本記事では、ゴミ屋敷の片付けを依頼して100万円かかるケースがあるのかどうかについて解説しています。

結論としては、ゴミ屋敷片付けで100万円の費用がかかるのはまれです。

しかし、中には100万円程度かかるケースが実際にあります。

100万円かかるゴミ屋敷の状態や費用の内訳を解説するとともに、少しでも依頼にかかる費用を安くする方法についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

ゴミ屋敷片付けを依頼で100万円はまれ

ゴミ屋敷の片付けを依頼して100万円かかるケースは実際にあります。

しかし、非常にまれであり、よほどのことがない限り100万円もの費用がかかる心配はないでしょう。

では下記からは、実際に100万円かかるケースについて詳しく解説していきます。

ゴミ屋敷片付けに100万円かかるケース

ゴミ屋敷の片付けに100万円かかるケースは以下の通りです。

• ゴミの量が多い
• 部屋が多い
• 時間がかかる
• スタッフがたくさん必要
• 部屋・家の場所がよくない
• ぼったくりにあってしまう

ゴミの量が多い

ゴミの量が多いと100万円かかる場合もあります。

100万円もの費用がかかってしまうほどのゴミの多さは、以下の2パターンです。

• 天井の高さにまでゴミが積み上がっている
• 家の外にまでゴミが溢れかえっている

ゴミの量が費用に直結する理由は、人件費・技術費・車両費・運搬費がかさむからです。

ゴミの量が多ければ多いほど、片付けに必要なスタッフも増えるので人件費がかかります。

ゴミが分別必要なもの、素材別に処分方法が必要なものなら、それらを判別しながら作業しなければならないので技術費もかかるでしょう。

また、片付けたゴミを処理場まで運ぶための車両費や運搬費も比例して増えるのです。

少しでも費用を抑えたいなら、ゴミの量が少ないうち、できる限り早い段階でゴミ屋敷の片付け依頼をする必要があります。

部屋が多い

部屋が多ければ当然ゴミの量が増えるため、100万円かかってしまう場合もあります。

部屋の量はゴミの量に直結するので、ワンルームや1Kの間取りよりは、3LDK・4DLKなどのマンション・一軒家などの方がかかる費用は高いです。

また、部屋数が増えると作業の効率も落ちてしまいます。

部屋間の移動や、階段の昇り降りに体力や時間を奪われるので、これらも費用が高くなる要因です。

そのため、一人暮らしの人よりも家族など大勢で暮らしている人の方が、依頼にかかる費用は高くなる傾向にあります。

時間がかかる

時間がかかる場合も100万円かかる要因のひとつです。

当然ですが、作業にかかる時間はゴミの量に比例します。

1日の中での片付けにかかる時間だけでなく、日を跨ぐ場合についても考慮しなければなりません。

1日に必要な人件費・車両費等が次の日も必要となれば、単純に依頼にかかる費用は倍になると考えていいでしょう。

スタッフがたくさん必要

スタッフの数は人件費に直結するので、スタッフがたくさん必要なら100万円必要になる可能性があります。

スタッフの数も時間同様にゴミの量と比例しますが、量が少なくても運ぶのに苦労するゴミがある場合は大勢のスタッフが必要です。

例えば、天井にまでゴミが積み上がっているわけでないけど、サイズの大きい粗大ゴミがたくさんあるゴミ屋敷などは、運び出すのに人数が必要なので100万円かかる場合もあります。

部屋・家の場所がよくない

ゴミ屋敷となっている部屋や家の立っている場所がよくないと、余計な費用が発生して100万円に昇るケースも考えられます。

例を挙げると以下の通りです。

• 階段しかない4階のアパート
• 毎回エレベーターの昇降に時間がかかる超高層階
• 階段・ドアが狭く、そこを通ってゴミが運び出せない
• 立地から駐車場までの距離が遠い

これらの作業のしやすさを妨げる要素は、時間や人件費に関わるので、費用が割高になります。

ぼったくりにあってしまう

ぼったくりにあってしまうと100万円の費用がかかってしまいます。

同じ100万円でも、ぼったくりの場合は本来100万円かかるはずない依頼に100万円かかっているので損です。

後述しますが、ゴミ屋敷の依頼では相見積もりが欠かせません。

相見積もりを行わないと相場を把握できないので、ぼったくりにあっても気付けないからです。

A社で100万円だった見積もりがB社・C社では50〜60万円だった、というケースも少なくないので必ず相見積もりを取る必要があります。

ゴミ屋敷片付けの費用相場

ゴミ屋敷の片付け依頼にかかる費用相場は以下の通りです。

床からの積載量が50cm未満の場合

床からの積載量が100㎝未満の場合

床からの積載量が150㎝未満

ゴミ屋敷の片付けにかかる費用は、以下の項目から算出されます。

• ゴミの量
• ゴミの種類
• 部屋の数
• ゴミ屋敷がある場所・位置
• 清掃にかかる時間・人数

この中でもやはりゴミの量が費用を決定づける大きな要素です。

相場は大体決まっているものの、業者によって実際にかかる料金を見積もる際の機微は異なります。

業者の見積もり前にご自身で「これくらいだろう」とかかる料金を決めつけてしまうと、想定外の請求をされたときに損した気分になる可能性があるので注意が必要です。

ゴミ屋敷の片付けにかかる費用について詳しく解説している記事は以下でご覧いただけます。

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ゴミ屋敷片付けの費用を安く依頼するコツ

100万円はかからずとも、ゴミ屋敷の片付け依頼に多額の費用がかかる点は確実です。

ここでは少しでも依頼にかかる費用を安くするためのコツについて解説します。

• 相見積もりを取る
• 繁忙期の依頼を避ける
• 予算をあらかじめ伝える
• 自治体の支援がないか調べてみる
• キャンペーンで割引してもらう
• 早い段階で依頼する
• できる範囲で片付けておく

相見積もりを取る

ゴミ屋敷の依頼では相見積もりが必須です。

1社からだけの見積もりだと料金の比較ができないほか、相場感も把握できないので、ぼったくりにあってしまう可能性も高くなります。

業者によって最終的な見積もりは異なるので、必ず3社以上からは相見積もりを取るようにしましょう。

繁忙期の依頼を避ける

繁忙期に依頼するのを避けるのも費用を抑えるコツです。

ゴミ屋敷業者の繁忙期は、引越し業者と重なりやすく、3〜4月が最も忙しいとされています。

繁忙期はスタッフ確保のために人件費が上がるので、できる限り避けるようにしましょう。

とはいえ、ゴミ屋敷を放置しているとさらにゴミが増える可能性もあります。

片付けが苦手でこれ以上ゴミを増やさない自信がない方などは、すぐに依頼してしまった方がいいでしょう。

予算をあらかじめ伝える

予算をあらかじめ伝えておくと、予算分しか費用がかからない場合もあります。

見積もり20万円に対して予算が10万円しかない場合は、業者に正直に伝えてみると、10万円分の作業だけをしてくれる可能性があります。

業者によって対応が違うので、事前に確認が必要です。

また、見積もり20万円に対して予算の10万円で済ませる場合は、すべてのゴミを片付けてくれるわけではない点を理解しましょう。

無理に値切ってしまうと作業自体断られてしまうので注意が必要です。

自治体の支援がないか調べてみる

どうしてもお金がなくて払えないけど、ゴミ屋敷を片付けなければならない場合は、自治体の支援がないかを調べてみましょう。

例えば、東京都足立区ではいわゆるゴミ屋敷対策として、費用面に関して以下のような施策を実施しています。

• 費用100万円を上限に区が直接片付け等を行なう「支援」
• 町会・自治会等のボランティア団体が片付けに協力していただける場合に、5万円を上限に支払う「協力団体への謝礼金の支出」

いずれもゴミ屋敷の家主が自治体に対して協力的であることを前提に、そのうえでさまざまな理由から費用が支払えない状況での支援です。

こうした支援を実施しているかどうか、お住まいの自治体の対応を確認してみましょう。

お金がないときのゴミ屋敷片付け依頼に関しては以下の記事でも解説しています。

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キャンペーンで割引してもらう

ゴミ屋敷片付け業者はキャンペーンを実施しているところもあるので、積極的に活用していきましょう。

業者によっては初回割引・リピーター割引などを実施しており、費用を安くできます。

ほとんどの業者はホームページに詳細を掲載しているのでチェックしましょう。

できる範囲で片付けておく

できる範囲で片付けておくと、見積もりの際に割引してくれる場合があります。

ゴミ屋敷の片付けは作業のしやすさも費用に含まれるので、例えば動線を確保する程度でも自力で片付けておくと割引してくれる業者もいるのです。

ただし、業者によっては仕分けしづらくなるといった理由から依頼主が作業するのを嫌うところもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

ゴミ屋敷片付けを依頼するなら粗大ゴミ回収本舗

ゴミ屋敷の片付け依頼に100万円かかるのは非常にレアケースですが、放置しすぎたゴミ屋敷やぼったくりを行う悪質業者に当たってしまうと100万円近い請求が来る可能性があります。

ゴミ屋敷の片付け依頼にかかる費用を少しでも安くするには、とにかく早い段階での依頼と業者選びが重要です。

業者選びに迷ってしまう場合は、粗大ゴミ回収本舗をご利用ください。

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