出せなくなってしまいます。
IKEA家具は解体が難しいことでも有名です。
そもそも解体を前提に作られていないので解体が難しいのは当たり前ですが、上記でも述べたようにサイズが大きいので、IKEA家具解体の際は広めのスペースが必要になります。
ただでさえ引っ越し時は部屋が散らかっているのに、狭いスペースでスムーズに解体できないとなれば断られてしまうのも頷けるでしょう。
難しい解体を終えた後、引っ越し先で再組立てが必要ですが、IKEA家具の場合、再組立すると解体前と同じ強度が保てなくなってしまいます。
IKEA家具にはカムロックネジと呼ばれる種類のネジが使用されることが多く、このカムロックネジが原因でネジ穴が広がりやすくなってしまうのが理由です。
また、そもそもIKEA家具は解体を前提に作られていないので、再組立は推奨されていません。
これらの点を踏まえて、引っ越し業者ではリスクを負えないため、IKEA家具の引っ越しが断られてしまうのです。
IKEA家具の引っ越し業者を断られたときの対策を3つ紹介します。
全ての業者にIKEA家具の引っ越しを断られてしまうわけではなく、中にはそうした事情を汲み取りIKEA家具の引っ越しに対応している業者もあります。
大手の各引っ越し業者におけるIKEA家具に対しての対応は以下の通りです。
大手の引っ越し業者各社 | 対応 |
ハート引越センター | 分解が必要な家具に関しては断られてしまう可能性あり |
ヤマトホームコンビニエンス | 家具の分解・組立自体は有償にて可能 ただし、木ネジを使用している家具は再組立時に強度が保てないので原則対応不可 |
アリさんマークの引越社 | 分解が必要な家具に関しては断られてしまう可能性あり |
サカイ引越センター | 分解が必要な家具に関しては断られてしまう |
アート引越センター | アート引越センターでは対応していないが、専門業社への委託で可能な場合あり(有償) |
上記の表から、大手の引っ越し業者では分解を伴うIKEA家具の引っ越しは断られてしまうとわかります。
ヤマトホームコンビニエンスやアート引越センターでは、対応してもらえる可能性があるため、分解が必要なIKEA家具を引っ越しさせたい場合、複数社から相見積もりを取るのも重要といえるでしょう。
対して、地域密着型の引っ越し業者の場合、IKEA家具に対応しているところもあるようです。
例えば九州地方対応のニコニコ引越センターでは、IKEA製品で分解を伴う家具の引っ越しにも対応していると明言しています。
(参考:ニコニコ引越センター)
大手の引っ越し業者にIKEA家具の引っ越しを断られてしまった場合は、地域密着型の引っ越し業者を利用するのもひとつの手段です。
先ほどの表で、大手の引っ越し業者各社では分解が必要なIKEA家具は引っ越しが難しいとわかりましたが、事前に自分で分解しておけば大手引っ越し業者でも対応してもらえます。
というのも引っ越し業者がIKEA家具の引っ越しを断るのは「解体が難しい」「再組立時の強度に不安がある」などの理由なので、自分で解体しておけば問題なく運んでくれるのです。
とはいえ、自分で解体したIKEA家具は引っ越し先に着いたら自分で再組立しなければなりません。
その際、再組立時の強度については保証されない点はあらかじめ考慮しておく必要があります。
多くの引っ越し業者に断られてしまうIKEA家具ですが、中にはIKEA家具を専門で取り扱い、解体・組み立てを行ってくれる業者も存在します。
九州エリアでは、組立家具サービス福岡という業者が、IKEA家具を含めたさまざまなメーカーの家具の解体・組み立てを受け付けています。
また、ANYTIMESという個人間の受発注マッチングサービスにも、IKEA家具の解体や組み立てを専門としているスキルを持った方がいるので、こうしたサービスを利用するのもおすすめです。
IKEA家具の引っ越しを業者に断られてしまい、泣く泣く処分することになった場合、不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。
引っ越し当日、IKEA家具が引っ越しできないと分かった場合でも、引っ越し業者が不用品を回収してくれないケースもあります。
先ほどのIKEA家具の対応のように、大手引っ越し業者各社の不用品処分に関する対応をまとめました。
大手の引っ越し業者各社 | 対応 |
ハート引越センター | 不用品処分は不可 |
ヤマトホームコンビニエンス | 不用品の買取・引き取りは不可 |
アリさんマークの引越社 | 有料にて引き取り可能 |
サカイ引越センター | 家電リサイクル法対象製品(テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫)以外の不用品は、エリアにより引き取り可能 |
アート引越センター | 家電リサイクル法対象製品(テレビ・エアコン・洗濯機・乾燥機・冷蔵庫)のみ引き取り可能 |
このように、引っ越し業者は不用品回収不可のところが多く、可能だとしても条件付きかつ割高の有償オプションになってしまいます。
そのため、引っ越しは引っ越し業者に、不用品処分は不用品回収業者に、のように分けて考えるのがベストといえるでしょう。
【関連記事】引っ越し時の家具処分についてはこちら!
引っ越し時の家具の処分方法7選!不用品回収のポイントとは引っ越し時の家具の処分方法や費用相場、費用を抑えるコツなどを解説します。家具の処分でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
引っ越し当日、泣く泣く不用品となってしまったIKEA家具等を処分する際、不用品業者を利用するメリットは多くあります。
不用品の引き取りに応じている引っ越し業者に処分を依頼するより、不用品回収業者に依頼した方が費用を抑えられる可能性が高いです。
引っ越し業者が不用品の引き取りに応じてくれる場合、引っ越し業者は不用品の処分を外部の業者に委託するのですが、このとき仲介手数料が発生します。
その費用は当然依頼主である自分に請求されてしまうため、引っ越し業者を通して不用品処分を依頼すると、直接不用品回収業者に依頼するより割高になってしまうのです。
また、不用品回収業者では引っ越しに伴う不用品処分の場合に適用される割引キャンペーンを行っていたり、公式サイトからの申し込みでのみ利用できるクーポンを発行していたりします。
これらの点から、不用品の処分は不用品回収業者に依頼した方が費用を大きく抑えられるでしょう。
引っ越し当日に急な不用品が出てしまっても、対応エリアを巡回している業者が多いため、不用品回収業者なら即日処分できてしまいます。
自治体で粗大ゴミを処分するとなれば、処分する日を決めて何日か前から動かなければなりませんが、不用品回収業者はタイミングさえ合えば最短30分程度で駆けつけてくれるので、その日のうちに不用品を処分可能です。
不用品回収業者の多くは、早朝深夜の回収対応も受け付けています。
引っ越し前日まで忙しくて時間が取れず、急に不用品が出てしまったのが朝早い時間・夜遅い時間でも駆けつけ可能です。
また、日時指定もできるので、ご自身のご都合に合わせて不用品を片付けられます。
不用品回収業者に依頼すれば、基本的に全ての作業は丸投げでOKです。
自治体での処分なら、複数の素材が使用されている家具等は分別・解体が必要な場合がありますが、不用品回収業者に依頼すれば業者のスタッフが分別・解体・運び出しまで行ってくれます。
立ち合い不要な業者もあるので、忙しい方でも安心して任せられるでしょう。
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粗大ゴミ回収業者おすすめ5選|即日OKの業者を掲載!おすすめの粗大ゴミ回収業者、料金相場、選ぶポイントなどをご紹介します。お得な業者を見つけて粗大ゴミの処分をスムーズに行いましょう。
IKEA家具を引っ越しする際は、引っ越し業者に断られてしまう可能性があるため、事前に入念な確認が必要です。
仮に引っ越しOKだとして引っ越し先で再組立しても、強度が足りず不用品になってしまう可能性も考慮しないといけません。
本記事で紹介した、IKEA家具を引っ越しするための対策等を参考に、スムーズな引っ越しを成功させましょう。
なお、IKEA家具が不用品になってしまった場合は粗大ゴミ回収本舗にお任せください。
引っ越し時の不用品回収から引っ越しのお手伝いまで受け付けており、梱包・運搬・搬出をサポートするほか、ハウスクリーニングまで実施可能です。
また、パック料金というシステムを採用しているので、プランごとに指定されたトラックにならいくら不用品を載せても一律料金で不用品を処分できます。
最安9,800円から依頼できるので、気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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